まず、「Season6〜緑の聖域〜」アップデートですが、開発元の台湾では1月に導入されたもので、2つのPvPシステム、メインクエストを含めて50のクエスト群、8つのフィールドマップ、2つのインスタンスダンジョン、より強力なモンスター、より強力なアイテムと機甲、レベルキャップの上昇(100→120)などが実装されます。
とはいえ上位プレイヤーだけに向けたアップデートというわけではなく、新しいPvPでは初めて間もないプレイヤーでも活躍する場があり、幅広いユーザーに楽しめるものになっているようです。
■新しいフィールドは高レベルプレイヤー向け、「月隠れの沼」からどうぞ
新しい密林エリアは、「月隠れの沼」から訪れることができます。
前回のアップデートは「海」がテーマでしたが、今回は熱帯雨林系の「密林」がテーマのアップデートとなっています。8種類のフィールドマップには、レベル65〜75のモンスターから、場所によってはレベル110〜120とかなり強いモンスターが登場します。しかもこれら強力なモンスターが基本的にアクティブ(プレイヤーキャラクタを見つけると積極的に攻撃してくる)タイプということで、非常に危険なエリアとなっています。20〜30レベル「月隠れの沼」からつながっているので、まだあまり育ててないプレイヤーさんは、ついうっかり進入しないように気をつけてくださいね。
新エリアのマップ名とインスタンスダンジョン名は以下の通り。
フィールドマップ:
風林の谷 隠遁洞
滝の野営地(一部町の機能あり)
ガヤガヤの森 グルグル流域
半獣人村 ジメジメ雨林 巨木の回廊
インスタンスダンジョン:
無限の塔
天空聖域(後日解放)
追加されるアイテムや機甲も、背中アイテムの「かたつむり」や、トロピカルフルーツな機甲や牛(意外に高性能!)など、いつものとおりAngel Love Onlineらしく非常にかわいらしいものが多くなっています。レシピもさらに高レベルなものが追加されましたので、生産職の人はさらにチャレンジしがいが増えたのではないでしょうか。
■新しいPvPは美味しさもすごい
「Season6〜緑の聖域〜」で新しく導入されるPvP(対人戦)システムは、「コロシアム」と「聖域戦場」の2種類。
「コロシアム」は個人戦を主眼とする対戦を楽しむシステムで、10人勝ち上がりのバトルロイヤルトーナメントとなっています。勝者(長く生き残ったプレイヤー)には高レベルオプションが付加されたレア武器という凶悪な報酬が用意されています。とはいえこの賞品の武器は6日ちょっと(次回コロシアム開催前のメンテナンスまで)の有効期限付きとなっています。このため、賞品の高レベル武器を使ってコロシアムを毎回勝ちまくるなんてことはできないのですが、高レベル向け狩り場のほか、エンブレムウォーや聖域戦場といった他のPvPで活躍できます。
コロシアムはレベル帯ごとに週に1回開催され、レベル60以上のキャラクタが参加可能で、参加者はレベル帯ごとにマッチングされます。出場費用が必要で、レベル帯ごとにそれぞれ以下のAMを支払うことになります。
レベル60〜69:1,000,000AM
レベル70〜79:2,500,000AM
レベル80〜89:5,000,000AM
レベル90〜:10,000,000AM
また「聖域戦場」は最大500人が参加可能なチーム戦です。参加するプレイヤーは2つの陣営に分かれ、それぞれ相手陣営内に出現する「クリスタル」を奪って自陣に持ち帰り、20個を先に奪った方の勝ちというものです。FPSにあるCTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)戦のような感じですね。
生産職が重要なポイントになるのがこの「聖域戦場」のおもしろいところ。クリスタルの出現ポイントのまわりにある「城門」を作ったり、倒されたキャラクタの再出現位置をより有利にしていく「天使の彫像」を作ったりすることで、陣営をより有利にしていくことができます。
「聖域戦場」の報酬は経験値で、勝っても負けても多くの経験値が手に入りますが、もちろん勝った陣営にいて貢献の大きいプレイヤーにより多くの経験値が付与されます。勝った陣営にいても貢献が0ポイントのプレイヤーには、負けた陣営のキャラクタと同じ経験値しか付与されません。ただそこにいるだけでなく、勝利に貢献しないといけない仕組みになっているわけです。聖域戦場は、週に2回、1時間の開催となっています。参加には、エンジェルモールアイテムの「戦場ルーンストーン」が必要です。
■PS3は開発順調
PS3で初の「アイテム課金・基本無料」のオンラインゲームということで、課金周りも新しいチャレンジが多く、さらに、当初PLAYSTATION3の開発環境を台湾に輸出するのに手間取ったりと、いろいろな苦労のもとに制作進行中の「PS3版Angel Love Online」、続報を待ちたいですね。
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