人生にゲームをプラスするメディア

GREEに提供しようとするゲーム会社への圧力があった・・・グリーとKDDIがDeNAを提訴(1)

ゲームビジネス その他

 
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
ソーシャルネットワークサービス大手のグリーは、KDDIと共同で、同業のディー・エヌ・エーを東京地方裁判所に損害賠償を求めて提訴したと発表。田中良和社長らが出席して都内で緊急記者会見が行われました。

本件は今年6月9日に、ディー・エヌ・エーに対して公正取引委員会が排除措置命令を出した件に関するもの。まず本件概要についてコーポレート本部 法務・知的財産部 部長の長谷川泰彦氏が説明しました。

事件はグリーのプラットフォームオープン化に関するもので、同社は昨年6月に、同年1月にオープン化を行ったディー・エヌ・エーに続いてオープン化を実施する予定で、複数のSAPが参加する予定にしていました。しかしながら、ディー・エヌ・エーは有力な数十社を個別に呼び出し、「グリーにタイトルを提供した場合、新着やイチオシなどから外す」として圧力をかけた、と公取委は認定しています。「これにより過半がグリーへの提供を取りやめた」(長谷川氏)とのこと。

公取委は昨年12月に立ち入り検査を行い、ディー・エヌ・エーも同様の圧力は取り辞めたと表明していました。その後、6月に排除措置命令が出され、ディー・エヌ・エーもその内容を受託すると発表しました。

グリーとKDDIは排除措置命令で認定された事実により受けた損害を回復するため、10億5000万円以上(グリーが9億円、KDDIが1億5000万円)の損害賠償を求めて東京地方裁判所に提訴しました。金額が「以上」となっているのは、公取委の認定は昨年12月までであるため、それ以降も違法行為が続いている事が認定できれば「理論的には上積みされるため」(長谷川氏)と説明していました。

KDDIが参加した理由については詳しく説明されませんでしたが、入るはずであったキャリア手数料に相当する額で、算出根拠は裁判の中で明らかにするとしています。KDDIはグリーと資本提携し「au one GREE」を共同で提供しています。

(2)へ
《土本学》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 『GTA V』全世界セールス驚異の8,000万本到達

    『GTA V』全世界セールス驚異の8,000万本到達

  2. 【CEDEC 2010】2000万人を魅了するソーシャルゲームの作り方

    【CEDEC 2010】2000万人を魅了するソーシャルゲームの作り方

  3. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

    プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  4. VRMMO『ソードアート・オンライン ザ・ビギニング』バトル映像が公開…実際に腕を動かし、ボスを斬る!

  5. スマホゲームはブラックオーシャン、挑戦者の一人として戦う・・・ガンホー・オンライン・エンターテイメント森下一喜社長

  6. インディー注目株『Momodora V』は『ダークソウル』『風のタクト』にインスパイア

  7. 「サムスの性別は決まっていなかった」「2Dメトロイドは機会があれば」任天堂坂本氏が『メトロイド』を語る

  8. 【特集】プラチナゲームズ・稲葉敦志氏に訊く、プロデューサーとディレクターに必要なもの

  9. バンダイナムコHD、DeNAとの共同出資会社「BNDeNA」を解散 ― 提供ゲームもサービス終了に

  10. ゾンビになって映画を一足先に体験!?VR映像『BIOHAZARD VENDETTA : Z Infected Experience』5月24日配信

アクセスランキングをもっと見る