2005年に誕生、河森正治とサテライトが世に放つ「アクエリオン」シリーズの最新作のタイトルが『アクエリオンロゴス』であることがあきらかになった。10周年を迎えた2015年の7月よりテレビ放送を開始する。タイトル、放送時期と共に、キャラクターやストーリー、キービジュアルも明らかになった。その内容は、10年のシリーズに相応しく、ファンの期待を高めるに十分だ。 『アクエリオンロゴス』もこれまでと同様に、ロボットアニメの王道である「合体」を追究する。そこから人との関係性を探求する。そして今回は新たなテーマとして「文字」が定められた。作品で重要な位置を占めるのは、文字の世界であるロゴスワールドである。かつて人の声が万物の真理を呼び起こしていた時代があったが、「文字」の発明によって人類の歴史は大きく変わる。「文字」は優れた伝達手段として瞬く間に普及したが、一方で声と真理との間に「ロゴスワールド」を誕生させてしまった。 さらに文明の発達はロゴスワールドを肥大化させ、文字の暴走を引き起す。これに対抗できるのは「創声力」と呼ばれる、真理の力を引き出せる創声部の若者たちだけだという。 主人公となるのは、阿佐ヶ谷に住む少年・灰吹陽である。彼は文字の暴走に遭遇し、現実世界に波及する混乱を前にして、「叫べ、創声合体」と運命の声を発した。灰吹陽たち創声部のメンバーは、文字に込められた意味を紐解きながら、世界の危機に向き合っていくことになる。 原作は数々の傑作アニメを生み出してきた河森正治とサテライト。河森正治は、ロゴスコンセプトも手掛ける。監督に『ノブナガ・ザ・フール』などの佐藤英一、シリーズ構成に『Persona4 the Golden ANIMATION』の熊谷純、キャラクターデザイン・総作画監督に豆塚隆に起用する。アニメーション制作はサテライトとC2Cだ。 また主人公・灰吹陽役に島崎信長ほか、佐倉綾音、千菅春香、梅原裕一郎、淺井孝行、小澤亜李、安達勇人とフレッシュなキャストが並ぶ。オープニングテーマにMay'n、そしてエンディングーマに千菅春香とこちらも期待できそうだ。VIDEO 『アクエリオンロゴス』 http://aqlogos.com [スタッフ] 原作: 河森正治・サテライト ロゴスコンセプト: 河森正治 監督: 佐藤英一 助監督: 筑紫大介 シリーズ構成: 熊谷純 脚本: 熊谷純、綾奈ゆにこ、望月真里子 キャラクターデザイン/総作画監督: 豆塚隆 アクエリオンデザイン: ブリュネ・スタニスラス サブキャラクター・プロップデザイン/総作画監督: 西野文那(C2C) 衣装原案: 江端里沙 メカニックデザイン: 池田幸雄 M.J.B.Kデザイン: 宮崎真一 CGプロデューサー: 青谷崇司 CGディレクター: 後藤浩幸 モニターグラフィックス: 石川寛貢 メインアニメーター: 小田武士(C2C)、下條祐未(C2C) メカプロップデザイン: 高倉武史 美術設定: 藤瀬智康(ヘッドワークス) 美術監督: 森元茂(アトリエローク07) 筆文字デザイン: 櫻井静城 色彩設計: 高木雅人、手倉森咲子(TripleA) 撮影監督: 高山祐一 編集: 兼重涼子 音楽: R・O・N 音楽制作: フライングドッグ 音響監督: 清水洋史 音響制作: 東北新社 アニメーション制作: サテライト、C2C 製作: Project AQUARION LOGOS [アーティスト] OPテーマアーティスト: May'n EDテーマアーティスト: 千菅春香 [キャスト] 灰吹陽: 島崎信長 月銀舞亜: 佐倉綾音 綺声神心音: 千菅春香 空篠翼人: 梅原裕一郎 土聞努虫: 淺井孝行 海凪花嵐: 小澤亜李 剣嵜総: 安達勇人 『アクエリオンロゴス』 (C) 2015 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION LOGOS 記事提供元: アニメ!アニメ!
《アニメ!アニメ》
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