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【レポート】『グランツーリスモSPORT』メディア体験会で新要素が一挙判明

東京のポリフォニー・デジタル本社にて、『グランツーリスモSPORT』のメディア体験会が実施されました。本体験会では、製品版に近いバージョンをプレイすることができましたのでレポートをお届けします。

ソニー PS4
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7月26日、東京のポリフォニー・デジタル本社にて、10月19日に発売を控えるPlayStation 4『グランツーリスモSPORT』のメディア体験会が実施されました。本体験会では、製品版に近いバージョンをプレイすることができ、レースモードだけでなく、デカールのカスタマイズや好きなスポットでお気に入りの写真を作れる「スケープス」などの要素が体験できましたのでレポートをお届けします。

ゲーム内容の解説はプロデューサーの山内一典氏が直々に行った。

ポリフォニー・デジタル内の体験会場。

■多機能なトップ画面


トップ画面から、「チャンピオンシップ」や「キャンペーン」、「グランドセントラル」などさまざまなモードにアクセスすることが可能。プロファイルではゲームの達成度や走行距離、所持している車の数などがわかるようになっています。また、ガレージで撮影した画像をプロフィール画像として使うこともできます。それらコンテンツは、シェア機能で世界中の仲間に共有することができます。実際に操作してみると、初めは複雑でわかりづらいかなと感じましたが、慣れていくと非常にコンパクトに機能にアクセスできるようになっていることがわかってきます。

■スポーツモード

「スポーツ」モードはFIA(自動車国際連盟)と『グランツーリスモ』が提案するオンラインのレースモード。同等の腕前のプレイヤー同士やマシンの性能を同等にそろえることができるマッチメイキングシステムが実装されています。プレイヤーのレベルは、速さを表すDR(ドライバーレーティング)とレースマナーの良さを表すSR(スポーツマンシップレーティング)で表示されます。

■キャンペーンモード


「キャンペーン」には、ドライブゲームの操作に不慣れなプレイヤーに向けた「ドライビングスクール」、レースのシチュエーションの一部が体験できる「ミッションチャレンジ」、サーキットのコースを学ぶことができる「サーキット エクスペリエンス」が用意されています。

「ドライビングスクール」は、7歳から77歳までプレイできるゲームを目指し、初めてさわるプレイヤーや久しぶりに『グランツーリスモ』をプレイするプレイヤーに向けたモードです。運転の仕方をレクチャーするイベントがいくつも用意されており、クリアすることで基本的な運転技術が学べます。どのモードにも初心者にもわかりやすいようにチュートリアルビデオが用意されています。

実際に「ドライビングスクール」をプレイしてみましたが、「車をまっすぐ走らせてみる」など車に触れたことがない全くの初心者でも理解できるようなイベントが細かく用意されていました。これはゲームの世界だけでなく実際の自動車の運転も理解できるので、自動車の免許を取りに行く予定の人にも役立ちそうです。

■アーケードモード


「シングルレース」「2プレイヤー対戦」「タイムトライアル」「ドリフトトライアル」など、おなじみのレースモードも健在。PS VRで遊べる「VR ドライブ」もアーケードモードに含まれています。

■ブランドセントラル


「ブランドセントラル」は、過去作に実装されていたカーディーラーの発展型です。ゲームに収録されている自動車メーカーの3Dモデルによるショールームや、オフィシャルのプロモーション映像、自動車メーカーの歴史と同時期に起こった世界の出来事を知ることができる「ミュージアム」が用意されています。全てのメーカーに「ミュージアム」が用意されているわけではありませんが、貴重な資料写真とともに歴史を紐解くことができるので必見です。

■スケープス


「スケープス」は用意された世界中の写真に車を配置し、自分だけのイメージ画像を作り出す機能です。用意されている写真はライティング情報、物理量、空間情報を持っているので、簡単な操作であたかもそこにゲームの愛車が存在しているようなイメージを作成することができます。世界中の有名な場所が写真に収められており、その中には車を持ち込むことが不可能なビルの屋上や厳島神社の鳥居の前など特殊な場所もあります。車体も何台も配置できるほか、ライトやハザード、ブレーキランプの有無も選択可能。


また、撮影機能が恐ろしく充実しているのも「スケープス」の特徴です。カメラを趣味にしている人にはおなじみの露出やシャッタースピード、色温度の調整、さらにはフィルター加工まで可能となっています。被写体の車の速度を設定できるので、流し撮り機能をオンにしておけば、シャッタースピードに準じた流れるようなイメージを作ることができます。

流し撮りでシャッタースピードを早くした場合。

シャッタースピードを遅くすると実際のカメラ撮影と同じ効果が得られる。

■リバリーエディター


車のボディカラーやホイールのカラー、デカールを自分でデザインできる機能です。ペイントはパーツ単位で塗り分けられるほか、フレーク塗装やマットペンとといった質感も選べます。車だけでなく、ドライバーのレーシングスーツやヘルメットのカラーもデザインすることが可能です。


体験会場で、実際にGame*Sparkデザインの車を作ってみました。ベースにする車種は、日産のGT-R ニスモ。ロゴが目立つようにすでに貼られたデカールのレイヤーを削除し、デザインしなおしました。かなり細かく作り込めるため、集中しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。完成したら「スケープス」で写真を撮るなり、レースに参加するなりで、自分でカラーデザインした車を堪能しましょう。

レースで活躍するゲムスパ号。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


『グランツーリスモSPORT』は10月19日に発売予定で、通常版が6,900円(税別)。ドライビングやメカニック、自動車の歴史が詰まった大型ブックレットと、ゲーム内で使用できる8台の車がセットになった「カーパック」のダウンロードコードが付属した初回限定生産のリミテッドエディションは9,900円(税別)となっています。

通常版、リミテッドエディション共に早期購入特典としてゲーム中に3台の車を使用できるダウンロードコードがプレゼントされます。また、オンラインのPlayStation Storeでは、「リミテッドエディション」などのダウンロードコンテンツがセットになった「デジタルリミテッドエディション」が7,900円(税別)で発売予定です。
《Daisuke Sato》
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