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『ロデア・ザ・スカイソルジャー』中裕司も駆け付けた先行体験会レポート!開発秘話などをお届け

角川ゲームスは、Wii U/ニンテンドー3DS『ロデア・ザ・スカイソルジャー』の先行体験イベント「RODEA THE SKY EXPERIENCE TOUR 2015~第1弾~」を開催しました。

任天堂 Wii U
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角川ゲームスは、Wii U/ニンテンドー3DS『ロデア・ザ・スカイソルジャー』の先行体験イベント「RODEA THE SKY EXPERIENCE TOUR 2015~第1弾~」を開催しました。

『ロデア・ザ・スカイソルジャー』は、『ソニック』や『ナイツ』といった数々の名作を生み出してきた、プロペの中裕司氏が中心メンバーとなって開発されている、完全新作の3Dアクションゲーム。元々は2011年にWii用ソフト『天空の機士ロデア』として発表された作品ですが、なかなか発売には至りませんでした。

そんな本作が2015年4月2日に発売されることが決定したのは、昨年11月のこと。そのときは、ハードはWiiからWii U/ニンテンドー3DSに変更となったことも大きな話題になりました。今回の体験イベントは、本作をはじめて触れられる機会とあって、熱狂的な中氏のファンが多く足を運んでいました。

イベントではまず、中氏とディレクターの長谷川仁氏が登場し、開発の道のりやゲームの特徴を紹介するトークショウが行われました。最初に語られたのは、どのような思いから、『ロデア・ザ・スカイソルジャー』を制作することになったのか。これについて長谷川氏は、「CERO:Aの作品を作りたかったんです」と話します。長谷川氏は以前、CEROがD以上の、いわゆる大人向けのゲームを開発してきた人物です。しかし本心は子供をはじめとした幅広い層のユーザーに向けてゲームが作りたいと思っていたとのこと。そう考えていたある日、『ソニック』などを開発した中氏と出会い「この人とならCERO:Aのゲームを作れるんじゃないか」と思い至ったといいます。

中裕司氏(左)と長谷川仁氏(右)。中央はナビゲーターとして参加した女優の結さん


そしてテーマはどうしようかと考えたとき、自身が子供の頃を振り返って『ダンボ』や『ニルスのふしぎな旅』、『ピーターパン』といった作品を見て、空を自由に飛び回る夢を持っていたことを思い出したと話します。長谷川氏は、「中さんと作るのであれば、童心に戻った作品を作りたい」と考え、空をテーマにした作品の開発に踏み切ったとのことです。



大空を飛ぶゲームというと、中氏が開発し、世界中にファンがいる『ナイツ』が思い浮かびます。中氏はトークショウでもそのことに触れると、話題は「なぜ『ナイツ』の続編を作らなかったのか」という話題に。それによると、かつてスティーブン・スピルバーグ監督が『E.T.』の続編を制作しない理由として、同監督が「最初の『E.T.』の良さを保ち続けるためには、続編は作ってはいけない」と語っていたエピソードを明かします。これを聞いた中氏も「『ナイツ』を大事にしよう」を考え、作ることはなかったそうです。

しかし、空を飛ぶゲームに対する情熱がなくなったわけではなく、セガマルチコントローラに傾きセンサーを入れ、コントローラを傾けることによって操作するテスト版を内部では開発していたといいます。当時は技術的な面で難しかったものの、現在になってようやく中氏が目指す「自由に飛べる感覚」を再現できるようになり、『ロデア・ザ・スカイソルジャー』を開発することになったそうです。

また長谷川氏は、Wii U版の特典として、本作の前身となるWii用ソフト『天空の機士ロデア』が同梱することについても解説をはじめます。Wiiといえば、ローンチと同時に『Wii Sports』の登場によって爆発的なセールスを記録したハードです。ですが同時に「Wiiリモコンが手から飛び出してしまい、テレビを壊してしまった」など、ネガティブなニュースがあったことも事実です。これによりWiiリモコンにカバーやストラップを装着することが約束事になっていったのですが、長谷川氏は「ゲームの楽しみ方が抑制されているのではないか」と考えたそうです。そして、Wiiリモコンを大きく振り回すことなく、なおかつ独自性のある操作を実現したのが『天空の機士ロデア』だと話します。長谷川氏は、この操作感を1人でも多くの人に味わってほしいため、特典にすることを決めたと話していました。

初の体験会では好プレイも続出!

トークショウが終わると、続いてはいよいよ体験プレイの時間へ。今回来場者がプレイできたのは、ゲームのチュートリアルを兼ね備えた序盤のステージと、巨大なボス「デオゴルダル」に挑戦できるステージの2種類。チュートリアルステージでは操作にもすぐに慣れ、多くの人が自由に空を飛び回っていた様子。ちなみに中氏によると、Yボタンを押し続けることで上空に移動し、マップ全体を見渡せるそうです。初心者が道に迷ったときは、まずこのアクションを試してほしいと話していました。



デオゴルダルは、数百メートルはあろうかというとてもインパクトのあるボスキャラクター。主人公・ロデアを踏みつぶそうとする様は圧巻で、プレイヤーもはじめは驚いていました。このボスの弱点は体に数カ所あり、それをすべて攻撃することで倒せます。しかし一度体に近づくといったい自分がどこにいるのか分からなくなるほどの巨大さ。一旦離れては弱点を探して接近…といった具合に攻撃することが、着実に攻略する手段になりそうです。

これほどのボスであれば恐らく苦戦している人ばかりだろう、と思っていたのですが、実際に記録を見てみると、中には1分台で倒した人もいました。その人の話を聞くと、以前から何回もPVを見ていたため、イメージトレーニングができていたと言います。中氏のファンだからこそ分かる細かいヒントが隠されていたのかもしれません。また、会場ではデオゴルダルを倒すタイムを競う大会も行われ、優勝、準優勝に輝いた人はどちらも2分を切る好タイムをマーク。賞品として、Wii U版のゲームソフトや開発者のサインなどがプレゼントされていました。



その他に会場では、本作の3DS版やWii U版に付属するWii『天空の機士ロデア』の試遊台も設置され、こちらも人気を博していました。『天空の機士ロデア』はWiiリモコンで操作するとあって、また違った爽快感があるとのこと。一方3DS版は、Wii U版とまったく同じ操作感を、携帯機で楽しめることが魅力です。

『ロデア・ザ・スカイソルジャー』は2015年4月2日発売予定ですが、2月以降は各地で体験会などを行っていくとのこと。興味のある人は、足を運んでみるといいかもしれません。

体験会にはゲームのキャラクターをイメージしたフードも登場。中氏が来場者の分を取り分ける姿も見られました。
《ユマ》
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