人生にゲームをプラスするメディア

『Call of Duty』に登場する実在人物一家がメーカーへの訴訟検討 ―「野蛮に描かれている」

2011年にPS3/Xbox 360/Wii U/PC向けタイトルとしてリリースされたFPSシリーズ作品『Call of Duty:Black Ops 2』。本作に登場する実在人物、ジョナス・サヴィンビ氏の家族がActivisionへの訴訟を検討中だと海外メディアより伝えられています。

その他 全般
ジョナス・サヴィンビ氏
  • ジョナス・サヴィンビ氏
  • ゲーム内のサヴィンビ氏
2011年にPS3/Xbox 360/Wii U/PC向けタイトルとしてリリースされたFPSシリーズ作品『Call of Duty:Black Ops 2』。本作に登場する実在人物、ジョナス・サヴィンビ氏の家族がActivisionへの訴訟を検討中だと海外メディアより伝えられています。

2002年に亡くなったサヴィンビ氏は、アンゴラ内戦時、アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)を率いた人物として知られ、『CoD:BO2』内のストーリーキャンペーンモードでは、主人公と共闘するキャラクターでした。海外メディアGamesRaderによると、同氏の家族は、今回の訴訟検討について、「(サヴィンビ氏が)全員を殺したいと願っているまぬけや、野蛮に描かれている」と理由を語っているとのこと。

それに対して、Activision側の担当弁護士はサヴィンビ氏はゲーム内で、弾圧的なアンゴラ解放人民運動(MPLA)と戦った、良い人物(Good Guy)の一人として描いていると回答。加えて、「野蛮」や「良い人物」という描き方は、"人"をシンプルに説明するためだ、という旨の発言も行っています。

なお、本作を巡っては、同様にストーリーキャンペーンモードに登場するマヌエル・ノリエガ氏がActivisionに対して訴訟を起こしましたが、アメリカ合衆国憲法修正第1条(信教・言論・出版・集会の自由、請願権)の権利内だとして、ノリエガ氏は敗訴していました。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 善人ではなく、子供ともガチで喧嘩……そんな「岸辺露伴」がなぜ人気なのか? 「だから気に入った」と言いたくなる人間性に迫る

    善人ではなく、子供ともガチで喧嘩……そんな「岸辺露伴」がなぜ人気なのか? 「だから気に入った」と言いたくなる人間性に迫る

  2. 神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!

    神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!

  3. GWにプレイしたいおすすめRPG5選―長期休暇こそ新しいゲームに手を出そう!直近に発売された“圧倒的に好評”な作品を紹介

  4. 『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」

  5. 『ポケカ』新弾「Pokémon GO」に驚きの仕掛け―表面のシールを剥がせば…「メタモン」だー!

アクセスランキングをもっと見る