今回筆者が着目したのは、その番組の宣伝映像。番組の一部を切り取ったような映像になっていますが、ここで子供の教育に『Minecraft』を使用した映像が使われており、ゲームデザイナーのJeff Minter氏や同テレビ局の番組構成作家などが登場。またそのYouTubeページでは『Minecraft』を作ったMojangのNotch氏も驚きのコメントを寄せています。
『Minecraft』は、プレイしたことがある人なら誰もが知っての通り、オープンワールド型の「クリエイティブ」で「シンプル」な「ソーシャル性」を持った作品ですが、この3つの要素が子供の知育にとって最適である、と語られています。映像内では「複雑な操作は求められず、仲間と協力して建造物などの環境を作り上げる点などは、相手を倒したり、相手の物を破壊することが求められる多くのビデオゲームとは異なる」と評価されており「読書だけでは得ることができない想像力が身に付く」とも捉えられています。
過去にはスウェーデンの大学の授業でも活用されていることが話題となった『Minecraft』。海外のビデオゲームの存在は今や市民権のようなものが確立されていますが、コミュニケーション能力や想像力などを養う道具として再評価されている点においては、これから日本の教育の現場でも『Minecraft』が登場することがあるかもしれません。
海外TV番組に垣間見る、知育道具としての『Minecraft』の存在とは
《Hanzo》編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
マリオファクトリー南柏店レポート
-
「ゲーム開発者の選択肢を広げる企業に」CRI・ミドルウェア押見正雄社長に聞く同社の過去・現在・未来
-
150ヵ国で展開するソーシャルゲーム『Warriors of Odin』成功の秘密とは? gloopsの開発陣に直撃
-
桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン
-
セガ、『リズム天国』を全国のアミューズメント施設で稼動開始
-
『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸
-
去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100
-
「ポケモンフェスタ2004」の開催日時が決定
-
GB版をリニューアル!FOMA『スターオーシャン ブルースフィア』配信







