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【女子もゲーム三昧:号外】13日の金曜日に・・・『スプラッターハウス』でジェ○ソン気分!

「女子もゲーム三昧」担当のみかめです。春本番で心も軽やか、携帯ゲーム機を持って外出するのが楽しい季節となりましたね。しかし!本日は泣く子も黙る13日の金曜日。ここはあえて家にひきこもり、不吉な一日を満喫しようではありませんか!

任天堂 Wii
画面右の影は映り込みで心霊ではありません
  • 画面右の影は映り込みで心霊ではありません
  • ライフが4というのも縁起が悪い・・・
  • 懐かしい感じのランキング画面
  • ステージ1からトラウマになりそうなボス戦
  • 怪物は頭上から降り注ぐ
  • 落とし穴の先のお仕置き部屋・・・
  • 水の中も危険がいっぱい!
  • 一定時間経過すると背後から紫の毒霧みたいなものが・・・
「女子もゲーム三昧」担当のみかめです。春本番で心も軽やか、携帯ゲーム機を持って外出するのが楽しい季節となりましたね。しかし!本日は泣く子も黙る13日の金曜日。ここはあえて家にひきこもり、不吉な一日を満喫しようではありませんか!

というわけで、今回プレイするのはナムコ(現バンダイナムコゲームス)の名作アクションゲーム『スプラッターハウス』です。1988年にアーケードゲームとして発売され、その後一部仕様を変更したバージョンがファミコンやPCエンジンなどに移植されました。今回はバーチャルコンソールアーケードで配信中のアーケード完全移植版をプレイしました。

■ジェイ○ン、いいえ、リックです!
主人公の姿は某ホラー映画のジェイ○ンにそっくりですがまったくの別人です!リックという名の青年で、怪物に連れ去らわれた恋人を救うため「ヘルマスク」(これが実にジェイ○ンマスクっぽい)の力を借りて襲い掛かる怪物を倒していきます。「怪物よりお前の方がホラーだわ!」と思わずツッコミたくなります。

■えぐい・・・えぐすぎる!
リック自身もかなりホラーですが襲ってくる怪物もかなりグロテスクなデザインです。ドットのもっさりした感じがむしろ不気味さを増長させています。この怪物たちを素手や武器で倒していくのですが、鉈で首や胴を真っ二つに斬ったり、角材フルスイングで画面奥に叩きつけたり、ショットガンで肉片撒き散らしたりとこれまたえげつない!自重知らずの残酷表現に最初は若干引きましたが、ここまでやってくれるともういっそギャグとして楽しめます。だんだん鉈で怪物を斬ったときの「パッカーン!」という音がすがすがしく聞こえてくるから不思議です。

■驚かせる気満々の演出!
怪物が出てくるのは画面前方からだけではありません。後ろから不意打ちを食らわせたり、背景だと思っていた怪物が突然動いたり、ホラー映画やお化け屋敷さながらの「驚かせる」演出があちこちにちりばめられています。また、ボス戦においては必ずといっていいほどドッキリがしかけられており、倒したあとも気を抜くことができません。筆者は罠全てにまんまとひっかかってゲームオーバーに・・・(制作者の思惑通り)

落とし穴も落ちたらゲームオーバーではなく、その下には身の毛もよだつペナルティ部屋が待ち受けています!ただ、仕掛けがランダムで変わるということはないので、初見プレイの筆者はトラップにひっかかりつつパターンを覚え、ちまちまと先に進んでいきました。

■シンプルだからこそ難しい!
20年以上前のアクションゲームなので操作は非常にシンプル。サイドビューのステージを十字キーで左右に移動し、1で攻撃、2でジャンプして怪物を倒しつつ7つのステージをクリアしていきます。

元がアーケードのゲームなので、擬似的にコインを投入しコンテニューを行います。コインは9枚分貯めることができ、ゲーム中も追加することができるので子供の頃憧れた100円タワー状態を楽しむことができます。ちょっとリッチな気分。

しかし、コンテニューをすると攻略中のステージの最初に戻されてしまうのでなかなかシビアです。リックのライフや残り人数も少なめ。さらに一定時間が経過すると後ろから紫色の毒霧のようなものが迫ってきてこれに当たるとライフが減りあっけなくゲームオーバーになってしまいます。仕様がシンプルだからこそ逆に難しい印象を受けました。

■スライディングが勝負のカギ!
ホラー好きなくせにチキンな筆者、震えながら進めていきましたが・・・ステージ3のボスに思わぬ苦戦を強いられました。武器がないときの必殺技「スライディング」の存在を知りつつも出すのが難しく、やらずにここまで来てしまったのです。

ステージ3のボスはこの技が攻略のキモとなるというわけで、ザコを相手に練習してそれなりにできるようになりましたが、いざ本人を前にすると緊張と恐怖で思うように技が出ず。度胸と根性をフル動員してなんとかクリアしました。

ステージ4以降も思わず「やられた!」と叫びたくなるトラップだらけ。今夜は確実にジェイ○ン・・・じゃなかったリックの夢が見られそうです!!

13日の金曜日の夜に・・・トラウマ必須の『スプラッターハウス』はいかがでしょうか?バーチャルコンソールアーケードで好評配信中で価格は800Wiiポイントです。

(C)1988 2009 NBGI

SPLATTERHOUSE - Namco Networks America Inc. Games
(編集部担当者:『スプラッターハウス』はiOS版もあります。Wiiをお持ちでない方はコチラをどうぞ)


■著者紹介
みかめゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。
ゲームはジャンル問わずなんでもござれ。難しければ難しいほど燃えるドMゲーマーです。
歴史・ホラー漫画、歴史コラム、イラストなど雑多に活動しています。
サイト「車輪の真上」
http://zwei.lomo.jp/syarin/
《みかめ》

ゲームと歴史 みかめ

ライター・イラストレーター・漫画家。 2011年よりゲームライターとして活動中。 2017年 ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第2集ゼルダの伝説 ハイラル百科 ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス 2020年 あつまれ どうぶつの森 完全攻略本+超カタログ 2021年 ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD 完全攻略本

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