人生にゲームをプラスするメディア

「ポーの一族」40年ぶりの新作掲載 「月刊フラワーズ」7月号が異例の重版

「月刊フラワーズ」7月号に、萩尾望都の『ポーの一族』が40年ぶりの新作を掲載した。掲載の決定で大きく話題となり、注目を集めていた本作だが、その7月号が緊急重版となった。さらにデジタル版の配信も決定している。

その他 漫画
「月刊フラワーズ」7月号に、萩尾望都による『ポーの一族』の40年ぶりとなる新作マンガが掲載された。掲載の決定で大きく話題となり、注目を集めていた本作だが、その7月号が緊急重版となった。さらにデジタル版の配信も決定している。

『ポーの一族』は、『トーマの心臓』や『11人いる!』などで知られる萩尾望都が1972年から1976年にかけて「別冊少女コミック」で連載していた作品だ。作品自体は第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞し、萩尾望都は2012年に紫綬褒章を受章している。
物語は吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材にしたもので、永遠の時を少年の姿のまま生きなければならない運命を持った吸血鬼エドガーを主人公として展開する。

『ポーの一族』の40年ぶりとなった新作「春の夢」が掲載されるのは、「月刊フラワーズ」だ。「月刊フラワーズ」は、小学館より発刊されているマンガ雑誌で、連載作品は映画化もされた吉田秋生の『海街diary』や、田村由美の『7SEEDS』、渡辺多恵子の『風光る』などを持つ。作者陣にはさいとうちほや小玉ユキ、新井理恵、波津彬子などが並ぶ。

掲載された「月刊フラワーズ」7月号の重版は6月11日頃より書店に並ぶ予定だ。6月9日からデジタル版も配信され、雑誌と同じく590円(税込)で販売される。配信はコミック小学館ブックスや、各電子書店サイトで実施される。デジタル配信版には、別冊ふろくの「訪問者・湖畔にて」も収録される。

明らかになった新作「春の夢」の続編は、今冬に掲載される予定だ。詳しい掲載月号は月刊フラワーズ本誌や、サイト上で今後公開される。注目の新作だけに、続きが気になるファンも多いだろう。続報を待ちたい。

『ポーの一族』
(C)萩尾望都/小学館

「ポーの一族」40年ぶりの新作掲載 「月刊フラワーズ」7月号が異例の重版

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 矢吹健太朗先生が「To LOVEる」古手川唯のクリスマスイラストを投稿!仏頂面のサンタコスチュームが最高に可愛い

    矢吹健太朗先生が「To LOVEる」古手川唯のクリスマスイラストを投稿!仏頂面のサンタコスチュームが最高に可愛い

  2. PS4純正コントローラーが「魔改造」で化けるキット、試す価値ありです

    PS4純正コントローラーが「魔改造」で化けるキット、試す価値ありです

  3. 「ウマ娘 シンデレラグレイ」連載完結にアプリ、他漫画からお祝いイラスト続々!作者・久住先生「競馬と同じく、ウマ娘の物語はまだまだ続いていくのです」

    「ウマ娘 シンデレラグレイ」連載完結にアプリ、他漫画からお祝いイラスト続々!作者・久住先生「競馬と同じく、ウマ娘の物語はまだまだ続いていくのです」

  4. 「ガンダム ジークアクス」赤いきつね、緑のたぬきとのコラボ特別映像“第2話”が公開!「見せてもらおうか…」シャアからあの名言も飛び出す

  5. なんというプリケツ!『To LOVEる』矢吹先生の描く“美尻なフリーザ様”が話題に

  6. 二度見した。17.3インチが4万円台って大丈夫? 広々作業できる安心感が得られてこの値段です

  7. 深夜のゲーム音が気になる人に。静音ボタン搭載の多機能コントローラー、今なら3,000円でお釣りがきます

  8. ロジクールの「ラピトリ」キーボード、マウスパッドとセットで2万円台はアツい。0.1mmの精度を手に入れるチャンス

アクセスランキングをもっと見る