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九州でゲームセンター運営のアリサカ、会社更生法を適用、粉飾も

ゲームビジネス その他

九州を中心に、ゲームセンターやボウリング場、スーパー銭湯、バッティングセンターなどのアミューズメント施設を運営する、アリサカ(JASDAQ上場)は、有利子負債やリース残高の増加から財務改善を進めることが困難になったとして、会社更生法を申請し、再建手続きに入ることを決議したと発表しました。

アミューズメント施設運営においては出店や機械投資に多額の資金が必要で、資金調達が必須になりますが、そのためには順調に売上や利益が増加する必要があります。アリサカでは、財務改善のために積極的に出店を重ねたものの、費用に見合う収益を確保することができなかったとしています。負債総額は135億3207万円、直近の平成19年3月期の業績は、売上高99億1400万円、営業利益6億9400万円、経常利益4億4000万円でした。

またアリサカは、太陽ASG監査法人より、過去数年間に渡っての棚卸資産の過大計上や店舗改装費の架空計上を指摘されており、適切な会計処理がされた場合、債務超過になる可能性があるとも公表しています。粉飾は継続的に行われていて、事実関係について現在調査中としています。これに伴い、平成20年3月期業績も5月30日までには確定できない旨を明らかにしています。

JASDAQ証券取引所は、過去の開示に虚偽記載があったこと、及び会社更生法の適用を受け、27日から監理ポストに、28日から整理ポストに割り当て、6月28日をもって上場廃止すると発表しています。
《土本学》

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