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UI面も進化した『ベヨネッタ2』、そのコンセプトを開発者が明かす ─ 60fps/720pのプレイ映像も

スタイリッシュで歯応え満点のアクションと、独特のユニークなセンスで世界中に多くのファンを持つ『ベヨネッタ』の続編となる、Wii Uソフト『ベヨネッタ2』。

任天堂 Wii U
UI面も進化した『ベヨネッタ2』、そのコンセプトを開発者が明かす ─ 60fps/720pのプレイ映像も
  • UI面も進化した『ベヨネッタ2』、そのコンセプトを開発者が明かす ─ 60fps/720pのプレイ映像も
  • UI面も進化した『ベヨネッタ2』、そのコンセプトを開発者が明かす ─ 60fps/720pのプレイ映像も
スタイリッシュで歯応え満点のアクションと、独特のユニークなセンスで世界中に多くのファンを持つ『ベヨネッタ』の続編となる、Wii Uソフト『ベヨネッタ2』

これまでに公開されている動画や情報の数々から、アクション面の進化ぶりなどは既にご存じのことと思いますが、際立っている点はそこだけではありません。UIに関する部分も全体的にブラッシュアップされており、大きな躍進を遂げていることが開発者ブログにて明らかとなりました。

本作のUIは、前作のベヨネッタらしさを残しながらも、『2』ならではのグラフィック的なブラッシュアップを行うというコンセプトのもと、ディレクターから提示された「リアルさ」を追求すべく、質感のクオリティアップや「デザインの理由づけ」を強く意識して制作されたそうです。

例えば、ダメージを受けるとプレイヤーや敵のHPゲージが赤くなるという表現。前作ではゲージ全体のカラーバランスを変えて赤くしただけですが、本作では複数のレイヤーを重ねて「赤い光がゲージに当たっている」ような見た目へと変更。「ゲージが赤くなる理由」が明確に定義された形となっています。このように「デザインの理由づけ」をすることで、「魔法」という非現実的な要素が根付いている本作の世界観の中で、「リアルさ」を表現できると考えたとのことです。

また、『2』ならではのデザインラインを表現することも、UIコンセプトの一部と述べています。前作では曲線主体の「天界」側のデザインを取り入れたUIが多く見受けられましたが、本作では直線的なラインと寒色の色合いが頻出しています。このデザインラインが何を表しているのかは「ストーリーに関わる部分」となっているらしく、遊んだ時のお楽しみとなりそうです。

このほかにも、前作の分かりづらい・操作しづらい部分の改善も行われており、その詳細が知りたい方は「開発者ブログ 『ベヨネッタ2』のUIデザイン」をご覧ください。加えて、本作の最新映像であり、60FPSによる滑らかなゲーム映像を海外メディアのIGNが公開しています。ベヨネッタが華麗に戦う様々な場面や、マダム・バタフライの圧倒的な勇姿、そして美しいステージの数々が確認できるので、よければこちらもチェックしてみてください。

■開発者ブログ 『ベヨネッタ2』のUIデザイン
URL:http://www.platinumgames.co.jp/bayonetta2/archives/419

■Bayonetta 2 - 60 FPS Montage

URL:http://www.ign.com/videos/2014/08/22/bayonetta-2-60-fps-montage

『ベヨネッタ2』は、9月20日発売予定。価格は、7,700円(税別)です。

(C)2014 Nintendo (C)SEGA
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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