任天堂の天野祐介氏が海外誌「Edge」に語ったところによれば、自分自身でゲームをプレイした経験から、マルチプレーにおけるボイスチャットは、プレイヤーにとって必ずしも喜ばしいものでないと語り、その根拠として、ボイスチャットは時として特定のプレイスタイルを強制し、険悪なムードになる可能性を指摘。オンラインゲームの「ポジティブな側面」を強調するために、ボイスチャットは搭載しないと説明しました。
同時に、ボイスチャット等によるコミュニケーションが生み出す、ゲームの可能性や奥深さについても触れ、あくまで『スプラトゥーン』はシューターを初めてプレイするような新規層をターゲットにしており、ボイスチャットを実装しない理由は、根幹的なゲームデザインにあるとしています。
一方、普段からオンラインゲームをプレイするコアゲーマーにとって、ボイスチャットを始めとした意思伝達のためのツールは必須と考える人が多いのも事実。とりわけ、プレイヤー同士が連携することで試合が有利に進む、チームデスマッチやオブジェクトルールでは、何のコミュニケーションなく快適にプレイすることは難しいかもしれません。海外のファンにも、「チームで戦略的なゲームがしたい」と実装を望む声もあります。
最も、任天堂は『大乱闘スマッシュブラザーズ』を始めとする、子供から大人まで即座に楽しめる優れたデザインを次々に開発してきました。彼らのユーザーフレンドリーな作品で、カジュアル層がシューターのジャンルに流入することを期待するファンも多いようです。
新規にマルチプレー用のシューターをプレイする層と、本格的に打ち込むコア層を両方取り込むことは至難の業ですが、完成品の出来栄えが期待されます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
任天堂 アクセスランキング
-
『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”
-
『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント
-
『オクトパストラベラー』美しい世界、先が気になる物語、絶妙な戦闘バランス─“丁寧”を積み上げた職人気質なRPGに没頭【プレイレポ】
-
『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説
-
『ポケモンレンジャー バトナージ』の「スペシャルミッション」と「エクストラミッション」が12月1日から再配信に
-
『スプラトゥーン2』ブキの元ネタを徹底調査その1!シューター&マニューバー&スペシャルウェポン編
-
『モンハンライズ』ハンマーの操作方法・立ち回りを解説ー走り回って強烈な一撃を狙え【個別武器紹介】
-
『モンハンライズ』ガンランスの操作方法・立ち回りを解説!研がずに斬れ味を回復し、空まで飛び回るロマンの塊に隙は無し【個別武器紹介】
-
『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け
-
『モンハンライズ:サンブレイク』双剣の新たな動きを解説!鉄蟲糸技「螺旋斬」で、空中戦がもっと得意に