Oculus Riftはそのリリース時、サードパーティ製ソフトウェアを用いることにより、Oculus Rift対応ソフトを他のVR機器でも動作させることが可能でした。しかしその後、Oculus社は、そうしたツールを用いた行為は「ハックである」との姿勢を示し、ブロックすることを明言。5月に実装されたDRMによって、Oculus Riftの接続有無を確認するハードウェアチェック機構が追加。他VR機器での起動が不可能となり、「オープンなプラットフォーム」であったはずのOculus Riftに期待していたユーザーからは不満の声があがっていました。
今回のアップデートでは上記のハードウェアチェック機構を削除。Oculus社はアップデートに際して「将来的にもPC上でDRMの一部としてハードウェアチェックを使用しない」ことを明言しました。一方で、VR業界の長期的な成功には開発者のコンテンツ保護が重要であり、今後もコンテンツ保護の措置は続けていくことを明らかにしています。
Oculus RiftのDRM機能からハードウェアチェックが削除―今後も使用しないと明言
《水京》編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
セガ、E3 2015への出展を見送り
-
DeNA守安社長、プロ野球買収について「なんとか参入に漕ぎ着けたい」・・・3つの狙いを明らかに
-
ディズニーがルーカスフィルムを買収 ― 「スター・ウォーズ」最新映画も制作発表
-
和田CESA基調講演 『ゲーム産業の可能性と課題』
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【朝刊チェック】 GT5はエンジンルームも再現、ソニーゲーム部門は苦戦続く(7月27日)
-
セガ、米国オンラインゲーム開発会社「Three Rings Design」買収 ― 欧米地域の事業拡大
-
目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?
-
ケイブ、第2四半期も苦戦が続く・・・既存タイトルのユーザー減少などで
-
任天堂向けに方針転換を探るテイク2インタラクティブ