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【E3 2013】これぞ次世代ゲームのベンチマーク! 『Ryse: Son of Rome』のプレイレポート

E3会場でプレイアブル出展されたXbox Oneタイトルの中でも、ローンチタイトルとあって、もっとも注目度が高かったタイトルの一つが『Ryse: Son of Rome』です。

マイクロソフト Xbox One
【E3 2013】これぞ次世代ゲームのベンチマーク! 『Ryse: Son of Rome』のプレイレポート
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E3会場でプレイアブル出展されたXbox Oneタイトルの中でも、ローンチタイトルとあって、もっとも注目度が高かったタイトルの一つが『Ryse: Son of Rome』です。

その名の通りローマ帝国を舞台としたアクションアドベンチャーで、プレーヤーは蛮族に家族を惨殺されたローマ軍の若き兵士マリウス・タイトゥスとなり、ブリタニアの地で蛮族と戦っていくことになります。

開発スタジオはドイツのクライテックで、ゲームエンジンはもちろんCryEngine3。俗に「自然描写に強い」と言われるCryEngine3の特性を活かして、プレイデモでは海や砂浜、岩肌といった自然がリアルに描写。顔のしわまで丹念に描写された人物像や、ハードなゲームプレイなどと相まって、次世代のベンチマークといえる内容になっていました。

もっとも、いまやE3プレスカンファレンスの内容がリアルタイムでストリーミング配信され、youtubeで確認できる時代になりました。本作の概要についても、素直にIGN配信の公式動画のうち、18分13秒付近から25分24秒あたりの映像をチェックいただければ、はい終了という感じがなきにしもあらずです。いや、良い時代になったモノですね、ほんと。

実際、ハリウッド映画顔負けの大スペクタクル上陸シーンから始まって、自然にゲームプレイにつなげていく様は「お見事!」のひとこと。PS2あたりから、こうした映画的演出とゲームプレイの自然な融合を夢見てきたゲーム開発者は多かったと思われますが、Xbox Oneのパワーを得て、ここまで到達したというところでしょうか。

ポイントはこの映像がすべてトレーラーではなく、実機上のデモプレイであること。というわけでマイクロソフトブースでも、この映像とほぼ同じ内容の(もちろんゲームプレイなので細部は違いますが)ゲーム体験ができました。シークエンスも冒頭の海岸上陸シーンからはじまって、砂浜での敵群との乱戦、陣形を整えて密集隊形を組ながら砦に突撃、砦の中で敵と戦いながら、投石兵器で敵の塔を撃破と進んでいきます。そこで本稿では映像からではちょっとわかりにくい、ゲームのプレイ感覚について紹介していきましょう。



本作のバトルシーンでは、要所で画面上に「B」「X」「Y」といったアイコンが表示されます。この時にタイミング良くボタンを押すと、Bボタンで敵の攻撃をかわした後に、「X」または「Y」で特殊攻撃を繰り出すことができます。いわゆるQTEバトルが簡略化された形で組み込まれているわけです。また敵から攻撃を受けたときに、タイミング良くBボタンを押すと、敵の攻撃を跳ね返し、反撃の糸口をみつけることができます。

ただ、ご存じのとおりAとB、XとYの位置がマイクロソフト系と任天堂系のコントローラで反対なんですよね。なにしろスーパーファミコン時代から指先にインプリンティングされているわけで、いざ「X」「Y」と表示されると、ついつい迷ってしまいました。読者諸兄におかれましても、実際にプレイされる時は、任天脳からMS脳に頭を切り換えて臨まれることをオススメします。

また中間シークエンスの攻城戦では、RTボタンを押して密集隊形を取り、左スティックで進撃していきます。砦から矢が飛んできたらAボタンを押して盾をかまえ、みんなで仲良くガード。すきをついてRトリガーを押しこみ、ため打ちの要領で離せば手投げ槍が投擲されます。

こんな風に個人攻撃の蛮族と組織攻撃のローマ軍といった、組織や戦術の違いが体験できるのも本作の特徴となっています。資料によると一度に約100人のキャラクターが画面上に表示され、それぞれがAI制御で行動するとのことなので、史実にもとづくような大合戦シーンが期待できるかもしれません。

このほか資料によると本作は2人協力プレーモードがあり、コロッセウムで横スクロール型のアクションゲームが楽しめるとのこと。さまざまな敵を友達と一緒に撃破していく遊びが入っているようです。またXbox One内蔵のキネクト2にも対応しており、ボイスコマンドで手投げ槍の投擲や密集隊形での防御といった操作が可能です。

さらにXboxスマートグラスにも対応しており、ゲーム体験の共有や、ゲームを進める上でのヒントなどがスマホやタブレットなどで得られるとのこと。まさにXbox Oneのショウケース的な一作になっているといえそうです。
《小野憲史》
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