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【Xbox 360 Media Briefing 2008】次世代機に期待とは言わせない、「新Xbox360体験」を披露

マイクロソフト Xbox360

【Xbox 360 Media Briefing 2008】次世代機に期待とは言わせない、「新Xbox360体験」を披露
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東京ゲームショウを来月に控えた9月1日、マイクロソフトは「Xbox360メディアブリーフィング2008」を開催し、世界初公開となる忍者アクションゲーム『NINJA BRADE』の発表や、60GBモデル版の発表を含む本体ラインアップの値下げなど、一連の年末商戦に向けた施策を発表しました。

国内でXbox360事業を推進する、同社執行役の泉水敬氏は、今回発表されたソフトラインアップの拡充と、今秋から全世界同時アップデートされるXbox Liveがもたらす「新Xbox360体験」、そして本体の値下げという3つの柱で、「4回目の年末商戦に向けて、Xbox360は新たに生まれ変わり、日本のゲームシーンをワクワクさせていきたい」と抱負を述べました。

このうち「新Xbox360体験」については、本年7月に開催された米E3メディアアンドビジネスサミットで発表済みで、本体の値下げは速報版で報じた通りです。そこで本稿では会場でデモされた新作タイトルの内容について、順不同でレポートしていきます。

「NINJA BRADE」が全世界に先駆けて公開

それでは、まず冒頭で軽く述べた『NINJA BRADE』(フロム・ソフトウェア)について紹介しましょう。その名の通り"ニンジャ"が主人公のアクションゲームで、「東京の街を舞台に、超高層ビル群をダイナミックに駆けめぐり、迫り来るモンスターをなぎ倒すシネマティックアクション」とのことです。



特徴の一つが豪華な開発陣です。主人公のキャラクターデザインはカプコンで『ロストプラネット』シリーズのデザイナーを務めた中岡恵司氏、サウンド制作は『メタルギアソリッド』シリーズに楽曲を提供しているジェム・インパクトの日比野則彦氏、アニメーション演出はプロダクション・アイジーの川崎逸朗氏が務めるなど、蒼々たるメンバーが名を連ねています。

プロデューサーの竹内将典氏によると、渋谷ならルミネや109など、現実の東京のランドマークがゲーム中でも登場し、その中でXbox360ならではの高品質な映像による、ムービー部分とアクション部分がシームレスに融合した、ダイナミックな「シネマティックアクション」が楽しめるとのことです。会場でもヘリコプターからダイビングした主人公が、降下ムービーから引き続いてビルに侵入し、アクションシーンに移行する様子がデモされました。2009年初頭発売予定ですが、東京ゲームショウでプレイアブルデモが出展されるとのことで、ぜひプレイして欲しいとアピールしていました。

続いて同じく初お披露目となったのが、バンダイナムコゲームスとコーエーという異色のコラボで話題を集めた『ガンダム無双』の続編「2」です。バンダイナムコゲームスの後藤能孝プロデューサーと、コーエーの鯉沼久史プロデューサーは、一番のセールスポイントとして「無双シリーズ初の超大型敵キャラクター、つまりモビルアーマーがボスキャラクターとして登場」する点と述べ、実機映像によるデモムービーで「ニューガンダムvsビグザム戦」「フリーダムガンダムvsサイコガンダム戦」を紹介。こうした「夢の対決」が実現できるのも本作ならではの魅力だと述べました。



登場モビルスーツは前作に加えて、「ガンダムSEEDディスティニー」の機体など、ユーザーからの要望の高かった機種が、ほぼ全て登場するとのことです。またストーリーモードでは「逆襲のシャア」シナリオが収録されるほか、オリジナルシナリオも複数、収録されるとのこと。ノーマルマップやリフレクションなど、次世代機ならではの映像技術に加えて、敵MSのアクションも向上しており、質量共にボリュームアップしているとアピールしました。発売時期は12月を予定とのことです。

E3で発表されたタイトルについても、実機デモプレイなどを含めて、新しい情報が公開されました。まず『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の開発チームによる大作RPG『FALLOUT3』です。本作を日本でパブリッシュするゼニマックス・アジアの高橋徹ゼネラルマネージャーは、発売日を12月4日に決定したと述べ、E3で発表されたダウンロードコンテンツについても、国内販売すると告知しました。

『FALLOUT3』は核戦争で廃墟となった米ワシントンDCを舞台に、生き残った一握りの人々による冒険という設定のRPGです。1950年代に米中による全面核戦争が勃発し、それから100年後の世界という設置で、50年代のアメリカ人がイメージした核戦争後の世界観となっています。『オブリビオン』と同じく、一人称視点ベースのアクションRPGで、FPS風に銃器での攻撃が可能です。さらにユーザーからの要望に応えて、三人称視点でもプレイ可能であると発表されました。

『オブリビオン』と同じく非常に自由度が高い点が特徴で、メインシナリオだけでも100時間以上プレイ可能です。資源が枯渇しており、主人公は廃墟をうろつきながら、アイテムを収集して活用していきます。無駄に攻撃していると、弾切れを起こす危険性もあり、攻撃以外にさまざまな選択が可能だそうです。高橋氏はデモプレイで、ステルスアイテムでプレイヤーキャラクターを半透明にしてから敵に近づき、ポケットの中に手榴弾を滑り込ませて爆死させる、などのテクニックを披露。「シューティングではなくRPGで、無理に戦闘しなくても良い」と自由度の高さをアピールしていました。

カプコン稲船氏が世界戦略を語る

そして今回、「最恵国待遇」で迎えられたのがカプコンです。泉水氏はXbox360を、日本では苦戦しているが、世界市場では2000万台を出荷しており、1200万人のXbox Liveユーザーがいるとアピール。日本のゲームを世界に紹介するには最適のプラットフォームと述べ、カプコンについて早くからXbox360で世界市場に挑戦し、大きな成功を収めてきたと紹介しました。そして同社でゲーム開発を統括する稲船敬二氏が登壇すると、がっちり握手して緊密ぶりを示しました。

最初に稲船氏は『ストリートファイター2』や『バイオハザード』など、カプコンは昔から世界市場で大きな成功を収めてきたが、これらはクリエイター主導で作られてきたタイトルで、好不調の波があるし、海外を狙っても苦戦することも多かったと振り返りました。その上で会社として明確に海外市場を狙った初めてのタイトルが『デッドライジング』と『ロストプラネット』だったが、社内で理解を得るまでが大変だったと振り返りました。それでも、これから企業としてグローバル市場で勝ち抜くためには、個々のクリエイターが明確に、世界市場で海外メーカーと勝負していく心構えを持つことが重要だとコメント。カプコンとしても「?海外ゲームの日本展開」「?海外で評価の高い旧作のリメイク」「?世界市場を見越した新作タイトル」の3つの方策で進む姿勢を示しました。

具体的なタイトルについて、?ではシリーズ7000万本出荷を記録している大ヒット・クライムアクション『グランドセフトオート4』日本語版、?では国内では『ヒトラーの復活』として知られるファミコンソフト『BIONIC COMMANDO』の新作プレイ映像を紹介しました。ファミコン版はワイヤーアクションの横スクロールゲームでしたが、新作『BIONIC COMMANDO』はXbox360の性能を生かした、一人称視点の3Dワイヤーアクション・シューティングになる模様です。そして?では、人気格闘ゲームの最新作で墨絵風のCGが美しい『ストリートファイターIV』と、シリーズで初めてオンラインでのCO-OP(協力プレイ)モードが取り入れられた『バイオハザード5』が紹介されました。

このうち『ストIV』については「世界に通用する国産タイトルが減っている中で、あえて墨絵風CGという日本ならではの映像表現を用いることで、まだまだ日本は世界に通用することを示したい」とコメントしました。またハリウッドで映画化も進行しており、映画版の公開にあわせてリリースするとしました。『バイオハザード5』については、竹内潤プロデューサーの紹介のもと、川田将央プロデューサーと安保康弘ディレクターがデモプレイを披露し、実機映像によるプレイ画面であることが強調されました。



4回目にして「台風の目」となるか?

このほか泉水氏からは、発売が9/11に迫ったXbox360専用タイトル『インフィニット アンディスカバリー』をはじめ、全世界でXbox360版が先行発売となる『ラストレムナント』『スターオーシャン4 THE LAST HOPE』のスクウェア・エニックスによる3タイトル。さらにはマイクロソフトからも『フェイブル2』『MASS EFFECT』『The Elder Scrolls IV: シヴァリング・アイルズ』といった大作RPG群の発売について紹介がありました。

またUBIソフトからは、現代空戦アクション『H.A.W.X』、人気FPS『FARCRY2』がそれぞれ今冬/年内発売。共にマルチタイトルながらXbox360版が先行となります。EAからはE3で人気を集めたアクション『ミラーズエッジ』、コナミデジタルエンタテインメントからは横スクロールシューティング『オトメディウス ゴージャス』、そしてサッカーゲームの王道『ワールドサッカーウイニングイレブン2009シリーズ』が冬発売と紹介されました。このほかマイクロソフトから『あつまれ!ピニャータ2 ガーデンの大ぴんち』、また発売日未定ながら「HALO」の世界観によるリアルタイムストラテジー『HELO WARS』の発売告知がありました。

このように、昨年は『ロストオデッセイ』『HALO3』の2作を前面に押し出していた印象がありましたが、今年はスクウェア・エニックスのRPG群を筆頭に、粒の揃ったタイトルが揃えられました。これに加えて、Xbox Liveのアップデートによる「新Xbox360体験」、そして本体値下げと、切れるカードはすべて切ってきた形です。冒頭で泉水氏は「『テイルズ オブ ヴェスペリア』で一時期、本体が品薄となってご迷惑をおかけしました。今後はこういった事がないように、メーカーとしての対応をしっかりしていきたい」と謝罪しましたが、この裏には強い自信が隠されていたようにも感じられました。

最後に泉水氏は「一部のアナリストの方々は、Xboxに期待するのは、もう次世代機だと言われていますが、そんなことはありません」と自虐ネタを出しながら、年末商戦に向けて日本のゲーム市場を盛り上げていく姿勢を示しました。はたして日本市場そして日本のゲーム業界で「台風の目」となれるか、大いに注目したいとことです。
《小野憲史》

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