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FPSトッププレイヤーに訊く、日常とゲーミングデバイスの関係

ゲームオンの無料オンラインFPS『AVA』で活動しているゲーミングチーム「DeToNator」とスポンサー契約を2013年9月に締結。そこで、彼らの日常やゲーミングデバイスについて訊くべく、同チームのDarkよっぴーさんとAk~aySさんにインタビューを実施しました。

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数々のゲーミングモニターなどを手掛けるBenQ Japanは、ゲームオンの無料オンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』(以下AVA)で活動しているゲーミングチーム「DeToNator」とスポンサー契約を2013年9月に締結。そこで、彼らの日常やゲーミングデバイスについて訊くべく、同チームのDarkよっぴーさんとAk~aySさんにインタビューを実施しました。(取材協力:アイ・カフェ AKIBAPLACE店)

「DeToNator」は、総勢15人のゲーミングチームで、日本でも150万人のユーザーがプレイする『AVA』において、国際エキシビジョンマッチ爆破部門にて優勝、INTERNATIONAL CHAMPIONSHIPにて世界2位となるなど、数々の大会で実績を残しています。

――最初に簡単に自己紹介をお願いします。

Darkよっぴー: DeToNator爆破部門リーダーのDarkよっぴーです。

Ak~ayS:同じくDeToNator爆破部門のスナイパーです。

――オンラインFPSを始めたきっかけを教えてください。

Darkよっぴー:8年前に『Gunz』というTPSを始めたのがきっかけです。

Ak~ayS:最初はMMORPGをプレイしていて、その仲間の1人がFPS出身でした。そして、『AVA』がサービス開始するから移ろうという話になり、今に至ります。

――今や多くの大会で活躍されていますが、トッププレイヤーとしての意識は最初からありましたか。

Darkよっぴー:最初はあまり意識していなくて、『Gunz』の頃は大会もなく、クラン戦も少人数でワイワイやっていた感じでした。

Ak~ayS:僕はワイワイやりながらも、勝ちたいという気持ちは少しあったので、ちょっとガチみたいな感じです。

――では、ゲームを競技として捉え始めたのはいつ頃からですか。

Darkよっぴー:意識的に本気になったのは、今のチームに入ってからですね。ですから3年ぐらい前からです。

Ak~ayS:ずっと勝ちたいと思っていて、今のチームに入りました。それにより明白な目標が出来たので、僕もチームに入ってからですね。


――DeToNatorはどのようなチームですか。

Darkよっぴー:試合の最中は集中して真剣です。そして、どのような相手だろうと手は抜きません。それ以外は結構にぎやかにやっています。

Ak~ayS:みんな歳が近くて、友達感覚です。

Darkよっぴー:戦い方の特徴としては、運や読みに任せずキッチリとしているので、ボロボロに負けることは無く、負けても僅差です。特に大会なんかは、トーナメントで勝ち続ける必要がありますから。

――普段はどのようなトレーニングをしていますか。

Darkよっぴー:クランとしては、実際にゲームをするのではなく、マップを弄れるツールがありまして、それを使って配置や連携の確認、チームとしての意識の統一を行っています。


――つまり、エイム(照準を敵に合わせる事)といった技術的な部分ではなく、ゲームに対する知識的な部分のトレーニングが多いんですね。

Darkよっぴー:正直な話エイムに関しては、ほぼほぼ出来上がって伸び代がない域にまで行っているんですよ。それに、エイムにこだわり過ぎても毎回100%の力を発揮できわけではありませんので、勝ち負けに波ができてしまいます。

Ak~ayS:だからこそのチームワークです。

――なるほど。トレーニングの時間はいかがでしょうか。

Darkよっぴー:1日平均で2、3時間です。


――DeToNatorは企業からのサポートを受けていますが、その存在は大きいですか。

Darkよっぴー:大きいですね。すばらしいデバイスを提供・使用させて頂いていますし、その分「勝たないなと」と思いますね。これで大会に負けてしまうと、僕らの実力不足ではありますが、デバイスが悪く見られることもありますので。

Ak~ayS:デバイスが良い物なので、それをずっと使い続けられる事は有難いです。消耗品もありますし、学生の頃は金銭的な問題もありましたから。

――モニターはBenQ製のものを使われてますが、いかがですか。

Darkよっぴー:ゲームをやっていて一番気になるのが、モニターの残像感や応答速度なので、今使っているXL2420TEには満足しています。

Ak~ayS:僕もリフレッシュレートや応答速度とかは気にするんですけど、休日にがっつり10時間ぐらいゲームするんですよ。そうすると、目が疲れて頭痛がすることがあるのですが、XL2420TEを使い出してからは平気になりましたね(笑)

――それがBenQ製モニターの強みであるフリッカーフリー機能の効果なんですね。

Ak~ayS:そうだと思います。実は、一つ前のモデルはその機能がなくて、今のXL2420TEにしてから感動しました。

――リフレッシュレートの話が出ましたが、144Hzとそれ以下だとやはり違いますか。

Ak~ayS:残像が全然違います。60Hzと75Hzでも理論上では違いが判らないと言われますが、体感の違いはありました。ですので、144Hzが当たり前で120Hzが最低ラインです。


――BenQのゲーミングモニターで他に気に入っている機能はありますか。

Darkよっぴー:Black eQualizerです。この機能は暗い場所を明るくして、明るい場所は明るくなり過ぎないんですよ。これにより、暗い場所に隠れている敵などを発見し易くなります。またスイッチで設定を瞬時に切り替えられる点もいいですね。

Ak~ayS:Black eQualizerは、自分もMAXに設定しています。味方をカバーする時、瞬時に敵を視認できたり、銃身が少し見えたりしているだけで気が付きますので。

――コンシューマーや有料のFPSと、無料のFPSの違いは何か感じますか。

Darkよっぴー:無料FPSは、必要スペックも低く、無料ということで敷居が低くて若いユーザーが多いですね。逆にコンシューマーのFPSは、どうしても敷居が高く大人が多いイメージです。

Ak~ayS:似てはいますが、コンシューマーはもっと純粋に楽しむ娯楽のようなイメージです。無料FPSは、強い人がポンっと生まれ易い環境があると思います。


――年齢によりゲームのスキルは左右されると思いますか。

Darkよっぴー:多少はあると思いますが、30代超えて40代になっても大丈夫だと思いますよ。反射神経が鈍くなってもエイムに影響が出るだけで、戦術や連携は、年齢に影響されないと思うので。

Ak~ayS:僕はプレイする時間によると思いますね。どうしても年齢が高くなるとゲームをプレイする時間って減るじゃないですか。言い方は悪いですが、それがスキルの劣化に繋がるのかなと。やり続けるなら、気にする必要はないと思います。

Darkよっぴー:実際、中国の代表に30歳を超えている人も居て、強かったです。

――最後にゲーム業界に期待・注目していることを教えてください。

Darkよっぴー:今後の『AVA』に期待していて、オフラインイベントが多くて地域でのコミュニティー作りに力を入れているので。

Ak~ayS:僕は日本のeSPORTSの未来ですね。今後日本でどの様に普及していくのか非常に気にしています。


――ありがとうございました。
《栗本 浩大》
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