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『BIOHAZARD 5』竹内プロデューサーが明かす苦労と自信のほど

ソニー PS3

『BIOHAZARD 5』竹内プロデューサーが明かす苦労と自信のほど
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4年ぶりのシリーズ最新作となった『BIOHAZARD 5』がいよいよ本日から発売となりました。発売日前日となった4日、西新宿にあるカプコン東京支店にて(そして編集部の斜向かい)、メディア各社の合同インタビューという形で本作の竹内潤プロデューサーにお話を伺うことができました。

「『4』で非常に高い評価を受けたことが大きなプレッシャーになって苦しい日々を送ってきましたが、いよいよ発売まで漕ぎ着けることができました」と竹内プロデューサーは挨拶。その分、完成したゲームには自信があると話してくれました。



以下、メディアとの一問一答。

■本作のコンセプトは?
「光と闇」です。アフリカを舞台に、今までCGが苦手にしてきた明るい表現、そしてそこから生まれる影の表現に挑戦しました。また、オンラインCo-Opを通じた「絆」というテーマです。この2つのテーマがストーリーにも、グラフィックにも散りばめられています。

■PS3やXbox360での苦労は?
両方のプラットフォーム共に、最初にPCで開発を進め、それを移植するという形を取りました。まだ日本では珍しい開発手法ではないでしょうか。カプコンで開発したMTフレームワークを使い、意外に苦労なく両対応ができました。もちろん両方で作るからといってレベルを下げても仕方ないので、PS3とXbox360の細かい性能まで使いきった作品に仕上げています。それもMTフレームワークあってのものだと思います。

■Co-Opという特徴を導入したのは?
『4』を超える何か、ということで浮かんだのがCo-Opです。といっても多くのオンラインゲームとは異なり、片方が死ぬとゲームオーバーという厳しいシステムです。それによってCo-Opの意味をよりよく表現できたと思いますし、「絆」というテーマにもなったと思います。一方で、二人の協力プレイを無理強いしないというのも今回気をつけた部分で、あまり作り手が指示するのはオンラインゲームでは違うのではないかという思いからです。作り手が遊び場を提供するので、プレイヤーの皆さんで遊び方を見つけて欲しいと思います。

■新規ユーザーと昔からのユーザーがいると思いますが、気をつけた部分は?
バイオハザードは長いシリーズで、前作『4』を遊んで熟練されたような方から、次世代機になって初めてプレイされる方まで色々だと思います。今回はCo-Opが特徴になっていますので、初心者の方を上級者の方がリードしてプレイするような遊び方をしてもらえると嬉しいですね。また、難易度設定も今までのシリーズよりきめ細かく設定されていますので、腕に合わせて楽しんでいただけると思います。

■体験版は結構難しかったのですが、そういう人にアドバイスがあれば・・・
いっぱい死んでください(笑)。バイオハザードで重要なのは敵との距離感です。死ぬことによるペナルティはないので、何度も死んで、距離感を掴み取ってください(笑)。

■操作方法について意識したことは?
バイオを作るときに一番意識するのは「バイオであること」です。『ロストプラネット』であればTPS、『ストリートファイターIV』であれば格闘ゲームであることを意識すると思いますが、バイオは少し違います。バイオはバイオファンがたくさんいるので、そういう人たちをまず満足させるにはどうしたらいいかを考えます。なので操作方法がどうというのは余り悩みませんでした。ただ、新しくプレイするユーザーが多いだろうという気持ちもあったので、バイオにしては珍しく色々な操作パターンを用意しています。

■海外市場を意識したりはしますか?
私は前作『ロストプラネット』に関わらせていただいて、そのときは海外市場を強く意識して作りました。でもバイオハザードはこれまでも海外でずっと支持されてきたシリーズです。それをまた海外だ海外だと変に意識すると逆におかしくなる気もしたので、どの市場を狙うというよりはより良いバイオとはどういうものかを考えて作りました。なのでそれが海外でどう受け止められるかは楽しみですね。

■表現とレーティングの天秤で大変だったことはありますか?
今回は余りなかったですね。ただ、各国ごとにレーティング制度は異なるので、そこで一部修正が入ったりはしました。今回意識したのは、「直接的な表現がなくても怖い表現はある」ということで、たとえ画面に表示されてなくても、「あ、首が飛んだな」と思わせる表現は実は直接的に見せるより怖かったりします(笑)。

■最後に期待しているユーザーの皆さんに一言を
今までのプレイヤーの皆さんは、クリスとウェスカーという因縁のある二人が何らかの結末を迎えるのではないかという点も楽しめますし、新しいプレイヤーの皆さんは「絆」という重いテーマを楽しめると思います。オンラインがなくても画面分割でCo-Opは楽しめますし、もちろん一人でも十分に楽しめる作品になっています。今回は「全方位スキなしバイオ」ができたと思います(笑)。みなさんの期待に応える自信はあります。ぜひ手にとって、次世代機の凄さを味わってください。

《土本学》

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