世界に116本しかないと伝えられる『Nintendo World Championships』は、かつて任天堂が1990年に開催した大会用に制作されたファミコンソフトです。この大会では『スーパーマリオブラザーズ』と『Rad Racer』、『テトリス』の3種目を誰が一番早くクリアするかが競われ、そのファイナリストたちに贈られたのが同ソフトでした。
この時に配られたカートリッジは116本のうちの90本で、色はグレー。シリアルナンバーも刻印されており、誰がそれを貰ったのかがわかるようになっていました。
残りの26本はゴールドのカートリッジで、こちらには特にナンバーは入っておらず、雑誌「Nintendo Power」で行われたコンテストの景品となりました。
このような経緯を経た『Nintendo World Championships』がeBayに出品され、あまりコンディションがよくないにもかかわらず最終的には9万9902ドルの高値に。しかし出品者が「NintendoAge」のフォーラムで語ったところによると、落札者は「2歳の子どもが勝手に入札した」という理由で落札をキャンセルし、結局大金を手にすることはかなわなかったようです。
なお、今回の思いがけない高値に触発されたのか、もっとコンディションのいい物やゴールドカートリッジなどが他のユーザーにより出品中。
ゴールドカートリッジの方はラベルがないにもかかわらず10万ドル程度にまで上昇しており、最終的にどのぐらいで落札されるか非常に興味深いところです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
任天堂 アクセスランキング
-
【特集】『星のカービィ』シリーズ、絶対に忘れられないシーン10選
-
『星のカービィ スターアライズ』いくつ知ってる？小ネタ10選【ネタバレ注意】
-
『あつ森』大型アプデを120％楽しむために“データ消去”してイチから始めてみた体験記
-
『モンハンライズ』知ると楽しい「マカ錬金」&「護石」のススメーまだ見ぬ“神おま”を探しに行こう！
-
『モンハンライズ：サンブレイク』双剣の新たな動きを解説！鉄蟲糸技「螺旋斬」で、空中戦がもっと得意に
-
『ポケモン』シェルダーに秘められた可能性…「設定上存在しているはず」のポケモン3選
-
『モンハンライズ』ライトボウガンの操作方法・立ち回りを解説ー精密射撃でモンスターを翻弄せよ【個別武器紹介】
-
『モンハンライズ：サンブレイク』マルチで使えば効果絶大！「弱いの来い！」の使い方【UPDATE】
-
青沼氏「フタを開けたくなかった」…3倍の時間をかけたリメイク作『ムジュラの仮面 3D』の開発秘話を社長が訊く
-
『スーパーマリオ 3Dコレクション』の『サンシャイン』を遊んだら、『オデッセイ』との方向性の違いにびっくりした話
