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さぁ、ゲームの時間だ!『モーレツ宇宙海賊』ソーシャルゲームをプレイ

「モーレツ宇宙海賊」は2012年1~6月に2クールに渡って放送されたテレビアニメで、放送終了時には映画化も発表されたヒット作品ですが、ソーシャルゲームとしても、遊べるようになりました。

ゲームビジネス 開発
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「モーレツ宇宙海賊」は2012年1~6月に2クールに渡って放送されたテレビアニメで、放送終了時には映画化も発表されたヒット作品ですが、ソーシャルゲームとしても、遊べるようになりました。



フィーチャーフォン向けにGREEとMobageにて、ソーシャルゲームとして配信されていましたが、9月4日より待望のスマホ版もサービスを開始しました。

本作は、女子高生の加藤茉莉香が、ひょんなことから海賊船弁天丸の船長となり、宇宙海賊として広大な銀河を股にかけて活躍するスペースオペラ作品です。アニメで描かれた世界がどのように再現されているのか、ゲーム開始からレポートしていきます。

まずゲームを開始するにあたっては、GREEもしくはMobageのアカウントが必要になります。アカウント登録後、『モーレツ宇宙海賊』を選択し、ゲーム開始です。



最初に目を引くのが、佐藤竜雄監督の「さぁ、ゲームの時間だ!」という題字です。アニメでは、予告終了後のエンドカードで、監督自身がその回の印象的なセリフを毎回揮毫していましたが、まさにそのエンドカードを彷彿とさせる描き下ろしの題字に、早速胸が高まります。登場するカードもアニメのカットやあきまん氏描き下ろしのイラストがあしらわれるということでプレイ前からわくわくがとまりません。



促されるまま画面をタッチすると、主人公茉莉香がメイド姿でゲーム紹介をしてくれます。プレイヤーの目標は、原作の舞台と同じ海明星(うみのあけほし)の宇宙海賊として、仲間を集め、宇宙海賊団を結成して、立派な宇宙海賊になることです。次に属性の選択に移ります。



選べるのは「明・海・星」の3属性で、選択する属性により、最初に仲間になるキャラがことなります。明属性を選択すると弁天丸船長の加藤茉莉香、海属性だと海賊船バルバルーサ船長の娘、チアキ・クリハラ、セレニティ王家第7正統皇女のグリューエル・セレニティが仲間になります。



属性を選択し、いよいよゲームスタート!チュートリアルではゲームがどのように進行していくかが説明されます。基本は海明星での散策がメインになり、「体力」ポイントを使い、散策を続けると、仲間カードや6枚コンプするとレアカードが手に入るIDカードがゲットできるほか、アイテムが手に入るスロットが行われたり、熟練度が上がるなどのイベントが発生します。熟練度とは、散策や「海賊の時間」を実行するとランダムで獲得できるポイントで、最大までたまると、能力にボーナスがつきます。



なお、プレイヤーにはLv、経験、攻撃ポイント、防御ポイントの4つのパラメーターがあります。散策や対戦で経験値を稼ぎ、レベルを上げられます。レベルアップすると、体力・攻撃pt・防御ptの3つのどれかを選択し、上昇させることができます。なお、これらは他プレイヤーと「戦友」になることでも上昇させられます。

チュートリアルが終了すると、経験値のほか、

・GP:仲間カードの訓練に必要なポイント
・ポトフ:体力を全回復
・センサー:他ユーザーとの対戦時に自分のIDカードを守る
・私掠船免状(しりゃくせんめんじょう):「海賊の時間」に参加可能なチケット



がプレゼントされました。なぜポトフが回復アイテムかというと、弁天丸船長に引き継がれる秘伝の料理で、度々登場したからではないかと推測されます。ちなみに名前はポトフですが、中身はほぼおでんです。「私掠船免状」とは、作中の世界において、宇宙海賊は公認制であり、私掠船免状を政府に発行してもらうことで、海賊行為を行っています。ゲーム内ではこの免状を持つことで、期間限定の大規模イベント「海賊の時間」に参加可能になります。

一通りのチュートリアルが終わると、気分は茉莉香さながら「さぁ、海賊の時間だ!」と気分はどんどん高まります。まずは仲間を増やすべくマイページから海明星をタッチし、散策を開始。散策中はエリアクリア時、レベルアップ時など、いたるところでアニメからのカットがふんだんに使用されており、アニメファンとしては心躍る演出になっています。もちろんレベルアップボーナス時やログインボーナス獲得時など、海明星以外にもたくさん出てきます。



散策を順調に進めていると、仕事依頼が発生しました。仕事依頼とはエリア内の強敵と特別バトルのことで、コマンド式のバトルが繰り広げられます。戦闘にはリーダーにしているキャラが参加します。なお、戦友に協力を要請し、最大3人で戦闘を行うことになりますが、プレイヤーと同じ属性の戦友には助けを求めることができず、3人の場合もそれぞれの属性から1人ずつ参加することになります。



何エリアか散策を進めたところで、仲間カードも多く集まり、「訓練」をしてカードを強化してみました。訓練コマンドから実行することカードを成長させることが可能です。訓練にはベースとなるカードのほか、しかし、訓練をするとベースのカード以外は消えてしまいます。なお、カードはそれぞれ、「明・海・星」の3属性に分かれており、同じ属性同士で訓練すると、特技のレベルが上がるなどのボーナスがあります。また、同じキャラ同士での訓練はより成長を高める「大成功」の可能性が高まります。一括で仲間を選択することができるので、スムーズに複数枚のカードで訓練が可能です。



また、カードは「訓練」以外に「特訓」でも成長させることが可能です。特訓では、同じカード同士を組み合わせることで、レア度を上げ、それぞれの攻撃・防御の値の5%(レベルMAX時は10%)と熟練度の合算値を引き継ぐことが可能です。なお、特訓を行うとレベルが1に戻りますので、また成長させ直すことができます。

訓練や特訓で仲間を鍛えて、いよいよ対戦を行います。対戦では他のユーザーとバトルをして、勝つことで、プレイヤーの経験値やGPなどが獲得できます。また、欲しいIDカードを指定した場合は、相手に勝利すればそのカードを獲得できます。攻撃を仕掛けた場合、各仲間カードの攻撃値の合計が、相手の防御値の合計を上回れば勝利となります。なお、特技を持つキャラをフロントメンバーにしておくと、特技が発動し有利に戦うことができます。もちろん敵から攻撃を仕掛けられることもあり、その場合はこちらは防御を行うことになります。リーダーを除いて、攻撃とは違うメンバーで構成することが可能なので、特技や防御の値を確認して最適のメンバー構成にしましょう。なお各カードには必要ポイントが決められており、戦闘に呼び出すには攻撃ptや防御ptを使用することになります。



最後に、「私掠船免状」を使って「海賊の時間」に挑戦してみました。先ほども紹介したとおり定期的に開催されるイベントで、他のプレイヤーと「襲撃数」を競います。宇宙を航行中の弁天丸をタッチすると、フロントメンバーの能力値によって襲撃数が即座に表示されます。襲撃数に応じて賞品が獲得できるうえ、襲撃時にもGPや熟練度、仲間カードが獲得できます。そして、イベント終了時のランクによって、上位成績者には豪華なプレゼントが贈られます。第4回はSレアの遠藤マミカード、第5回はチアキのSレアカードが景品になっています。



仲間カードを増やし、鍛えて、対戦するというシンプルなソーシャルゲームですが、シンプルだからこそ飽きもなく、テンポ良く続けることができます。そしてなにより、カードのデザインやイベント時の画面は、アニメのファンが思わずニヤリとしてしまうような、素敵なものになっています。1日1回(ランチタイムにログインすればさらに1回!)は無料でガチャができます。弁天丸クルーから保険組合のショウ、もちろん白凰女学院ヨット部の面々までが、喜怒哀楽たっぷりの魅力的な表情でデザインされたカードは一見の価値ありです。アニメファンもそうでない方も、ぜひ1度遊んでみてはいかがでしょうか。

登録はこちらから
http://nijibox.jp/mopi
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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