このトークライブは、「お笑いとゲームを融合させた面白いライブ」をコンセプトに、お笑い芸人とゲームクリエイターの織りなすトークが好評を博し、毎回、業界のどこでも聞けない会場限定の裏話が飛び出す予測不可能なトークがバラエティに展開されます。
今回のテーマは「ユーザーとクリエイターの距離を近づける」で、場所は角座に代わりロフトプラスワンへ。第4回の出演者は、このイベントの主催であり日本ゲームユーザー協会の代表でもあるアメリカザリガニの平井善之さん、エレキコミックの今立進さん、バンダイナムコゲームスの富澤祐介氏、サイバーコネクトツーの松山洋氏です。
■突っ込みゲーム紹介
このコーナーでは、出演者が購入したゲームを紹介するコーナーで、エレキコミックの今立進さんが6月に行われたE3でアメリカに行った際に、中古ゲームショップで購入した怪しいファコミンゲームが披露されました。今立進さんは、「向こうの人からすればクソゲーだったようで、店員さんに『アンビリーバボー』と言われて、頭を抱えられてしまいました(笑)。でも僕はこれが欲しかったんです!」と持ち出したのが『ジョーズ』、『13日の金曜日』や、2012年に作られた『DOMOIOS』、謎のor Dieシリーズの1つ『Ski or Die』、『Battle Kid:Fortress of Peril(バトルキッド:危険な要塞)』という作品で、どの作品も予想外過ぎる内容で会場を盛り上げます。
■クリエイターズトーク
続いてのコーナーは、スキンヘッドから坊主へと移りつつあるサイバーコネクトツー社長の松山氏とバンダイナムコゲームスで『GOD EATER』シリーズのプロデュースを手掛ける富澤氏が様々なトークをするコーナーです。主に『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』や『GOD EATER 2』の話に触れ、後半は富澤氏自らが『GOD EATER 2』の実機デモを披露しました。
■Q&A
事前に募集した参加者からの質問に答えるこのコーナーでは、「ゲームメディアについて教えてください」「日本のゲーム業界は今後どうなるの」「思い出のクソゲーは何ですか」や、「サイバーコネクトツーの新作タイトルについてのきわどい」質問が寄せられました。どれも興味深い質問が行われたものの、その答えは大人の都合で割愛させていただきます。
■芸能人ゲーム
今回のメインコーナーである「芸能人ゲーム」では、出演者と来場者がそれぞれ持ち込んだ芸能人を題材にしたタレントゲームを紹介するコーナーです。まずはディスクシステムの『光GENJIローラーパニック』、そしてファミコンの『所さんのまもるもせめるも』、PS2の『VER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』、セガサターンの『ファンキーヘッドボクサーズ』、スーパーファミコンの『笑っていいともタモリンピック』を紹介。特に『VER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』は、浜田省吾さんが登場し、アニメーションをプロダクションI.Gが担当かつマニアックであるため、出演者・参加者共に興味津々でゲームの紹介を聞いていました。
この様に非常に濃い出演者による濃いゲームライブは、新宿の地下で大盛況の後に終了。次の開催も決定し、非常にギークな内容を楽しめるこの「アメザリ平井のゲームライブ」は、ゲームに対する新たな興味を生み出すだけではなく、ユーザーとクリエイターの距離を縮め、昔懐かしい思い出を今の思い出へと生まれ変わらせてくれるようです。
今後の日本ゲームユーザー協会の活動と次回のイベントにも期待しましょう。
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