米Lazard Capital MarketsのアナリストColin Sebastian氏は全世界の中古ゲーム市場を25億ドル(約2400億円)と試算。GameStop、Game、Game Crazyといった大手ショップとeBay、アマゾンといったインターネット市場によって規模が拡大していると分析しています。
Sebastian氏は「多くのパブリッシャーとコンソールメーカーは中古ゲームに売上を食われているように見るが、我々は消費者が新品を買うために下取り額の多くを使う点に注目する」と、中古ゲームは新品の売上にも影響を与えているとする見解を明らかにしました。
アメリカ最大の家電量販店ベスト・バイが中古ゲームの取り扱いをスタートして話題となっていますが、Sebastian氏の分析はこれに関連したもの。パブリッシャーが中古とどう折り合いを付けるかは日本のゲーム界でもテーマの一つとなっていますが、2400億円規模とは驚くべき数字といえそうです。
(記事タイトルに誤記がありました。お詫びして訂正致します)
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