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歌川国芳「相馬の古内裏」大判錦絵三枚続 弘化(1844-48)頃 個人蔵 -
重要文化財 伝土佐光信「百鬼夜行絵巻」(部分) 室町時代(16世紀)京都・真珠庵蔵 ※後期(8月2日~28日)展示 -
国宝「辟邪絵 神虫」(部分) 平安~鎌倉時代(12世紀) 奈良国立博物館蔵 撮影=佐々木香輔 ※前期(7月5日~31日)展示 -
重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」(部分) 鎌倉時代(14世紀)東京国立博物館蔵 Image:TNM Image Archives ※前期(7月5日~31日)展示 -
葛飾北斎「北斎漫画 十二編」天保5年(1834)東京都江戸東京博物館蔵 -
耳鳥斎「別世界巻」(部分)江戸時代(18世紀)関西大学図書館蔵 ※後期(8月2日~28日)展示
本展は、縄文時代の土偶から、平安・鎌倉時代の地獄絵、室町時代の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の「妖怪ウォッチ」に至るまで、約4000年に渡り日本人が描き続けてきた妖怪を美術史学の視点から紹介する、まさに妖怪展の決定版といえる展覧会だ。
国宝「辟邪絵 神虫」をはじめ、重要文化財「百鬼夜行絵巻」(真珠庵蔵)や、なかなかお目にかかれない重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」などの一級の美術品、諸国に現れたという珍幻獣をまとめた図鑑「姫国山海録」、腹の虫をキャラクター化した「針聞書」、初公開となる金性寺(福島県南相馬市)の幽霊画、そして葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年などが描いた浮世絵の妖怪など、妖怪画の全貌が一堂に会す。会場では巨大妖怪の映像などが動き出すなど特別な展示演出がされる。
また、本展出品作品を組み合わせて、江戸テイストに仕上げたオリジナルグッズや、可愛い妖怪を刺繍にしたオリジナルグッズなど会場限定で販売されるので、併せてチェックしたい。
この夏、未だかつてない規模で展開される妖怪展で、妖怪ムードにどっぷり浸かる博物館鑑賞を楽しんでみてはいかがだろう。見たことのないジバニャンたちにも会えるかも?
<「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」開催概要>
会期:2016年7月5日(火)~8月28日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区横網1-4-1)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
(7月9日・16日・23日の土曜は午後7時30分まで、7月29日の金曜から、金曜と土曜は午後9時00分まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日 ※ただし、7月18日、8月8日・15日は開館、7月19日は休館
土偶から妖怪ウォッチまで! 国内史上最大規模「大妖怪展」開催
《text:cinemacafe.net》編集部おすすめの記事
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