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米Scaleformとフォントワークスが提携―ゲーム開発向けフォントの利用で

ゲームビジネス その他

米Scaleform Corporationとフォントワークスは、Scaleformのユーザーに対してフォントワークスのベクターフォントの使用許諾を供与する共同市場戦略で合意したと発表しました。Scaleformは、ゲーム機やPC向けの高機能リッチメディアインターフェイス(UI)やベクターグラフィックス エンジンを実現する「Scaleform GFx」を提供しています。

レンダリングを行うことで、どのようなサイズにスケールしても視認性が失われないベクターフォントは次世代ゲーム機やハイエンドなPCでは必須のものですが、多くのフォントは使用に制限があり、自由にゲーム開発に利用できるわけではありませんでした。フォントワークスでも多くのアウトラインフォントを「LETSライセンス」として提供していましたが、ゲーム内ではビットマップに変換して使用するという制限があり、品質や必要となるディスク容量の面で懸念がありました。

今回のScaleformとフォントワークスの提携では、Scaleform GFxの採用ゲームタイトルで、LETSライセンスのフォントをベクターフォントに変換し、追加費用の負担なく利用できるようになります。Scaleform GFxを採用すれば独自の「EdgeAA技術」により、文字を美しく鮮やかに描画できると同時に、この提携により、プラスのコスト負担なしにフォントを利用できるようになります。

フォントワークスの松雪 文一社長は「私どもと、ゲーム ユーザーインターフェイス デザインをリードするScaleformとの今回の取り組みは、日本のゲーム開発者に新しい可能性を提供することができるでしょう。最善のソリューションと利便性をゲーム開発と販売を行われている日本のお客さまに提供することこそ、私どもの使命であり、喜びであります」とコメント。

ScaleformのBrendan Iribe CEOは「日本のゲーム業界で、フォントサプライヤーをリードされているフォントワークスと提携関係に入ることができ、非常に光栄です。この両社の提携は、お客さまの現在のニーズを満たすことはもちろん、日本のゲーム開発者とパブリッシャーのゲーム開発技術をさらに前進させるという高度な目標に対して、私ども両社が今後努力を重ねてゆくことをお約束するものです」としています。
《土本学》

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