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声から人の感情を認識、「感性制御技術ST」で生まれる『夢ねこDS』

日本SGIと傘下のAGIは、「感性制御技術ST for ニンテンドーDS」がセガから4月24日に発売となる『夢ねこDS』に採用されたと発表しました。これは両社が次世代インターフェイスとして開発している「感性ユーザインタフェース(Sensibility User Interface=SUI)」のコアエンジンで、人間の声から「喜び」、「怒り」、「哀しみ」、「平常」、「興奮」、「笑い」といった表情を認識します。

任天堂 DS
日本SGIと傘下のAGIは、「感性制御技術ST for ニンテンドーDS」がセガから4月24日に発売となる『夢ねこDS』に採用されたと発表しました。これは両社が次世代インターフェイスとして開発している「感性ユーザインタフェース(Sensibility User Interface=SUI)」のコアエンジンで、人間の声から「喜び」、「怒り」、「哀しみ」、「平常」、「興奮」、「笑い」といった表情を認識します。

『夢ねこDS』はねこに呼びかけたり、タッチペンで撫でたりしてコミュニケーションをするゲームで、セガトイズから発売され57万個が売れた癒しペット玩具「夢ねこ」をベースにしています。STを搭載することで、プレイヤーの声から感情を読み取り、それに合わせて、ねこが反応してくれます。寂しい気持ちの時に話しかけると、そっと甘えるような仕草をしたり、イライラしている時には近づいてこないなど、より本物のねこに近い感情を持った生き物として接することができるようになりました。

STはコールセンターなどで電話相手の気持ちを察知するためなどに利用されていますが、2007年夏にセガから発売された『ココロスキャン』に続くDSでの採用で、エンターテイメント分野での広がりも期待されます。両社では今後も、人間の心を定量評価しそれに基づいてメンタルヘルスケアを行うなど、今後は精神医療分野に向けた展開も図っていくとしています。

《土本学》
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