発表会の壇上には代表取締役社長の木野将徳氏が登壇。「スゴい電話」の特徴を説明した。
ルックスは固定電話機だが、本体にSIMカードを入れて持ち歩ける3G対応の“固定電話型・ケータイ電話”だ。製造はABIT。16日よりエックスモバイルの公式サイトで販売を開始する。本体価格は35,000円(税別)。「スゴい電話」向けの専用プランは、毎月の基本利用料金が1,380円(税別)になるが、出荷が始まる12月中旬までの1ヶ月間は先行販売キャンペーンとして申込み対象者へ基本利用料金を980円(税別)で提供される。通話料金は従量課金制。エックスモバイルで展開する、スマートフォン向けの無料音声通話付きプラン「かけたい放題」を利用することも可能だ。
通信方式はW-CDMA HSDPA/HSUPA、使用周波数帯域は2.1GHz/800MHz。通信速度は受信時最大7.2Mbps、送信時最大2.0Mbps。
さらに本機を無線ルーターにしてテザリングに使うこともできる。無線LAN通信方式は11b/g対応。エックスモバイルの木野氏は「設定や配線工事が不要で、置いたその場ですぐに使えってもらえる。無線インターネット環境の構築にも対応した。一般家庭で活用してほしい」と本機の魅力をアピールする。
デザインはシンプルさを追求。約2.8インチの液晶を搭載。質量は約640gなので、宅内で持ち歩いても不自由はない。ダイヤル方式はプッシュホンで、留守番電話、ミュート・保留、ハンズフリー通話、電話帳、短縮ダイアルなど固定電話の基本機能を一通り揃えた。電話番号は090/080/070から始まる携帯電話向けの番号が割り当てられ、通話相手にもその番号が表示される。
商品を買ってパッケージから取り出して電源を入れればすぐに使えるようになる。木野氏は「固定電話は引越のたびに回線の敷説などが必要だが、スゴい電話ならこのまま持ち歩ける。スマホや携帯電話の操作が苦手という、高齢者の方の電話としてプレゼントにも最適だ」とした。
また木野氏はポータビリティの高さを活かした使い道についても提案。「例えば工事現場の高所クレーンに固定電話として置いたり、農場のビニールハウスに連絡ツールとして導入してもいい。車載電話としても使えると思うし、フライトモードも搭載しているので自家用ジェットをお持ちの方にも活用してほしい」と述べた。
端末を開発したエイビットの代表取締役社長 CEOの檜山竹生氏も会見の壇上に登り、「当社ではユニークなPHS端末も発表してきたが、多くの皆様の目に触れる端末の開発を追求してきたら、スゴい電話に辿り着いた」とコメント。本体の電源にはACアダプタと単3乾電池4本が使用できるほか、別売オプションとして専用リチウム電池も用意する「3ウェイ電源仕様」であることもアピールした。電池のオプション販売価格は3,000円前後を見込む。
檜山氏は、今回の端末はエックスモバイルだけにエクスクルーシブで提供するものではないとしながら、「エックスモバイルのお得なプランとセットで使ってもらうことで真の力を発揮する」と語った。
木野氏は「スゴい電話」の販売目標について、「全国で1台でも多く販売したい。まだエックスモバイルの知名度は低いかもしれないが、特徴ある製品とサービスを全国のお客様に届けていきたい」と意気込みを語った。
見た目は固定電話なのに“3G対応ケータイ電話”……エックスモバイルが「スゴい電話」を発売
《山本 敦@RBB TODAY》編集部おすすめの記事
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