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【インタビュー】『閃乱カグラPBS』はヌレスケでビチャビチャなお楽しみTPSに!高木Pの新スタジオ「HONEY∞PARADE GAMES」設立の話題も

2016年9月で5周年を迎えたマーベラスの『閃乱カグラ』シリーズ。その最新作となるPS4ソフト『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』が3月16日に発売されました。

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2016年9月で5周年を迎えたマーベラスの『閃乱カグラ』シリーズ。その最新作となるPS4ソフト『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』が3月16日に発売されました。

妖魔との戦いを描いた「陰の物語」と忍同士の戦いを描いた「陽の物語」が重なり、最新作であり集大成でもある本作では、過去最多となる総勢30名以上のキャラクターが参加。ジャンルはシリーズ初の爆乳ウォーターバトル(TPS)です。


相手をずぶ濡れにすることが勝敗の決め手となっており、水しぶきが飛び散り少女達の胸が弾けるという、まさに胸躍る新たな物語が幕を開けるわけですが、ではそもそもなぜ今回の『閃乱カグラ』はTPSなのでしょうか。

そこでインサイドでは、『閃乱カグラ』シリーズの爆乳プロデューサーである高木謙一郎氏にインタビューを実施。本作の立ち位置や魅力、そして新作についてや、高木氏が立ち上げた新たなゲームスタジオ「HONEY∞PARADE GAMES」についても話を伺ってきました。


――『閃乱カグラ』も早5周年ですが、まずはこれまでを振り返っていかがでしょうか。

高木:5年間でCS版だけでも7作品作りましたから、シンプルに忙しかったですね(笑)。最初は日本版だけでしたが、だんだん海外版やPC版と広がって行きまして、本当に忙しくやらせてもらいました。

――Steamのランキングでは上位に入っていましたよね。


高木:毛色の違うアイコンがポンッと入ってましたよね(笑)。もともと日本以外で売ることを意識してなかったので不思議な感じでした。

――『PEACH BEACH SPLASH』は前作に引き続き“夏×水着”ですが、このテーマを引き継いだのには何か狙いがあるのでしょうか。

高木:実は前作『ESTIVAL VERSUS』の評判が凄く良かったんです。僕自身、真面目な部分とおふざけな部分のバランスが凄く上手く出来たなと。なので、『ESTIVAL VERSUS 2』なのか何なのかは分かりませんでしたが、何らかの形でこの路線をもう一つやりたいと、『ESTIVAL VERSUS』を作っているときから思っていたんです。

そんな中、日本ではPS4の普及が進んで来ていましたので、FPSあるいはTPSで何かできないかと考えました。自分自身もこのジャンルは好きですし、水鉄砲モノはずっとやりたいと思っていたので、これは良いチャンスだなと。


――本作では忍転身など『閃乱カグラ』を代表するシステムが封印されていますが、これはかなりチャレンジなことだと思いました。

高木:確かにチャレンジですが、TPSの面白さを伝えたいと思ってましたので、無理に既存のシステムを取り入れる必要はないなと。「TPSとしてカグラはどんな面白さを表現できるんだろうか」ということを考えて開発しました。

――企画段階で絶対に「これは実現させたい」と思っていた要素は何かありますか?

高木:何らかの新たな「お色気フィニッシュ」はやろうと決めてました。あと、これまでのカグラは「アクションゲームはあんまり得意じゃないけど、美少女ゲームは好きです」という人でも楽しめるような、触り心地の良さであったり、分かりやすさを意識してきました。今回はTPSというジャンル的にはハードルが上がってしまうので、「よく分からない」「操作できない」となってしまわないように、というのを最初から意識して開発してきました。カグラならではの分かりやすさは本作でも健在です。


――となると、やはり注目のコンテンツは……。

高木:やっぱり「くねくねフィニッシュ」ですかね!女の子に水を――液体を掛けたいじゃないですか!?

――しかも合法的に(笑)。

高木:そうそう(笑)。本作ではその行為を「くねくねフィニッシュ」に限らず「更衣室」でもできるんですが、女の子に水を掛けるという体験は凄くいいモノだと思います。

――やはり「くねくねフィニッシュ」には拘りが詰まっているんでしょうか?

高木:何でしょうね、直接触らないからこそ出てくるエロスといいますか……。水を当ててくねくね身を捩じらせる姿や、その時に動くおっぱいはぜひ見てほしいですね。

そして特に見てほしいのがマルチプレイの時なんですが、他のプレイヤーが「くねくねフィニッシュ」を発生させると、「お楽しみテント」というのが空から降ってくるんですよ。そして「くねくねフィニッシュ」してる側とされてる側が隠されるんですが……そのテントが微妙に揺れたりするんですよ(笑)。




――いろんな所でみんなお楽しみ中……だから「お楽しみテント」なんですね(笑)。

高木:マルチプレイ中に「おいおい、皆お盛んだな……」ということがあると思いします(笑)。これは視覚的にもかなり面白いです。マルチには僕も頻繁に参戦していると思いますので、僕と一緒に「お楽しみテント」に入りましょう!!

――因みに水着ではない従来のコスチュームで「くねくねフィニッシュ」を行うとどうなるのでしょうか。

高木:共通の白水着に――純白になってもらいます。というのも、かなりくねくねしますので、服によってはかなりめり込んでしまうんです。


――そして何といとっても、今回は過去最大の参戦者数ですよね。

高木:小百合さんだけは居ませんが、基本キャラは削りたくないという思いがありました。さらに『閃乱カグラNewWave Gバースト』から新たなキャラが参戦します。

――『NewWave』キャラの参戦基準は何かあるのでしょうか。

高木:総司は人気キャラなので分かると思うんですが、残りの2名に関しては独断で入れましたね。僕が出したいんだ!と(笑)。2人とも良いキャラですよ。

――『NewWave』キャラもストーリーに登場するのでしょうか。


高木:サブストーリーである「パラダイスエピソード」での登場がメインです。というのも、メインキャラクターだけでかなりの人数がいますので、彼女らの物語のボリュームと言いますか、密度の様なものは守って描いて行きたいと思っています。なので、今回「パラダイスエピソード」というものを用意しました。

――収録現場でのエピソードで何か印象深いものはありますか?

高木:実は、今回はあまり収録現場には行けなかったんですよ。ただ、よく「いつものカグラですね」と言われましたね。その辺のノリはいつも通りです。もう5周年なので当時は若手だった方々も今では売れっ子になりましたので、キャスティングが良かったんだなと(笑)。

――キャラクターによって性能は異なるのでしょうか。

高木:基本的には同じですが、近接攻撃がキャラによって変わります。なので、好きなキャラを選んで、好きなコスチュームを着せて楽しむことが出来ますよ。


――ではメインストーリーである「シングルスプラッシュ」のボリュームはいかがでしょうか。

高木:今までがアクションだったので番外編だと思われている方が多いかもしれませんが、わりとガッツリストーリーが入ってまして、この先に続いて行く重要な作品になっています。

章の数的には従来通りですが、『ESTIVAL VERSUS』と比較すると若干少ないですね。ただ、今までにないキャラの組み合わせがあり、面白いエピソードが沢山あります。あとはやっぱりカードを使ったカスタマイズシステムがありますので、カードの絵柄を見ているだけでもストーリーを妄想できると思います。


――先ほど少しでましたが、「更衣室」もパワーアップしたとお伺いしました。

高木:まず、昔からやりたかった「水を掛ける」がやっと実現しました。しかも透けてびしゃびしゃにできます。嫌がられたり、ちょっと睨まれたりしながら……(笑)。

あと、いつもやりたいなと思いながらできなかったんですが、今回はキャラクター個別のモーションをかなり増やすことができました。今までは共通モーションが多かったんですが、今回は色んな動きが入ってます。

スキンシップに関しても、色々と触れる所が増えました。まだまだあそこは進化の余地があるので、今後のシリーズにもご期待下さい。将来的には脇をあげさせてコチョコチョさせたいですね。




――撮影機能もまた一段と自由度が増してそうですね。

高木:機能が増えているのはもちろん、ポーズも増えましたので、創意工夫次第で様々な事が出来ると思います。前作の発売から2年が経ちますが、いまだにユーザーさんから「これどうやったんだ!?」という画像が出てきますね。

――3Dモデル面で何か変化ありますか?

高木:モデルも濡れ透けがあるので、キラキラした質感が出せるようにしています。巨大「両奈」は大きくなったので作り直しましたね。巨大化はアニメでは既にやってるシチュエーションではあるんですが、やっぱり自分の手で水掛けたいじゃないですか(笑)。


――発売後のアップデート展開についてもお伺いしてよろしいでしょうか。

高木:ルールとステージの追加を無償で行います。また有料になりますが、キャラクターも増やしていきます。他作品とのコラボキャラに関してはまだ言えないんですが、完璧な布陣ですので続報をお待ち下さい。

また、ユーザーさんのフィードバックを基に調整も行っていきます。いつも思うんですが、開発終盤の調整って楽しいんですよね。この時間をもっと取れたらいいのにな……と思いながら毎回発売日を迎えています。

【続報】
『閃乱カグラ PBS』に『DOA Xtreme3』キャラが登場!「マリー・ローズ」「ほのか」が初参戦するほか“濡れ透けアイテム”も

――VRについてもアップデートによる対応になるのでしょうか。

高木:実装はそう遠くない未来を予想しています。詳細はまだ言えませんが、“既存の要素を専用のモード”という皆様が期待されているものになると思います。


――少しゲームの内容からは離れますが、マーベラスの作品は確りとオープニングと説明書を作られている印象があります。特に前作のフルCGのオープニングには驚かされました。

高木:お金も結構掛りましたが、当時としてはクオリティーが高く、いきなりあれでしたので皆さん驚かれたと思います。今回は虹をイメージしたカラフルさを意識していますので、前回から更に進化していますよ。途中で女の子たちの水着の色が変わるんですが、そこには「貴方色に染めて」みたいな意味合いを込めています。

説明書に関しては、方針として出しているんですよ。うちは取扱説明書をしっかりと作ろうと。そこはやっぱりコンシューマーのパッケージを出している身としての拘りですね。製造単価上がってしまうんで、正直なところキツいんですが、やっぱりパッケージソフトを買ってもらった時に、嬉しくて喜んでもらえるものを選択していきたいなと思っています。

最近はもう紙っぺらすらないですからね(笑)。今のパッケージってハードディスクの節約にしかなっていないので、読む読まないに限らず、重さであるとか、明けた時のインパクトとかを大切にしています。パッケージも作品の一部なんで大切にしていきたいですね。


――また今回は通常の限定版とは別に、超限定版というものがありますよね。

高木:手で持って帰れないぐらいのサイズですね(笑)。

――初めて見た時は「鉄騎かな?」と思いました(笑)。

高木:『鉄騎』よりは小さいですが、そういうクラスですね(笑)。最初は値段が高かったんで売れるか心配だったんですが、蓋を開けてみたら一瞬で完売して大変ありがたかったですね。相当驚きました。

――コアなファンが増えたのかもしれませんね。

高木:発売に向けて体験会を各地でやってきたんですが、過去作のイベントにも来てくれた人達がまた来てくれたり、「イベントは初めてだけど1作目からやってます!」とパッケージを持ってきてくれる方もいらっしゃって、とても嬉しかったです。


――そう言えば今回の体験会、街中でプレイするには勇気がいりますよね(笑)。

高木:人通りの多い秋葉原とかだと、みんな「ええ!?」という反応してますね(笑)。外国の方なんかは「TPSじゃん!」と興味持ってもらえたんですが、くねくねフィニッシュが出た瞬間に「アメイジング!アメージング!!」と大騒ぎでした(笑)。そう反応してもらえることが重要なので嬉しいですね。SNSなんかでも盛り上がってほしいなと。

また体験会の意見では「意外とTPSしてますね」といのが多かったので、マルチも盛り上がってほしいですね。夜な夜な野郎たちがぶっかけ合うと(笑)。

PS4には殺伐としたTPS/FPSが多いですが、その中にキャッキャウフフなTPSがあってもよくて、喜ばれるのかなと思っています。つい先日の某サイトのゲームセールスランキングで、『ゴーストリコン ワイルドランズ』と『Battlefield 1』の間に『PEACH BEACH SPLASH』が挟まれていたのはちょっと面白かったです(笑)。

――そして新たなスタジオ「HONEY∞PARADE GAMES」を立ち上げられたと。

高木:僕の部署をブランド化したのが「HONEY∞PARADE GAMES」になります。今は僕を中心にカグラのシリーズを作っていますが、このままじゃよくないなというのをずっと前から思っていました。僕自身も次の軸となる作品を作るために日々チャレンジしているつもりなんですが、カグラのIPが大きくなり、アシスタントPも増えてきましたので、彼らにも自分の作品を持ってほしいなという意味合いも込めて、ブランド化して打ち出していこうと。カグラスタジオや高木スタジオのように限定するんじゃなくて、もっと幅広くやりたいなと思っています。

――カグラシリーズも「HONEY∞PARADE GAMES」の作品になるわけですね。

高木:そうなります。ロゴ(後日公開予定)に谷間のあるお姉ちゃんがいますが、彼女がカグラの化身です。他にも色々いますが、彼らはこれから作るゲームのイメージです。なので具体的にどの様な作品になるかはまだ決まっていないので、これから埋めていこうかなと。将来的には「このロボはあの作品なのか」と思えるようになります。

――このロゴ、旗も印象的ですよね。

高木:マーベラスにもいろんな部署があるんですが、その中でも旗振り役になりたいなという思いを込めています。この旗って言うのが自分の中で思いがありまして、どうもうちの先祖が瀬戸内海の海賊だったらしく、僕の父親も船乗りなので、船頭や旗に憧れがあるんです。なのでか、自分のブランドアイコンを作る時に旗は入れようと決めていました。

――ここ最近多くのゲーム開発スタジオが設立されていますが、大規模な人材募集などは行われるのでしょうか。

高木:今のところ大々的にやる予定はないです。派手に立ち上げるというよりも、一歩ずつというイメージです。これからじっくりやっていきます。そして『PEACH BEACH SPLASH』が始まりですね。


――最後にファンの方々に向けてメッセージをお願いします。

高木:今回は『PEACH BEACH SPLASH』ということでいつもとジャンルが違いますが、カグラとしてのノリは良い意味で変わらず、TPSが苦手な人でも遊びやすい用になってますので、怖がらずにやって頂きたいです。ストーリー的にも重要なターニングポイントになっています。ぜひ楽しんで頂ければと。そしてストーリーが続く作品は引き続きPS4になりますのでよろしくお願いします。

――本日はありがとうございました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』は発売中で、通常版が6,980円(税別)、にゅうにゅうDXパックが9,980円(税別)、超限定にゅうにゅう5周年パックが24,800円(税別)です。

(C)2017 Marvelous Inc.
《栗本 浩大》
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