「シェアプレイ」は、同じパーティーにいるメンバーをネットワーク越しにビジターとして自分のPS4に招待して、一緒にゲームプレイする機能です。今回のアップデートにより、SHAREボタンからシェアプレイのホストになれるようになりました。ビジター側はパーティー画面から参加することができます。
■画面の共有
ホストのゲーム画面をビジター側に表示します。コントローラーの操作権はホストにあり、ゲーム画面のみが共有されます。
■ビジターがあなたに代わってプレイする
ホストはPS Plusに加入していれば、コントローラーの操作権をビジターに渡すことができます。
■一緒にゲームをプレイする
ホストおよびビジターはPS Plusに加入していれば、画面分割の協力型ゲームや格闘ゲームを一緒にプレイすることができます。
ビジター側のPS4では基本的に信号や映像の送受信を行い、ゲームプレイの処理はホスト側のPS4で処理します。そのうえで、「ビジターがあなたに代わってプレイする」は1Pのコントローラー信号をビジターに委ね、「一緒にゲームをプレイする」は2Pのコントローラー信号をビジターに委ねる仕組みになっています。
1~3のいずれも遅延を感じませんでした。接続環境にもよりますが、格闘ゲームでも問題なく遊べるレベルと言えそうです。試しにホストの画面を見ながらFPSをプレイしてみましたが、問題なくヘッドショットを決められました。
まず前提として、「シェアプレイ」はハード側の機能ですので、全タイトルに対応しています。ですが、ブロードキャストに制限を掛けている一部のタイトルは、同じ制限が「シェアプレイ」にも反映されます。
また、「シェアプレイ」できるのはローカルモードに限られ、画面分割のオンライン対戦や、「シェアプレイ」時のブロードキャストなど、「SHAREプレイ」+ネットワーク機能の組み合わせはできません。時間も1時間に限定されており、時間切れになるとゲーム進行は保たれたまま「シェアプレイ」が終了。すぐに再開することは可能です。
その他にも、PS Vita/TVによるリモートプレイ時には対応していなく、ビジター側はトロフィーが獲得できません。
クリアできない場面を友人にやってもらったり、相手が格闘ゲームのソフトを持っていなくても対戦できるなど、「自分の家で誰かとゲーム」がネットワークを介することで実現するこの「シェアプレイ」。いくつかの制限はあるものの、ユーザー側としてかなり魅力的な機能だといえます。因みに画面分割の場合は、分割された画面がそのまま表示されますので「相手の画面を見ながらプレイする」という楽しみは失われません。
また「シェアプレイ」終了後はホーム画面にプレイしたゲームが表示され、直ぐにストアから購入することが可能。メーカー側としても、タイトルを実際にプレイして購入に繋げる切っ掛けになるなど、ユーザー・メーカー共にメリットがある新機能です。
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
『モンハンワールド:アイスボーン』ミラボレアスを倒すために考えた7つのこと
-
『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
-
『かまいたちの夜』の舞台となったペンションに宿泊…!あの名シーンを妻と再現してきた【ネタバレ注意】
-
PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう
-
『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】
-
『原神』最新映像で「全ファトゥス」登場!ファデュイの幹部、その姿や声優が一挙明らかに
-
『ELDEN RING』最序盤からルーン稼ぎに使える4つの場所!王への道は一日にしてならず
-
「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”
-
テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ