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【E3 2011】『アンチャーテッドー砂漠に眠るアトランティス-』開発スタッフが語る、3D立体視の取り組み

ノーティドック開発、SCE発売のフラグシップタイトル『アンチャーテッド』。その第3弾『アンチャーテッドー砂漠に眠るアトランティス-』のトレイラー上映と開発チームとの合同インタビューが行われました。

ソニー PS3
【E3 2011】『アンチャーテッドー砂漠に眠るアトランティス-』開発スタッフが語る、3D立体視の取り組み
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  • アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-
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ノーティドック開発、SCE発売のフラグシップタイトル『アンチャーテッド』。その第3弾『アンチャーテッドー砂漠に眠るアトランティス-』のトレイラー上映と開発チームとの合同インタビューが行われました。

■映画からの引用が散見されたデモ
ムービーはSCEプレスカンファレンスでデモプレイされた船内シーンと、3D映像による豪華予告編。そして今回が初出と思われる飛行場シーンの3本立て。ここでは船内シーンと飛行場シーンのシークエンスについて紹介します。

船内シーンは揺れる貨物船の甲板からスタート。足をよろめかせながら主人公ネイトが甲板を進み、見張りを忍び足で倒していきます。船倉にたどりつきましたが、見張りの待ち伏せに遭い、絶体絶命。ネイトは見張りのベルトから手榴弾を奪うと、隔壁に向けて放り投げて爆発させ、その隙に脱出を試みます。

どうどうと流れ込む大量の海水に加えて、爆破の衝撃で天井から大きな箱が落下。あわれネイトは水中の囚われ人となりますが、浮力で軽くなった箱から体を引きずり出し、天井に残り少なくなった空気でかろうじて息継ぎ成功。そこから水中を泳いで窓の鉄枠を外し、なんとか上部フロアに脱出しましたが・・・という流れです。

飛行場のシーンでは、シリーズでおなじみのヒロイン・エレナと二人で登場。飛行場内に侵入し、大型輸送機に荷物が運び込まれているのを確認したネイトは、エレナをジープで立ち去るように諭して、単身飛行場に侵入していきます。フェンスごしに表現される二人の関係は、ゲームの芝居もここまで来たかと思わせるものがあります。

ところが案の定というか、お約束というか、空港内に侵入したところで見張りに見つかり、蜂の巣にされそうな中を必死で逃げ回ることに。壁をよじのぼったり、フェンスを越えるなどして、命からがら滑走路にたどり着いたネイトは、すでに離陸体制に入った輸送機を走っておいかけます。

ああ、これは間に合わない!と思った瞬間、騎兵隊よろしくジープで駆けつけたエレナ。いやー、うまい伏線でした。ジープから輸送機の車軸にしがみつき、機上の人となったネイト。しかし、すぐに用心棒に見つかってしまいます。ゲームのお約束とはいえ、この人、ホントに懲りませんよね。

用心棒はカーゴベイを開けてネイトを外に放り出そうと試み、そのまま格闘シーンへと移行。用心棒をパラシュート降下する車両もろとも落下させることに成功しますが、自身も落下する積み荷に巻き込まれ、空中に放り出されてしまいます。間一髪でネットにしがみつき・・・といった流れです。

もともとアクション映画に入り込んだかのようなゲーム体験が特徴ですが、本作ではさらにパワーアップ。今回公開された内容だけでも、映画「コマンドー」「007 リビング・デイライツ」などからの引用が見て取れます。

もっとも、開発チームとしては、本作ではマルチプレイをさらに充実させたとのこと。第1作ではシングルプレイのみ、第2作では財宝を巡ってのチーム戦が楽しめましたが、第3作ではさらに充実したマルチプレイが楽しめそうです。もっとも、シングルプレイもそれに劣らずボリュームアップとのことでした。

■開発チームとのインタビュー
その後、開発チームとのインタビューに移行。ゲームデザイナーのJacob Minkoff氏とリードテクニカルアーティストで背景担当のTeagan Morrison氏に話を聞くことが出来ました。

まず過去2作で登場したヒロイン、エレナとクロエが魅力的ですね、と聞くとまんざらでもない様子。魅力的なヒロインを作る秘訣は、外見だけでなく、人格をしっかり練り上げることだという回答が返ってきました。ちなみにまだ未公開ですが、最新作でも新ヒロインが登場し、予告編にもちらっと登場するとのことです。

またゲーム全編が3D(立体視)という点でもフラグシップな本作。ゲームプレイと3Dの関係について聞くと、壁越しに敵キャラクターを待ち伏せたり、身を乗り出して射撃するなどのシーンで、遠近感が強調され、より効果的になっているそうです。

ちなみにデプスデザイナーなど、立体視における総合演出的な役職について聞いたところ、「リードシネマティックデザイナー」というポジションの人間が相当するとのこと。ここでいうデザイナーはゲームデザイナーの意味なので、企画職が担当することになります。

もっとも同社では、ゲームデザイナーはすべてプログラミングの素養があり、スクリプトが書けるとのこと。プログラマーはゲームエンジンやツール、ミドルウェア、スクリプトエンジンなどの開発整備を担当し、その上でゲームデザイナーと背景アーティストが共同でレベルデザインやイベントトリガー設定などを行うというスタイルです。

立体視に関する演出や設定はアーティスト的な素養とプログラミングの知識が必要となります。そこでグラフィックとプログラマーをつなぐテクニカルアーティストのように、プログラマーと企画をつなぐ新しいポジションが必要では・・・と尋ねたところ、同社では事情が違うとのこと。

その理由が「企画が全員プログラマーみたいなものだから」というわけです。そこで企画のトップクラスが3Dの総合演出を行うというのも頷けます。

というわけで、アクションアドベンチャーとしてだけでなく、3Dゲームとしてもフラグシップなタイトルになりそうな本作。おりしもソニーからPS3向けの3Dテレビが発表されたこともあり、文字通り「目が離せない」内容になりそうです。
《小野憲史》

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