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都竹茂樹・高知大医学部准教授がWii『ファミリートレーナー』を体験

任天堂 Wii

都竹茂樹・高知大医学部准教授がWii『ファミリートレーナー』を体験
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メタボリック症候群など、健康的な食事や継続的な運動が大きくクローズアップされています。そんな中、5月29日にバンダイナムコゲームスから発売される『ファミリートレーナー』は、同梱されるマットを使い、実際に体を動かしてアスレチック感覚で体験できるゲームです。

今回、自らの手で理想とするカラダを作り上げる「ボディデザイン」研究に取り組んでいる都竹茂樹・高知大医学部准教授が本作をプレイ、コメントを寄せています。

運動が大切、それはわかっているけれど…

2006年に厚生労働省が実施した国民健康・栄養調査によると、成人の糖尿病患者と予備軍の総人数は約1870万人(成人5.6人に1人)に上ることが明らかになりました。しかも、運動や食事(健康づくり)の啓発を大々的に実施しているにも関わらず、調査を始めた1997年以降、増加の一途にあるのです。

多くの国民は『運動をすることが大切』というのは知っています。しかし、知ってはいても現実は、運動を始めない、始められないんですね。特に、普段運動習慣のない人たちが運動を始め、継続(習慣化)するためには、1日に1万歩を歩く(100分かかります)とか、毎日ジムに通うといった敷居の高い課題は、全く現実的ではありません。

具体的には10分くらいで終わる筋トレ(スクワット、腹筋、腕立てふせなど)が取り組みやすく、敷居も低いと言えますが、なかには単調に感じて『継続』出来ない人も出てくるでしょう。

そんな現実に直面している時に、試遊の機会を得たのがWii用のアスレチックアクションゲーム「ファミリートレーナー」です。専用マットコントローラの上で、Wiiリモコンを手に文字通り飛んだり跳ねたり走ったり。

私は普段ゲームをしないのですが、夢中になってプレイしているうちにミニゲームタイプの全アトラクションに挑戦し、気がつけば汗だく。とにかく楽しいので、運動習慣のない人が運動を始めるきっかけを作るには、とても良いソフトだと感じました。

写真はイメージです。安全にプレイする為に、くつ下を脱ぎ、素足での使用をお願いします。


医学部の研究室でも試遊

そこで、私の大学の研究室の2年生男女計4人にもプレイさせてみました。以下のコメントからは、全員が文句なしに楽しんでいる様子がわかります。

「どのアトラクションも楽しんで体を動かせるようになっているし、友達とやっても、それぞれにお気に入りのゲームがありました。シンプルなゲームにハマるように、体を動かすための複雑すぎるものはなく、それが逆に熱となりました。例えば、ただ跳ぶだけの競技なのに、できないと悔しくなる(笑)」(26歳・男性)

「名人、トレーナー、アマチュアなどのランク分けがあり、クリアしてもっと高得点を出してやろうという気にさせてくれます。思わず『よっしゃ!』『イヤッ、イヤッ!』『怖っ』などと声が出てしまうんですよ。アトラクションも『シーソーファイト』のように、体力だけでなく集中力で楽しめる種目がある点は◎です」(20歳・女性)

「レベルが上がると『トロッコアドベンチャー』のように、シューティングしながら進まなければならないなど、プレイの変化に面白い工夫がされています。疲れてきた時は、シューティングを友達に任せて、自分はトロッコの操作に専念という風に、クリアのために協力してプレイできるのは、楽しさを1割増しにしていると思います」(19歳・女性)



みんなで遊んでモチベーションアップ

さて、運動を始めるきっかけとしてのアドバンテージをこのソフトで見てきた訳ですが、『継続』という部分ではどうでしょう。

このソフトは、健康のためとか、運動不足解消のためとかをあまり考えず、純粋にゲームを楽しむことが、結果的に体を動かすことにつながります。

夫婦や親子で一緒にプレイできるシステムなので、休日などに定期的に『みんなで遊ぶ』ことが、自然に家族全員の運動継続を実現することも期待できます。小さなお子さんを持たれている主婦の方などは、定期的にジムに出かけることも難しいでしょうから、このソフトは重宝するかもしれません。

一方、子供たちについても、現在“小児メタボ”が急増している現状から、家族みんなでプレイすることの意義は大きいと思われます。
「運動不足解消トレーニング」モードは、自分のその日の気分や状況に合わせて様々なアトラクションを組み合わせてプレイできます。

全部で10種類ありますが、中には運動量がかなり激しい種類もあるので、マイペースでプレイしたい人には「1日5分の簡単トレーニング」や「食後のゆっくりトレーニング」が良いかもしれません。

最長10分間、グラフィックの景色を眺めながら外に出かけたような感覚でジョギングできる「マラソントレーニング」も目を引きました。ウイークデーに10分でかまいませんから、夫婦や親子でプレイする習慣ができれば、週末には家族みんなで外へ散歩へ。こんな風に運動が日常化し、定着していくことが望まれますが、「ファミリートレーナー」はその流れを現実のものとする可能性を秘めています。

健康づくりの現場で、切実に求められているのは、敷居が低く、楽しい要素に満ち、運動を始めるきっかけになり、しかも継続できるツールなのですから。
 
都竹茂樹(つづく・しげき)
高知大学医学部(公衆衛生学)准教授。医師、医学博士、公衆衛生学修士。1966年米国に生まれ、高知医科大学医学部卒業、名古屋大学大学院医学研究科修了、ハーバード公衆衛生大学院修了。日本体育協会公認スポーツドクター、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医20代の頃はスポーツドクターとしてトップアスリートを対象に「勝つ」ためのコンディショニングに従事。30代で自分自身の肥満改善に取り組み、「ボディデザイン」の手法を編み出す。40代に入って高知大学で後進の育成を進めると共に、世界を股にかけて「ボディデザイン」の普及、サポートにあたっている。
《土本学》

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