「大作に大きな予算を投じるのはいいでしょう。しかし私たちにとって目下最大の疑問は、テレビがどこまで重要なのかということです。テレビに関係ないコアゲーマー向けの作品にどこまでテレビCMが有効なのかということです。テレビCMは非常に高価で、大きなスポーツイベントなどは本当に大きな費用がかかります。そうであれば屋外やウェブ、もしくはもっと直接的にユーザーに訴えかける別の何かが出来るはずです」
Danny Bilson氏はTHQでコアゲーマー向けのタイトルを担当する副社長という立場。小さい頃はテレビで育ち、映画作家やプロデューサーなどを経て現在ではTHQで仕事をしますが、映画「The Rocketeer」、ゲーム『007 Everything or Nothing』のシナリオを書くなど多彩な才能で知られます。テレビ番組制作にも携わった経験があり、思い入れは人一倍ある氏の発言という意味でも重い証言です。
同氏は費用対効果以外にも、ゲームを遊んでいる際はテレビを見ることはできない、という理由からもテレビCMに疑問を示しているようです。一方で、「テレビ番組が原作のものや、WWEやUFCのようにテレビで人気のIPのタイトルには引き続き有効ではないか」とも述べています。
もちろんインサイドの見解は、もっとウェブで面白いことをやろう!です。よろしくお願いします。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
アニメからも美闘士が参戦!ブラウザゲーム『クイーンズブレイド THE CONQUEST』を体験
-
スクウェア・エニックス時田氏・鈴木氏、Tokyo RPG Factory橋本氏がゲーム企画から就職までを語る―ヒューマンアカデミー「ゲーム企画塾」第1回レポート
-
海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?
-
【レポート】100センチの巨尻に会いに行く!グラドルVRビデオ「トキメキメテオ」、その見どころは?
-
グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開