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【プレイレビュー】1人でもみんなでも楽しめる『戦国BASARA3 宴』

カプコンより11月10日に発売された『戦国BASARA』シリーズ最新作となるWii/PS3ソフト『戦国BASARA3 宴』のプレイレビューをお届けします。

任天堂 Wii
カプコンより11月10日に発売された『戦国BASARA』シリーズ最新作となるWii/PS3ソフト『戦国BASARA3 宴』のプレイレビューをお届けします。

■『戦国BASARA3 宴』とは
PS3/Wii『戦国BASARA3 宴』は、個性溢れるキャラクター武将のスタイリッシュ英雄(HERO)アクションゲーム『戦国BASARA』シリーズの最新作で、天下分け目の関ヶ原へと繋がる物語を描いた『戦国BASARA3』と世界観を同じくしたものとなっています。

本作では新たなプレイヤー武将が多数追加されたほか、さまざまな遊び方ができるシステムやドラマチックな演出が多数用意されていて、まさにテーマである「ドラマ&パーリィー」な内容になっています。

■ドラマチックになった「ストーリーモード」
本作のストーリーモードでは「松永久秀」「片倉小十郎」「猿飛佐助」「小早川秀秋」「天海」「最上義光」「立花宗茂」「大友宗麟」ら、8人の武将による物語がプレイできます。まずキャラクターの選択画面の時点で、背景など8人それぞれの個性を生かしたものとなっていることに驚きます。オープニングの演出でも、例えば松永は大河ドラマのような重厚感、片倉は映画のワンシーン、立花は海や花火などの実写を織り交ぜ、大友はミュージカルといった、個性の際立ったユニークなものになっています。

3章から構成されているストーリーは、松永・片倉・猿飛・天海では前作で描かれなかった裏側の部分もありつつ、とてもシリアスな雰囲気。なかでも、これまで敵武将としてのみ見ていた松永では、彼の内面をまた違った角度で捉えることができました。他の3名も、今までのシリーズでは見ることのなかった一面が垣間見えるものとなっています。この4名とは対照的に、小早川・最上・立花・大友は「バサラらしい」というような、思わず大笑いしてしまうほどコミカルで派手なものに。シリアスなキャラクターとの絡みは絶妙です。

ボイスによる演出もパワーアップ。味方や敵武将の声が常に聞こえるような状態になっているほか、各章で戦う敵武将とは長い会話を交わすようになっています。セリフを聞き取るのに集中したいあまり、会話が終わるまで逃げ続けてしまうほどでした。また、装備することで味方の会話内容が変わるアイテムも、これまで以上に投入されています。

最初に登場しているプレイヤー武将は24人ですが、ストーリーモードをクリアすることで30人全員が使用可能となります。

■より深くなった「アクション性」
ストーリーモードでも各キャラクターの個性が強く出ていましたが、実際に操作をすることで、さらに違いを感じることができます。松永であればゆったりと余裕すら感じる挙動であり、片倉は剣のエキスパート、小早川は鍋を使った独特な動き、最上は相手の意表をつくトリッキーな攻撃タイプが多く、キャラクター性がよく表れたものになっていました。新たなプレイヤー武将だけでなく、前作から登場しているプレイヤー武将もパワーアップしているので新鮮な気持ちで触れられ、かつ遊びやすくなっています。

敵の出現数なども、数多く倒しやすくなるよう変化。アクションが苦手な人では大変だったFEVERや、数千をこえるヒットが簡単に狙えるようになったため、コンボを狙う爽快感が飛躍的にアップしました。

解放タイプも2つから選べるようになり、敵がスローになる「戦刻ブースト」と、プレイヤーの攻撃力や防御力などのステータスがアップする「戦極ドライブ」から選択することができます。コンボを稼ぎたい・経験値やお金を稼ぎたい場面では戦刻ブースト、敵の軍勢を一気に倒したいときは戦極ドライブなど、目的に応じて使い分けていくことがポイントとなりそうです。

■新システムも追加された「天下統一モード」
天下統一モードは、これまでの通常制覇に加え、新たに「戦国ドリームチャンス」が登場。それぞれの軍勢に倍率が設定されており、最後に残る軍勢を予想しながら小判を賭けるというものです。手堅いものに賭けても、序盤で全て敗退といったケースも。賭けた相手を倒すこともできるため、負けそうになったら自分で倒してしまうのも手でしょう。プレイヤーの采配次第で、積極的に当たりを狙っていくことが可能です。

新たな要素として「ルーレットつづら兵」が登場。合戦中に敵陣を占領するとルーレットがスタートし、結果によっては大儲けのチャンスとなります。ただし悪い結果の場合は、爆弾やタライが降ってきてピンチになることも。

プレイヤー武将にちょっとしたドラマがあるため、ただエリアを制圧するだけでなく、キャラクター同士の掛け合いなども楽しみなポイントです。

■小判を増やして「バサラ屋」でお得に買い物しよう!
本作では装具などをバサラ屋で購入するようになったため、合戦でどれだけ儲けていくかが重要なポイントになります。なかでも「バサラ富くじ」では商品が1つ無料になったり小判が手に入ったりするので、どんどん利用していきたいところ。ちなみに、富くじによる商品無料は体感で2~30回ほど連続で引いていると当たる気がします。

さらに新要素として「実績報酬による武器の成長」も追加。武器を使い込むことで育てられるため、装備を選択する幅がとても大きくなりました。性能の強いものを選ぶのは当たり前ですが、少しくらい弱くても気に入った見た目のものを使い続ける、といったこともできますね。

■仲間武将も集まる、やり込みがいのある「日本遊戯モード」
条件が課せられたミッション「遊戯」をクリアしていく本モードでは、制限されたエリアで「分隊兵長を倒す」といったシンプルなものから「制限時間」のあるものまでなど、さまざまなクリア条件の遊戯が登場。遊戯の数は全部で31で、いくつかのラウンドに細かく分かれた構成になっています。

なかでも嬉しいのが、クリア報酬で仲間武将が手に入ること。前作では手順が複雑なものもあり取得が大変でしたが、こちらは事前に欲しい武将を確認することもできます。本作での仲間武将はアシストだけではなく、プレイヤー武将として操作できるキャラクターは「タッグモード」でも活躍。条件を満たすことで使用できるこのモードは、戦闘中に瞬時にタッグ指定したキャラと入れ替わることができるというもの。技の途中で切り替えていくことで、把握しきれないほどのコンボパターンが生成されることとなりました。

■1人で!みんなで!対戦が熱い「決戦モード」
「真剣勝負」「波瀾万丈戦」は、CPU相手はもちろん、友達や家族との2人プレイが盛り上がるモードです。真剣勝負では、相手と1対1の勝負というシンプルながら、個人戦、団体戦、勝ち抜き戦の3つのルールから細かく設定して戦うことができるもの。波瀾万丈戦はさまざまなアイテムや罠が登場するため、わずかなミスであっという間に形勢逆転といったことも少なくありません。攻撃力のアップ・ダウン、体力ゲージを回復するギミックのほか、相手プレイヤーと体力を入れ替えるなど、うまく利用すれば一発逆転するもの多数存在しています。

条件を満たすことで出現する「三十人組手」では、体力などを引き継いだまま30人と戦い続けなくてはいけません。素早く相手を倒すことはもちろんですが、いかに体力を温存していくかが連戦するための必須条件となりそうです。さらに30人を超える超難関モードも・・・?

本作はほとんどのモードで2人プレイが可能になっていますが、なかでも決戦モードは2人で遊ぶと盛り上がること間違いなしです。

■『戦国BASARA3』と同期するプレイデータ
本作では、前作のデータがあれば衣装の取得状況や装具の反映、称号による小判換金の特典などを引き継ぐことができます。両作品に登場している登場キャラクターは、Lv.99まで体力や固有技など経験値を同期することができるといったことも。

とくに一部のストーリーモードは前作をプレイしたほうがより楽しめる内容のため、本作からプレイした人にはぜひ前作もプレイしてほしいものです。データの同期により、両方のプレイがやりやすくなっているので

■ますます投票に悩む「戦国BASARA 第1回BSR48選抜総選挙」
発売日からの投票がスタートしている「第1回BSR48選抜総選挙」。プレイを進めれば進めるほどそれぞれの武将に魅力を感じてしまうため、誰に投票するか迷ってしまいます。特設サイトでの公約PVも配信をスタートしており、特設サイトで48武将をしっかり確認してからでも遅くはないかもしれません。投票は、『戦国BASARA3 宴』のパッケージに封入されている数量限定生産の「投票券」にあるQRコードにアクセスして投票しよう。投票期間は2012年の1月10日までとなっています。
http://www.capcom.co.jp/basara/BSR48/
※投票サイト(モバイルのみ)へは、投票券からのみアクセス可能です。
※iPhone/Androidに対応しております。※一部非対応機種がございます。

まさに「お祭り」といった様子で始まるオープニングムービーのとおり、ゲーム全体がお祭り騒ぎのような雰囲気をもった『戦国BASARA3 宴』。しっとりとしたエンディングテーマも、世界観を盛り上げてくれます。1人で遊ぶのはもちろん、家族や友達とみんなで楽しめるのが大きな特徴だと感じました。

『戦国BASARA3 宴』は好評発売中。価格はWii版が4,990円(税込)、PS3版が5,800円(税込)です。

(C) CAPCOM CO., LTD. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.
《近藤智子》

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