■実機プレイを交えたプレゼンテーションも
プレゼンテーションでは、エグゼクティブプロデューサー・小林裕幸氏、プロデューサー・松川美苗氏、ディレクター・木下研人氏がゲームプレイを交えながら解説。まず本作は、前作から遊んだユーザーも今回からプレイするユーザーでも遊びやすいよう、バランスの調整には力を入れたといいます。
また、黒呪島を象徴するものの1つが、新たな敵「デス」。神出鬼没なためいつ遭遇するか分からず、一撃で覚者やポーンの命が奪われてしまうのも珍しくありません。思い切って逃げてしまうのも手ですし、十分な強さがあれば戦いを挑んでもいいでしょう。1体が島の中を徘徊している状態なので、少しずつHPを削っていくという長期戦が予想されます。その分、いざ倒せたときの達成感は素晴らしいものとなるでしょう。
このほか、お馴染みのモンスターと似たような外見ながら、性質が全く異なった敵も待ち構えています。例えば、リザードマンが炎をまとった「サラマンダー」は、不要に接近すると火傷をしてしまいます。遠距離で尾を狙うか、水瓶や水の入った壷をぶつけて火を消してから近づくのがよさそうです。
また「バンシー」といった、叫び声でプレイヤーやポーンを昏倒させるアンデットも現れます。一体一体はさしたる強さもありませんが、敵もパーティを組んで襲い掛かかってくるケースも。「カースドラゴン」は、敵の死体に引き寄せられてくるドラゴンです。弱い敵を大量に倒している最中、突然乱入してくる可能性があるため油断ができません。LV75のアサシンを操作していた木下氏ですら、何度も戦闘不能のピンチに陥ることとなりました。
前作では60体ほどのモンスターがいましたが、今回も25体以上を追加。これ以外にもまだまだ多くのモンスターと対峙するようです。
■企業の垣根を越えたコラボレーションが再び
4月24日には「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン オリジナル・サウンドトラック」の発売も決定。ボーナストラックにはスクウェア・エニックスのコンポーザー・関戸剛氏が参加しており、よりパワーアップしたギターサウンドを楽しむことができます。また「ベルセルク」の衣装や、シルバーアクセサリーブランド「Bizarre」とのコラボレーションも引き続き行います。
テーマ曲「Coils of Light」のタイアップアーティストである、Raychellさんもゲストとして登場。作詞も担当しており、ゲームの世界観にぴったりの内容に、スタッフも絶賛しているそうです。以前からゲームを知っていたというRaychellさんは、今回参加できることを非常に嬉しく思ったといいます。また、Raychellさんのポーン配信も決定。これから制作し、しっかり監修するそうなので、ゲーム発売後にはぜひ雇ってみましょう。
なお、楽曲は4月24日に発売となるアルバム「L R(エル アール)」にのみ収録となっており、同日発売のサウンドトラックには含まれていません。
木下氏は「応援により、新展開を迎えられました。もっともっとこの世界を広げていきたいので、本作のドラマや冒険、アクションをまた楽しんでほしいです。発売に向け、最後の調整に頑張って挑戦していきます」とし、松川氏は「オリジナルの発売から続いていくのは、支えてくれるユーザーの皆さんのお力添えがあってこそです。今後も本作の情報を出していきますので、ぜひチェックしてください」と挨拶。
小林氏は「前作の発表を2011年の春ごろに行い、2012年の5月に発売してから、今年4月に本作を発売することとなりました。今は日本のゲームは元気がないといわれていますので、もっと盛り上がっていくように世界に向けて発信していきたいと思います」と述べ、体験会は終了となりました。
『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』は2013年4月25日発売予定。価格は通常版が4,990円(税込)、「LIMITED EDITION」が9,990円(税込)です。
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