売上高113億8700万円(前年同期比 18.8%増)、営業利益14億4900万円(前年同期比 6.2%増)、経常利益15億1400万円(前年同期比 9.3%増)、四半期純利益は9億3400万円(前年同期比 8.6%増)となりました。
オンライン事業のPCブラウザゲームは『ブラウザ三国志』が堅調に推移し、モバイルブラウザゲームでは『一騎当千バーストファイト』が堅調に推移しました。また、サービス開始から1年を迎えた『ハイスクールD×D』は順調に拡大。その他、既存タイトルについては、市場がスマートフォンアプリにシフトする中、同社のPC・モバイルブラウザゲームは底堅く推移したとのことです。
ネイティブアプリは、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が好調に売り上げを伸ばし、収益に大きく貢献しています。また、9月に開始した『剣と魔法のログレス いにしえの女神』初のTVCM効果もあり、累計ダウンロード数が400万件を突破し、売上成長が加速しました。さらに、同社初のPS Vita向けフリートゥプレイゲーム『ハイスクールD×D NEW FIGHT』を8月にサービス開始。下期リリースに向けた複数のネイティブアプリの開発にも取り組んでいます。
『ブラウザヱヴァンゲリヲン』については、リリースに向けて長期に渡り開発に取り組んできたものの、ゲーム性や将来の収益性を総合的に判断し、開発中止になったとのことです。これを含む4タイトル(内、第1四半期に3タイトル)も、将来の収益性が不透明なことから開発中止となっています。
コンシューマ事業については、ニンテンドー3DS『閃乱カグラ2-深紅-』を8月7日に、PS Vita/PSP『幕末Rock 超魂(ウルトラソウル)』を9月25日に、ニンテンドー3DS『禁忌のマグナ』(出荷基準につき当期計上)を10月2日に発売したものの、計画未到達とのこと。アミューズメント部門は、6月26日開始の『パズドラZ テイマーバトル』が軟調な推移、既存の『ポケモントレッタ』は底堅く推移したものの、競合環境激化もあり、計画を下回っています。
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