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【GDC 2009】ゲーム開発をアウトソースする際のポイント

ゲームビジネス その他

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ゲーム開発において、一部の業務を外部にアウトソース(外注)することはもはや珍しいことではなくなりましたが、今回のGDCにおいてもアウトソーシングは重要なトピックで、「ゲームアウトソーシングサミット」が2日目に実施されました。専門分野に特化した人材供給を行っているBabel MediaのBen Wibberley氏は「The Aggregation of Minute Differences Creating Excellence in Outsourcing」として、開発をアウトソースする際のポイントについて説明を行いました。

まずWibberley氏はアウトソースする先の企業(ベンダー)を選ぶ際の選定基準について述べました。ここで挙げられたのは、

・Quarity (クオリティ)
・Security (セキュリティ)
・Cost (コスト)
・Process (プロセス)
・Experience (経験)

ゲーム開発をアウトソースするに当たって、仕事の質が重要なのは当然ですが、機密情報をきちんと保持できるのかということや、もちろんコストの面も重要です。またWibberley氏は、開発チームの一部となることが重要で、どのようなプロセスで仕事を行うことができるのか、過去にどのような経験を積んだチームなのか、という点も検討事項になると述べました。

続いて実際に選定する際に考えられるプロセスがいくつか紹介されました。

・RFI (情報提供依頼書)
・RFP (提案依頼書)
・Shortlist (ショートリスト)
・Pilot Test (パイロットテスト)
・Audit (監査)
・Pre-Production (プリプロダクション)
・SLA'S (サービス・レベル契約)

RFIやRFPは特に行政機関における調達などで利用されているもので、要求事項を開示し、それに対して各企業が回答を行うというものです。アウトソース先の選定には、こういった情報提供レベルのものから、パイロットテストやプリプロダクションのような実際の作業を伴うものまで様々に考えられます。動くものに近付けば近付くほど確実性は増しますが、一方でコストはかさみますし、それだけ多くの物を開示するというセキュリティ面でのリスクも考えられ、どこまでやるかは難しい判断になります。

これらを乗り越え、実際に作業をする段階では、「何を、何時までに」という管理を徹底することや、、更には、ゲームは進化が激しく技術的にも常に前進しているため、継続的なパートナーシップを続けることが重要で、アウトソース先を探すというのは継続的なプロセスであると指摘していました。そのためには定期的なミーティングを持つことが必要で、パートナーとの関係も同じままであるより状況に応じて変化させていくのが良いのではないかということでした。

講演はアウトソーシングにおける非常に基本的な内容でしたが、スタートとして参考になるものではないでしょうか。
《土本学》

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