アクティビジョンは子会社のInfinity Wardにおいて『Call of Duty: Modern Warfare』シリーズを開発。『II』は2009年最大のヒット作になりました。しかし2010年3月、突如としてアクティビジョンはInfinity WardのトップであるJason West氏とVince Zampella氏を解任。両者はロイヤリティの未払いがあったと非難。新たに開発スタジオRespawn Entertainmentを立ち上げ、EAとの新プロジェクトを発表。対するアクティビジョンも以前よりEAと通じていたと非難する声明を発表しました。
アクティビジョンは、EAがInfinity Wardと通じることで不当に機密情報を得ていたと訴訟を提起。EAが「いかなる情報も受け取っておらず」、不当な訴訟であると反論していました。判事はEAの主張の一部を認めましたが、裁判自体にはゴーサインを出した形です。
アクティビジョンはEAに対して、Infinity Wardを事実上失ったことや、それに続くEAとの契約によってもたらされた損失、4億ドルの支払いを求めています。
また、別件の訴訟としてJason West氏とVince Zampella氏、そしてInfinity Wardの元従業員38名は、アクティビジョンに対して未払いのボーナスの支払いを求める訴訟を起こしています。2名は3600万ドルを受け取る権利があると主張しているとのこと。こちらは現在審理が行われています。
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