発売直前『龍が如く維新！』の2章を紹介 ― 舞台は時代の中心地・京！斎藤一と名前を変えた龍馬に起こる出来事とは

セガは、PlayStation 4/PlayStation 3ソフト『龍が如く維新！』の2章詳細を公開しました。

『龍が如く維新！』は、『龍が如く』シリーズの最新作で、桐生一馬が歴史上の人物「坂本龍馬」として出演するアクションアドベンチャーゲームです。舞台は、龍馬が生まれ育った南の大藩「土佐」から始まり、稀代の大人物が集結する日本の中枢「京」を中心に展開。龍馬は斎藤一と名前を変え、素性を隠して、恩師を斬り殺した謎の剣士を追っていくことになります。

今回は、本作の2章を紹介します。舞台は土佐から、時代の中心地・京へと移ります。斎藤一と名前を変え、土佐藩の中心人物にして、育ての親である吉田東洋を殺した「覆面の男」を追い続けている龍馬。「天念理心流」の使い手を求めて京の道場を巡り歩く龍馬の前に現れた男や、土佐勤王党の一員であり、顔なじみの島田の斬死体を見た龍馬に語り掛けてくる編み笠を目深く被った男との出会い。様々な理想と思惑が入り乱れる京が舞台となる2章を追ってみましょう。

◆2章

土佐藩の中心人物にして、龍馬の育ての親である吉田東洋の暗殺から一年。倒幕と佐幕、開国と攘夷。様々な理想と思惑が入り乱れる、時代の中心地・京。その片隅にある船宿「寺田屋」で、世の中の動きに我関せずと居眠りを続ける男がいました。男は浪人・斎藤一。

女中からの宿賃の催促を適当にごまかし、博打を打ちにフラフラと宿を出る昼行燈。誰の目にもうだつの上がらない素浪人と映るこの男こそが、坂本龍馬の現在の姿でした。ですが、龍馬が人気のない裏路地に入るや、その様子は一変します。背筋は伸び、目には鋭い光が宿る。斎藤一という仮の姿を被り、龍馬は今もなお東洋を殺した「覆面の男」を追い続けていました。

一年に渡る執念の調査の末、龍馬は「覆面の男」の使った剣が「天念理心流」という流派であることを突き止めていました。事件の真相に近づく唯一の手がかりである理心流。その使い手を求め、龍馬は京の道場を巡り歩きます。

日も暮れかかり、今日も収穫なしかと思われた時、一人の男が龍馬の前に現れます。長州の新堀松輔と名乗るその男は、龍馬に問いかけます。

「アンタ、天念理心流の使い手は見つかったかい？」

警戒する龍馬に、新堀は笑みを浮かべて答えます。自分は剣の腕の立つ男を捜しており、天然理心流を求めて京の道場を片っ端から荒らして回る龍馬の存在を知ったのだと。なおも警戒する龍馬へ、新堀は「お近づきのしるし」にと、ある情報屋を紹介します。それだけ告げて去っていく新堀。他に当てもない龍馬は、危険を承知で情報屋の元へ向かうことにします。

その情報屋の元で、龍馬は大きな手がかり得ます。天念理心流の使い手が、京を拠点に活動する「ある組織」に集結していることがわかったのです。その組織こそ、「壬生狼」と恐れられる幕末最強の戦闘集団「新選組」でした。

真相は新選組の中にあるというのか。龍馬の顔に決意の表情が浮かびます。事件の真相に近づく大きな手がかりを得た龍馬。ですが、そこへ悲鳴が響きます。「人斬りだ！」龍馬が駆けつけると、人だかりの中心に無残な斬死体が転がっていました。動乱の京では、もはや珍しくもない風景。ですが、その死に顔を見て、龍馬に戦慄が走ります。斬られた男は、土佐勤王党の一員であり、龍馬の顔なじみ・島田でした。

「島田は口の軽い男じゃったき。始末する必要があったがです。」

不意に背後から龍馬に語り掛けてきたのは、編み笠を目深く被った男。動揺していたとはいえ、龍馬の背後を取ったこの男の正体とは……？

舞台を京へ移した2章では、龍馬は斎藤一という仮の姿を被り、活動しています。「天念理心流」の使い手を求め、京の道場を巡り歩く龍馬に降りかかる様々な出来事。物語の結末は、明日発売となる『龍が如く維新！』で確かめてください。

『龍が如く維新！』は、2014年2月22日発売予定で価格は8,600円（税込）です。

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