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無気力と執着を併せ持つ四女「スリイ」公開『ドラッグ オン ドラグーン3』 ─ 格闘装具等の新武器も

スクウェア・エニックスは、プレイステーション3向けソフト『ドラッグ オン ドラグーン3』の新キャラクターをはじめ、格闘装具などのスクリーンショットを公開しました。

ソニー PS3
ウタウタイ姉妹の四女「スリイ」公開
  • ウタウタイ姉妹の四女「スリイ」公開
  • 常に気怠げな彼女
  • 無気力な反応の多い
  • ゼロの美しい勇姿
  • バリエーション豊かな攻撃が可能な剣
  • 方範囲や突進攻撃など前方に対して強力なアドバンテージを持つ槍
  • 新武器・格闘装具
  • 蹴りも重要な攻撃手段
スクウェア・エニックスは、プレイステーション3向けソフト『ドラッグ オン ドラグーン3』の新キャラクターをはじめ、格闘装具などのスクリーンショットを公開しました。

ドラゴンと契約を結んだ主人公を操り、派手な空中戦や多彩な武器を使いこなす地上戦など多面的に活躍できる戦闘と、先の展開を予想させない独特なシナリオに類型的でないキャラクターが評判となり、根強いファンを育てた『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ。ナンバリングタイトルとしては8年の沈黙を破り、最新作『ドラッグ オン ドラグーン3』が10月31日にリリースされます。

シリーズ初の女性主人公「ゼロ」をはじめ、シリーズの特色となる武器チェンジシステムや、ゼロの妹たちである、次女の「ワン」に五女「フォウ」ならびに六女「ファイブ」などの情報が公開されてきましたが、このたび公式サイトが更新され、本作の物語の中枢を担うであろう「ウタウタイ姉妹」の四女「スリイ」と、「格闘装具」「戦輪」といった新たな武器の詳細が判明しました。

■四女「スリイ」 ─ 無邪気故の、執念深さと無関心を併せ持つ、ミステリアスな女性
ゼロを長女とするウタウタイ姉妹の四女。敵対していると思われるゼロ以外のウタウタイは、それぞれ世界の国々を任されており、その例に漏れずスリイも森の国を統治しています。しかし、統治者として求められる在り方とは真逆の性格のスリイ。

常に気怠げで、基本的に無気力。興味の沸かないものはどうなっても全く気に留めないが、一度興味が向くと異常なまでの執着を見せます。邪気がないからこそ裏表もなく、執着と無関心の気質を矛盾なく備えています。なお、ゼロに対しては無関心の模様。

両極端な反応を示すものの、相反することはなく一貫している彼女は、立ち振る舞いにも普遍ならざるものを感じさせます。公式サイトで既に公開されている、五女フォウの短編小説「家族の肖像」中にスリイが短いながらも登場しますが、自身の髪の毛をハサミで切りながら現れるというエキセントリックな一面が描かれています。

フォウ曰く、姉妹で最も綺麗な顔立ちをしているが、その魅力を全く活かそうとしておらず、ムダ使いしている変人との烙印を押しています。もっとも、フォウ自身も完全にまっとうな人間とは言いかねる面もあるため、この評価がどれだけ一般的かは現在ではまだ不明です。しかしスリイの内面を垣間見ることはできるので、より知りたい方は公式サイトの小説を読むのもいいかもしれません。

■格闘装具
このたび公開となった新たな武器。他の武器と比べ攻撃範囲は狭いものの、繰り出せる手数は一番多く、素早い動きで敵を圧倒します。またコンボも繋げやすいため、連打系の攻撃を繰り出すことで1対1の状況では無類の強さを誇ります。反面、多数の敵に囲まれた状況下では、その真価を発揮しにくいため、武器チェンジのタイミングが重要となる武器です。

■戦輪
こちらも、新たに明かされた武器です。こちらは格闘装具とは真逆で、各武器の中で最も広い攻撃範囲を持ち、周囲の敵を巻き込みながらの攻撃が可能。全体的な威力はそれほど高くはありませんが、独特の動きで敵を翻弄し、乱戦や多数の敵に囲まれた状況下などで、その真価が発揮されます。

公開されたスクリーンショットでは、物々しい武器を担いだ敵を前にして、格闘装具を手にしたゼロが華麗に戦う姿などを捉えています。蹴りや拳で易々と渡り合う勇姿は非常に凛々しく、一見の価値があると言えるでしょう。

新たな姉妹や武器の存在が明かされた『ドラッグ オン ドラグーン3』。システムなどが公開されるにつれ、作品への期待も高まりますが、まだ明かされていない他の姉妹の続報などを楽しみにしつつ、発売日を待ちましょう。

『ドラッグ オン ドラグーン3』は、10月31日発売予定で、価格は通常版が7,980円(税込)、スクウェア・エニックスe-STORE専売の『DRAG-ON DRAGOON 10周年記念BOX』が19,800円(税込)です。

(C) 2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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