人生にゲームをプラスするメディア

EAとアクティビジョン、『Call of Duty』を巡る4億ドルの訴訟がスタート

ゲームビジネス その他

『Call of Duty: Modern Warfare II』を開発したInfinity Wardを巡って、アクティビジョンとエレクトロニック・アーツが訴訟の準備をしていましたが、ロサンゼルス連邦地方裁判所の判事は審理を始める決定を下しました。ブルームバーグが伝えています。

アクティビジョンは子会社のInfinity Wardにおいて『Call of Duty: Modern Warfare』シリーズを開発。『II』は2009年最大のヒット作になりました。しかし2010年3月、突如としてアクティビジョンはInfinity WardのトップであるJason West氏とVince Zampella氏を解任。両者はロイヤリティの未払いがあったと非難。新たに開発スタジオRespawn Entertainmentを立ち上げ、EAとの新プロジェクトを発表。対するアクティビジョンも以前よりEAと通じていたと非難する声明を発表しました。

アクティビジョンは、EAがInfinity Wardと通じることで不当に機密情報を得ていたと訴訟を提起。EAが「いかなる情報も受け取っておらず」、不当な訴訟であると反論していました。判事はEAの主張の一部を認めましたが、裁判自体にはゴーサインを出した形です。

アクティビジョンはEAに対して、Infinity Wardを事実上失ったことや、それに続くEAとの契約によってもたらされた損失、4億ドルの支払いを求めています。

また、別件の訴訟としてJason West氏とVince Zampella氏、そしてInfinity Wardの元従業員38名は、アクティビジョンに対して未払いのボーナスの支払いを求める訴訟を起こしています。2名は3600万ドルを受け取る権利があると主張しているとのこと。こちらは現在審理が行われています。
《土本学》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 今週発売の新作ゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』『Fallout 4 VR』『Okami HD』他

    今週発売の新作ゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』『Fallout 4 VR』『Okami HD』他

  2. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

    ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  3. 【インタビュー】KLabに訊くプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」導入事例―管理業務の負担を半分に削減?!

    【インタビュー】KLabに訊くプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」導入事例―管理業務の負担を半分に削減?!

  4. 【インタビュー】TGS2017では異色の出展社?!ゲームユーザーのためのPayPalの「覚悟」とは

  5. 【特集】『オーバーウォッチ』日本語版はこうして生まれた…スクウェア・エニックス 西尾勇輝氏に聞く「ゲームローカライズ」とは

  6. 中規模開発ならではの、ユニティの意外な「落とし穴」とは?『三国志コンクエスト』ポストモータム

  7. ニンテンドースイッチ版『RiME』にシリコンスタジオの「Enlighten」を初採用─絵画のように美しい世界を豊かに演出

  8. 「TOKYO SANDBOX 2017」にて、角川ゲームス/安田善巳氏の登壇が決定

  9. 2017年10月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!

  10. カプコン、竹内潤氏が常務執行役員に昇格

アクセスランキングをもっと見る