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世界レベルのゲーマーがアキバに集結!WCG2013『LoL』日本代表予選レポート

世界最大級のeスポーツ大会”World Cyber Games(WCG)”。 世界各国を代表するゲーマーが一同に集結し、ゲームの頂点を目指すというイベントですが、10月25日、東京秋葉原ににて『League of Legends (LoL)』の日本代表予選会が行われました。

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“Beyond the Game”のスローガンを掲げ、今年で開催13周年を迎える世界最大級のeスポーツ大会「World Cyber Games(WCG)」。 世界各国を代表するゲーマーが一同に集結し、ゲームの頂点を目指すというイベントで、10月5日、東京秋葉原に店を構えるアイカフェにて、種目タイトルの1つ『League of Legends (LoL)』の日本代表予選会が行われました。

9月開催の2回にわたるオンライントーナメントを経て、今回の決勝予選までコマを進めたのは、「PeachServer AllStars」、「IkdYsak」、「Rampage」、「TIME OF CLOCK」の4チーム。この中から、決勝戦を勝ち越した1チームだけが、中国で開催されるWCG 2013本戦への切符を手にする事が出来ます。



2013年現在『LoL』は、毎日500万人近いユーザーがゲームを楽しんでいるとの統計が明らかとなっており、今回の出場選手たちはゲーム内のランクを表すTierにおいて、最高位に位置するDiamond以上のプレイヤーが半数以上。中には登録数5千万人を超える全プレイヤーの数%程しか到達出来ないChallenger Tierに昇格している選手も珍しくありません。世界大会の予選であると共に、事実上日本最強チームを決定する戦いともいえ、出場者全員がハイレベルなスキルを持った実力派プレイヤーです。

最近では、格闘ゲームの人気も相まって、国内でもeスポーツ文化が例年以上に浸透しつつあります。ゲーミング製品も手がけるデバイスメーカーのロジクールが全面的にバックアップを行い、本家『LoL』の開発元Riot Gamesからのオフィシャルな応援メッセージも届くなど、本大会は非常に大規模なもの。会場となったアイカフェはDELLのゲーミングPCブランド「ALIENWARE」の特設スペースを導入した 国内でも屈指のPCゲーム特化型施設となり、会場には主催者発表で、約120人の観客が詰めかけていました。



会場は、選手が試合を行うゲームスペースと、観客がスクリーンで試合を見守る観戦エリアの2つに分けられていて、観戦エリアでは、『LoL』プレイヤーのharuno氏、t4pu氏による実況解説も実施。この模様はニコニコ生放送でも中継され、第一試合時点では1万5千人、海外で同時進行していた『League of Legends Season3 World Championship』の放送が終わる頃に、丁度本大会の決勝戦がスタートし、最終的な観覧者は9万人を超えたとの事。

『League of Legends』は、日本ではローカライズも行われておらず、競技性の強い内容から、男性客が大半を占めるイメージがありますが、この日は女性ユーザーや10代の若いプレイヤーの姿も多く見られたのも印象的。大会のスポンサーを務めたロジクールのクラスターマーケティングマネージャー古澤明仁氏に、こうしたeスポーツシーンの変化や同社の取り組みについて話を聞きました。

――今回の大会をスポンサーするに至った経緯について教えてください。

「まず、簡単にいえばeスポーツというジャンルを盛り上げていきたいと思いました。オンライン上での大会やイベント等は実際どこでもやっている事だと思うのですが、こういったオフラインでパブリックビューイングという場を設けて観客に見て頂くという事が狙いで、「こういったゲームがあるんだ」という気づきの場をこれからもスポンサーとして提供していきたいと考えています。

今も丁度やっていますが、やはり北米の大会規模は凄まじいですよね。(当日は日本予選と同時進行で、『LoL』ワールドチャンピオンシップの決勝戦が行われていました。)日本では、スポンサーとプレイヤー、そしてタイトルの繋がりがまだまだ弱いです。そこを盛り上げていくのが我々の今後の課題で、その1つの形が今回の日本予選のメインスポンサーとなっています。」


――前回、ロジクールがスポンサーとなった「Logicool G with e-sports LOLファンミーティング」に比べてもかなり大規模なイベントなりましたが、全体の雰囲気はいかがですか?

「非常に今後が楽しみですね。それと注目していきたいのが、今日は男性の方だけでなく女性の方も見られるので、「ゲームといえばこういう人」というステレオなイメージを取り払って色々な方から注目されるイベントになりつつあるのかな。という手応えもあります。」




途中、機材トラブルに見舞われる事もある中、決勝トーナメントは無事進行。元々「世界を目指す」という目標から結成された「Rampage」が、全試合ストレート勝ちという圧倒的な力を魅せつけ優勝。初戦の「TIME OF CLOCK」との試合では、1マッチ平均30分程掛かる本作の試合を僅か15分足らずで決着を付けるスピード勝利も見られました。

日本代表の切符を手にした「Rampage」は、日頃から海外チームとの練習に重点を置き、大会中はとにかくチームメンバーと連携出来るように”声を出すこと”を意識したそう。本戦までには「誰かの名前を呼んだ瞬間に何がしたいか分かる」ぐらいに仕上げるというのが今後の課題なんだとか。

WCG本戦では、やはり中国や韓国のチームが脅威。「Rampage」としても現時点での大きな力量差を感じているようで「とりあえず1勝を目指し、強豪チームに当たっても足掻く。日本にも『LoL』があるという事を見せつけられる様に頑張ります!」と心強い意気込みを語ってくれました。

《編集部》
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