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坂本真綾さんインタビュー後編:劇場版「ペルソナ3」第2章 “人間でないアイギス”

『PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight’s Dream』のアイギス役の坂本真綾さんにお話を伺うインタビューの後編は、アイギスの魅力や役作りを語っていただいた。

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2013年11月に全国で上映された『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring Of Birth』から約半年、第2章となる『PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight’s Dream』がいよいよ公開となる。春から幕を開けた物語は夏へ。この第2章ではついに人気キャラクター・アイギスが登場する。
そのアイギス役の坂本真綾さんにお話を伺うインタビューの後編は、アイギスの魅力や役作りを語っていただいた。
[取材・構成: 細川洋平]

「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight’s Dream」
2014年月6月7日(土)より、新宿バルト9・梅田ブルク7 ほかにて 全国ロードショー

■ アイギスは『人間』ではない

―アニメ!アニメ!(以下、AA)
今回第2章の中で、印象に残ったシーンはありますか?

―坂本真綾さん(以下、坂本)
最初に登場したシーンがやはり印象的でした。すごく美しい場面に描かれてましたし、アイギスにしてみればそこから全てが始まったっていう大事な瞬間ですよね。長い沈黙の後、全身が印象的に出てきて、ようやく言葉を発する。そして、初期のアイギスにちゃんと戻れているかなという気持ちもありました。

―AA
アイギスの魅力というのはどういうものだと思いますか。

―坂本
かわいいのに強いというギャップが魅力的だと思います。さらに言動が他のみんなとちょっと違う。最初のうちは意思疎通を図れるかどうかの微妙な距離感で、でも愛嬌があるからみんなが仲良くしてくれる。けれど時々わけわかんない暴走をするので手も焼くみたいな。そう、ペットみたいな存在なのかなと思っていて(笑)。第2章の段階ではまだちょっと危険なペットみたいな感じです(笑)。
でもそれでいてどこかに物憂げな雰囲気がある。そういうちょっとミステリアスな部分が「あの子は何を考えてるんだろう」ってみんなが知りたくなるところなのかなと思います。

―AA
それでは『ペルソナ3』という作品の魅力はどこにあると思いますか?

―坂本
いろんな要素がガチッと噛み合ったんでしょうね。キャッチーな絵だったり、音楽だったり、登場人物それぞれの描かれ方もすごく丁寧です。
カレンダーを追うようにじっくり進んでいくし、自分もその時間に生きているような錯覚がする。一緒に時を重ねて、みんなで日々を過ごしたというような感覚が終わった後も残るのだと思うんです。自分自身の思い出のように残るのが大きいと思います。

―AA
「一緒に生きている感覚」っていい表現ですね。

―AA
バトルシーンが第1章よりも多く描かれていますがバトル時の緊張感はどう出されているんでしょうか?

―坂本
アイギスはロボットで普通の生身の人間とは違うので、例えば戦闘中に気合いの声や、ダメージの息はあんまり入れていないんです。人間だったら息が漏れるようなところも、あえて無言で。その分本当に「ここぞ」っていう場面にだけ入れています。
むしろ声が何も入っていないっていう事がアイギスにとっての緊張感だというふうに伝わるんじゃないかなと思います。アイギスが痛そうなダメージの声を上げたらよほどのことだなって思うだろうし、何も声を上げずひたすら攻撃している絵には迫力が増すと思うんです。なにもしない、っていうのが私の仕事(笑)。声を入れるポイントを選ぶっていうことですね。

―AA
人間/ロボットという部分からじっくり役作りをされるのですね。

―坂本
人間ではないというところがアイギスの最も重要な個性ですからね。私はやっぱり人間なので、どうやったらロボットらしい雰囲気を出せるんだろうって考えるんです。例えばいかにも機械的に喋るというのが果たして効果的かといえば、アイギスに関しては違います。
でも人間だったら囁いたり叫んだりと声の抑揚がすごくあるけど、そこまでの幅はない。あくまでも「プログラムされた人間みたいな話し方」なので、少し噛んだりしたらおかしいですよね(笑)。普通の人間よりもはっきりことばを発音し喋らないといけないし、平坦な中でも感情を見せてはいけない。ロボットであるということが自然に皆さんに受け容れられる話し方って「難しいなあ~」って思いますね。

―AA
ありがとうございます。最後に読者へ向けてメッセージをお願いします。

―坂本
ゲームをプレイした人にとってはすごく感慨深いものがあると思います。いろんな人のいろんなセリフに込められた思いを感じて楽しんでいただけたらと思います。初めて触れる人も、ポップアートのようなキャッチーな絵の世界が動くので、見ているだけでも面白いし、何よりドラマチックな作品なので、楽しんでいただけると思います。

坂本真綾さんインタビュー後編:劇場版「ペルソナ3」第2章 “人間でないアイギス”

《animeanime》

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