第16回のロコレポは、テヨンジャパンが2013年1月23日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『スピードX3D』のプレイレポートをお届けします。
『スピードX3D』は、バーチャル世界をモチーフとした立体視対応の3Dレースゲーム。発売元のテヨンジャパンは2006年にポーランドで設立されたゲームメーカーTeyonの子会社で、12月には3DSの『バードマニア3D』も配信しています。スピード感と3D感のあるゲーム映像は、『ニンテンドーeショップ』で見て気になった方も多いのではないでしょうか。
■ジェットコースターのようなプレイ感覚の3Dレースゲーム
本作では、バーチャル世界のトンネル内を高速で駆け抜けるのがゲームの目的になります。スピード感に溢れるゲーム性で、ブロックなどの障害物だけでなくレースの途中でコースラインや重力が変化したりする要素もあるなど、ジェットコースターのような感覚でプレイすることができます。
ゲームモードは「ステージ」「エンドレス」「サバイバル」「ゾーン」の4つがあり、それぞれ難易度の違うルールを楽しむことができます。
■スピード感とトランス感溢れるグラフィックは、3DSと好相性
グラフィックは作品全体を通してブルーを基調としたカラフルなバーチャル世界で表現されており、3Dボリューム全開でプレイするとコースやブロックを迫力ある3D映像で楽しむことができます。この際の没入感はなかなかのもので、3DSと本作の持つスピード感、トランス感のあるゲーム性との相性は良いですね。
■モーションセンサーによるプレイは、心地良い浮遊感あり
本作では、スライドパッドかモーションセンサーでの操作を選択することができます。モーションセンサーによるプレイでは3DS本体を傾けてハンドリングを行い、バーチャル世界を漂うような浮遊感を楽しむことができます。
コースのクリアを優先するならスライドパッドの方が操作性で勝っていると思いますが、その浮遊感が楽しくてついついモーションセンサーでプレイしてしまいます。
■気軽にトランス感を味わえる3Dレースゲーム。未来的でいて、どこか昔の電子ゲームのような雰囲気も
『スピードX3D』。3DSの機能が活かされた、新感覚で楽しめる3Dレースゲームですね。特に3Dボリューム全開+モーションセンサーでプレイした時の没入感と浮遊感はかなりのもので、この感覚を体験するだけでも個人的には価値がありました。
また、どこか昔の電子ゲームのような雰囲気もあり、ゲームのジャンルは違うものの、グラフィックの方向性としては第14回のロコレポでご紹介したiOS『VECTROS』に近いと思います。
残念な点としては、どのステージもあまり代わり映えがなく、続けてプレイすると少々単調に感じてしまうことでしょうか。一気にやり込むというよりも、「寝る前の5分間プレイ」的な感覚でまったり楽しむタイプの作品だと思います。気軽にトランス感を味わうことができる3Dレースゲームとして、プレイされてみてはいかがでしょうか。
『スピードX3D』は、好評配信中で価格は400円(税込)です。
(C)2012 Gamelion Studios/Teyon Japan合同会社
【ロコレポ】 by ロココ試作型
INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。
Twitter:@Rococo_TestType
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