ゲーム配信サイトPLAYISMは、精神疾患をテーマにしたホラーADV『Neverending Nightmares』の日本語版を1480円で配信しました。
本作は、精神疾患を持つゲーム開発者Gilgenbach氏の実体験に基づいたホラーアドベンチャーゲーム。主人公トーマスは、終わらない悪夢ナイトメアワールドから脱出するために奔走することになります。部屋を暗くしてヘッドホンを付けてプレイすれば、恐怖が増してさらに楽しめる事でしょうね。詳細は以下の通り。
あなたは主人公トーマスを操作します。彼は、悪夢を見ています。その悪夢から目覚めたとしても、そこにはまた悪夢が広がっています。より深い夢の奥へ、深い精神の奥へと進み、そこに巣食う化物や悪魔と対峙しなければなりません。この悪夢は何なのか。この恐怖は何なのか。彼が真実に目覚めた時に、理解できるのでしょう。
操作方法は至ってシンプルです。歩く、モノを調べる、そして走る。彼は喘息の持病のせいで、あまり多くは走れませんが。恐ろしい空間を探索するのがメインプレイになりますが、時には得体の知れぬ異形の怪物から身をひそめたり逃げ回ることも必要です。トーマスの病み切った精神が描き出す悪夢は、あなたのプレイによってその真実が変化します。同じように見えるものであっても、その真実は異なるのです。
さあ、灯りを消し、ヘッドフォンをつけて、悪夢の中へ。
この作品は、極めて個人的なプロジェクトです。私自身が精神の病に苦しんでいた感覚をそのままゲームに反映しています。強迫性障害と鬱に苦しんでいた思いを、誰かに上手く伝えることがなかなかできませんでしたが、このゲームの雰囲気から、私が感じていたものを知ってもらえればと思います。
主人公に力を持たせないようにデザインしています。トーマスは喘息に苦しんでおり、長い距離を走ることはできず、追っ手から走って逃げきることもできません。明確な目標も与えられず、悪夢は次々と襲い掛かり、その悪夢がいったい何であるのか何も教えられることなく、ただただ世界をさまよいます。
鬱の人間にとって、人生は悪夢です。ですから、このゲームはすべて悪夢の中で完結しています。精神病になると、現実を上手くとらえることが難しくなります。その病が止んだ時、初めて現実がわかるようになります。
記事提供元: Game*Spark
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