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簡単設定のゲームレコーダー『AVT-C281J』実践レポート [2]

初心者でも簡単に扱えるゲームレコーダー機器『AVT-C281J』。前回は製品の概要をご紹介しましたが、第二回目ではより詳細なセッティング方法や、実際に編集部で使用した録画のレポートをお届けしたいと思います。

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初心者でも簡単に扱えるゲームレコーダー機器『AVT-C281J』。前回は製品の概要をご紹介しましたが、第二回目ではより詳細なセッティング方法や、実際に編集部で使用した録画のレポートをお届けしたいと思います。

■ ケーブルを差すだけの簡単セットアップ

第一回目でもお伝えした通り、『AVT-C281J』の一番の魅力はなんといってもその手軽さ。パソコンを一切使用せず本体だけで録画が可能で、なおかつセッティングに必要なケーブル類も全てはじめからパッケージに付属されています。

本体背面にゲーム入力・モニター出力用のコンポーネント端子が備わっており、テレビとゲーム機の間に本機を中継させて使用する形となります。付属ケーブルは、ニンテンドーWii、Wii U、Xbox 360、プレイステーション3に対応しており、全ての機種が1つのケーブルにまとまっているので接続に迷うことも無いでしょう。

ケーブルを繋いだら、次は録画した映像を保存するストレージ機器をセット。『AVT-C281J』では、本体と一緒に16GBのUSBメモリーが付属しているので追加で保存用の機器を購入する必要はありません。

また、本機にはSerial-ATAの2.5インチHDDスロットとUSB端子が備わっているので、長時間の録画をしたい場合や、もし容量が足りなくなってきたら、NTFSフォーマットに対応したハードディスクやUSBメモリー、外付けハードディスクを追加して使用することも可能です。

尚、動画の保存先に選んだ機器は『AVT-C281J』専用のストレージとなってしまうので注意が必要。パソコンで使っている外付けハードディスクを本機で使いたい場合など、既に保存されているデータは全て削除されてしまうので、予めバックアップを取るようにしましょう。

パソコンと連携したレコーダーの場合は、接続後もソフトウェアやハード側の詳細な設定が必要となりますが、本機のセットアップは基本的にケーブルとUSBメモリやハードディスクなどの保存先のストレージ機器を挿入するだけで完了。

本体側の設定は、保存先の準備以外特にありませんが、使用するゲーム機側で解像度の設定を行う必要があります。

本機が対応している解像度は、480i/576iから480p/576p 、720p 、1080i、1080pまで。初めてだと少し設定がややこしいものの、解像度を正しく設定しないとゲーム画面がうまく表示されなかったり遅延発生の原因ともなるので、自分の所持するゲーム機とテレビがどの解像度に対応しているかを確認しつつ、作業をするのが望ましいです。

■ 格闘ゲームやFPSの録画もバッチリ

無事、ゲーム機側の設定を済ませたらいよいよ録画の開始です。今回編集部で実際に試してみたのはWiiの『バイオハザード 4 Wiiエディション』、Xbox 360の『Left 4 Dead 2』そしてプレイステーション3の『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』の3本。どれも激しいアクションシーンが満載で、1つの画面でゲームプレイと録画を同時に行う本機のレビューにはもってこいの作品です。特に『スーパーストリートファイターIV アーケーエディション』の様な格闘ゲームでは僅かな映像の遅延もゲームプレイに大きく影響を与える為、レコーダーデバイスの選択は非常に重要な要素となります。

遅延の対策として『AVT-C281J』には「リアルタイムモード」という目玉機能が搭載されています。簡単に説明すると「リアルタイムモード」動作中は録画以外の機能が使用出来なくなる代わりに、ゲームに発生する映像遅延を極限まで減らすというもの。

この機能を実際に試してみたところ、ゲーム中に遅延を感じる事は一切無く、各タイトル共に普段のゲーム時と何ら変わりはありませんでした。『バイオハザード 4 Wiiエディション』や『Left 4 Dead』のようなガンアクションがメインとなるタイトルでは、視点を動かした際に微妙なラグが発生しスムーズにキャラクターが動かせないという事もありがちですが、両作品共にチャプター1のクリアまで録画に問題は無し。通常モードとの切り替えはいつでも可能なので、基本的には「リアルタイムモード」に切り替えて録画を行うのがオススメです。

『ストリートファイターIV アーケーエディション』では、対戦モードに加えてトレーニングモードで動きをチェック。その際、キー表示のオプションを追加しながらラグの判別も行いましたが、こちらも一切遅れる事なく瞬時にキーが入力されているのを確認出来ました。

■ 実際の動きを動画でチェック!

筆者が一番便利だと感じたポイントは、なんといっても全てリモコンで完結する簡単な操作。リモコンか本体のRecボタンを押せば瞬時に録画が開始され、停止もワンタッチで行えるので、コンボを一部分だけ録画したい場合や、特定のラウンドのみを保存したいといった場面でもゲームをいちいち中断する必要はありません。

参考として実際に本機で録画した映像も用意したので是非ご覧ください。エンコードの関係で少し画質が下がっていますが、ローカル上に保存されている映像は更に美麗な画質となっています。


『スーパーストリートファイターIV AE』(PS3版)


『Left 4 Dead 2』 (Xbox 360版)

シンプルさを追求したあまりパソコンとの接続手段が一切排除されているのは1つ気になったところ。今回は付属のUSBメモリーに直接映像を保存したので、特に手間は掛かりませんでしたが、内蔵ハードディスク内に保存した映像をパソコンに移す際など、場合によってはUSB機器に移動させてそこから更にパソコンへコピーするといった二度手間を踏む事もありそうです。

筆者のゲームの腕前は別として、しっかりとした映像を手軽に残せる点は、動画を見てお分かり頂けたかと思います。初心者向けの機材としてはもちろん、30fpsの1080pまで対応したHDレコーダーで1万円弱という定価は、機材の一新を考えている方にとっても大きな魅力といえるのではないでしょうか。

第一回、第二回とゲームの録画を中心に製品を紹介して来ましたが、今流行のゲーム配信に興味がある方も多いはず。本連載のラストでは現役ゲーム配信者による、配信にスポットを当てた詳細なレビューを掲載する予定なので、そちらも是非ご期待ください。

公式ホームページ
http://www.avermedia.co.jp/product_swap/avt-c281j.html

AVT-C281J販売サイト(Amazon)
http://www.amazon.co.jp/dp/B007BW7LRA
《編集部》
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