人生にゲームをプラスするメディア

「これは私の人生そのもの」―元マフィアの娘が『GTA V』を提訴、4000万ドルの賠償金を求める

実在するイタリアンマフィアの娘であるカレン・グラヴァーノ氏が、「『GTA V』のキャラクターは自身の半生をベースにしている」とRockstar Gamesを起訴し、同社に対して4000万ドルの賠償金を求めていることが明らかになりました。

ゲームビジネス その他
実在するイタリアンマフィアの娘であるカレン・グラヴァーノ氏が、「『GTA V』のキャラクターは自身の半生をベースにしている」とRockstar Gamesを起訴し、同社に対して4000万ドルの賠償金を求めていることが明らかになりました。

今回の訴訟は、『GTA V』の登場人物である「アントニア・ボッティーノ」にまつわるシナリオがきっかけとなっており、カレン氏は「これは人生を丸ごと盗作しているようなもので、今後出版する予定の自叙伝にも影響が出てしまう」と主張している模様。「アントニア・ボッティーノ」は“ガンベッティ一家の元幹部サミー・ボッティーノの娘“という設定で産まれたキャラクターですが、これはカレン氏の父親であるサルヴァトーレ・”サミー・ザ・ブル”・グラヴァーノ氏と実在するマフィアファミリー「ガンビーノ一家」がモデルになっているようです。また、海外のセレブゴシップメディアstarcasm.netでは3Dモデルと実際のカレン氏の比較画像も公開されており、キャラクターと同氏の容姿からも共通点が確認出来ます。

海外メディアNew York Daily Newsによれば、「原告であるカレン氏は『GTA V』のシナリオライターや開発者達に最大限の敬意を表しているものの、今回の訴訟に踏み切った」とのこと。Rockstar Gamesからのコメントは現状では発表されていませんが、以前にも米国の女優リンジー・ローハン氏との問題もあった為に、より慎重な対応が求められるのではないでしょうか。
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. OPTPiXはこうして生まれた!ウェブテクノロジ設立物語(後編)・・・「OPTPiXを256倍使うための頁」第4回

    OPTPiXはこうして生まれた!ウェブテクノロジ設立物語(後編)・・・「OPTPiXを256倍使うための頁」第4回

  2. 【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

    【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

  3. 『クラッシュ・バンディクー』や『ラスアス』のノーティードッグ、公式グッズサイトをオープン

    『クラッシュ・バンディクー』や『ラスアス』のノーティードッグ、公式グッズサイトをオープン

  4. 【GDC 2015】2人で作って10億円を稼いだ『クロッシーロード』のサクセスストーリー

  5. スマホゲーム業界のマーケティングカオスマップ(β版)が公開―ゲームのライフサイクルに合わせる形で分類・整理

  6. e-Sports市場は今後3年で2.5倍成長する―ノブコブ・吉村さん登壇のトークイベント「ちょっと先のおもしろいゲームの世界」をレポート

  7. SonicSYNCは『プロセカ』をどう進化させたのか―低遅延やリッチなサウンドに挑み続ける開発者の「こだわり」

  8. TGSで、騎手になってきました―“乗馬VRゲーム”や扇子を使った“陰陽師ゲーム”など、学生による秀逸ゲームをピックアップ!【TGS2022】

  9. 【プレイレビュー】『ファークライ 3』日本語版Co-opマルチプレイモードプレビュー&プレイ動画

  10. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

アクセスランキングをもっと見る