原作の漫画はもちろんのこと、アニメも好評を博し、今も高い人気を集めている「進撃の巨人」。原作の中では、恐るべき巨人が人類の安寧へと踏み込み、また人類も反撃の狼煙をあげて挑む姿が描かれていますが、本作『進撃の巨人 TEAM BATTLE』はアーケードへと進撃を果たす一作です。
今回行われたステージイベントでは、プロデューサーの今澤健弘氏などが登壇。本作の特徴を「多人数でわいわいと楽しめる作品」「会社や学校の帰りに寄って、みんなで遊んで欲しい」と表現し、協力して遊ぶ楽しさがひとつのポイントとなると語ります。
そして、「JAEPO 2016」に合わせて制作された映像もお披露目。原作の立体起動装置のブレード部分をイメージした2つの入力デバイス「スナップブレード」を備えた筐体や実際のゲーム映像をたっぷりと披露されました。巨人を討伐する瞬間の迫力はもちろん、操作キャラが壁を走って進むシーンもあり、大胆なアクションを楽しめそうな予感を覚えます。
続いては、実機でのデモプレイを交えながら本作の様々な魅力の紹介に移り、まずは「シチュエーションモード」と「チームマッチモード」という二つの楽しみ方を紹介。シチュエーションモードはアニメのシーンを再現したバトルを楽しむことができ、今回の実機プレイではトロスト区防衛戦に挑みました。ちなみにチームマッチモードは、4vs4で楽しむ対戦モードで、相手のチームの邪魔などもできるとのことです。
本作のコンセプトは「スナップブレードで狙う」で、プレイ時には2本のスナップブレードを両手に持ち、ガンシューティングゲームの様に画面に向けてターゲットマーカーを動かします。巨人を討伐するにはうなじに攻撃するのが唯一の手段ですが、その弱点に近づくためには位置取りが重要。好機を狙える位置にいかにして移動するかがカギとなり、そのための手段がスナップブレードでの狙いです。
なお、アンカーの射出もスナップブレードで行うのですが、左右それぞれを駆使してアンカーを出し分ける「ダブルアンカー」と、右のみの操作で楽しめる「シングルアンカー」、2つの操作方法が用意されています。自身の腕前や自信に合わせてチョイスできるのは、嬉しいポイントです。
4人のチームプレイで巨人に立ち向かえるため、お互いのサポートも重要な戦略。デモプレイ中も、巨人に食べられそうになったプレイヤーキャラを別の方が瞬時に助けるなど、息の合った熱いプレイを展開していました。この仲間を助ける醍醐味も見逃せない魅力といえるでしょう。
なおデモプレイの方は、巨人と次々と討伐していると、突然「奇行種」が出現。この奇行種が討伐目標となり、見事一撃で仕留めてトロスト区の防衛に成功しました。今回のデモプレイでは、エレン・アルミン・ミカサ・ジャンの四人がお披露目されましたが、操作キャラクターはまだまだ追加されます。人気があるキャラだけでなく、「こんな奴も使えちゃうの?」といったキャラも使えるとのことなので、こちらの続報も実に楽しみです。
本作の稼働は2016年冬を予定しており、プレイできるのはもう少し先になりそうですが、まだまだ波乱の展開を見せる原作を楽しみつつ、新情報の公開を心待ちにしておいてください。
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」制作委員会
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