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『FFXV』レギス役は磯部勉、ルナフレーナ役は北川里奈に…「KINGSGLAIVE」と配役が異なる理由とは

今年の3月31日に実施したイベント「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」にて、大人気RPGシリーズの最新作となる『ファイナルファンタジー XV』が9月30日にリリースされると発表されました。

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今年の3月31日に実施したイベント「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」にて、大人気RPGシリーズの最新作となる『ファイナルファンタジー XV』が9月30日にリリースされると発表されました。

『FFXV』の発売日は多くのファンが心待ちにしていた情報でしたが、このイベントではその他にも様々な新発表が相次ぎました。中でも特に、『FFXV』の主人公であるノクティスの父親であり、国王でもあるレギスの視点で描かれるフルCG作品「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の発表に大きな注目が集まりました。

この映像作品「KINGSGLAIVE」に登場するキャストの一部がさきほど明らかとなり、ニックスを綾野剛さんが、ルナフレーナを忽那汐里が演じます。また、ゲーム本編となる『FFXV』のキャストも発表され、レギスを磯部勉さんが、ルナフレーナを北川里奈さんが担当するとのことです。



発表された情報から分かる通り、“ルナフレーナ”のキャラクターボイスは、『FFXV』と「KINGSGLAIVE」でそれぞれ異なります。なぜこのような配役にしたのか、「KINGSGLAIVE」のディレクターを務める野末武志氏が、公式ブログにてその理由を明かしました。

野末氏によれば「KINGSGLAIVE」は英語版ベースで制作されており、日本語版を制作するにあたって、「映画の日本語吹き替え版」という視点を声の表現に求めたとのこと。また、人間の感情をより細かく表現するため、『FFXV』と「KINGSGLAIVE」ではキャラモデリングも変更しており、その考えと同様のアプローチでルナフレーナを掘り下げた結果、「根本にある女性としての芯の強さと、映画で実績を積まれた表現手法を持つ方を基準として、忽那さんに是非お願いしたい」との想いに至ったそうです。

映画的な表現手法で、等身大のキャラクターを演じた忽那さん。そして、描画の制限による表現の限界に幅を与えた北川さん。いずれも、それぞれの媒体に合わせて選ばれた配役の結果と言えるのでしょう。この二人がどのような形でルナフレーナの魅力を引き出してくれるのか、早くも期待が高まるばかりです。

■FFXV UNIVERSE「ルナフレーナ」の配役に関して
URL:http://mypage.member.jp.square-enix.com/18/blog/detail/326116/

(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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