人生にゲームをプラスするメディア

NESTAGE、ジェイオーグループホールディングスの完全子会社へ

ゲーム販売店の明響社やアクトを傘下に持つNESTAGEは、経営不振から2007年9月期に純資産が1億円強にまで減少し、「継続企業の前提に重要な疑義」が生じる事態になっていることから、財務体質の抜本的な改善を図るため、筆頭株主のジェイオーグループホールディングスを対象とするデット・エクイティ・スワップ、及び株式交換を通じて同社の完全子会社になるスキームを発表しました。

ゲームビジネス その他
ゲーム販売店の明響社やアクトを傘下に持つNESTAGEは、経営不振から2007年9月期に純資産が1億円強にまで減少し、「継続企業の前提に重要な疑義」が生じる事態になっていることから、財務体質の抜本的な改善を図るため、筆頭株主のジェイオーグループホールディングスを対象とするデット・エクイティ・スワップ、及び株式交換を通じて同社の完全子会社になるスキームを発表しました。

デット・エクイティ・スワップではNESTAGEがジェイオーグループホールディングスから借り入れている約10億1000万円を対象とし、これに新規株式2300万株余りを発行し割り当てます(現在の発行済み株式数の85.5%に当たる)。これによりジェイオーはNESTAGEの63.99%の株式を保有することになります。

更に、7月1日に株式交換を実施し、残りの株主が保有するNESTAGE株1株に対してジェイオー株0.032株を割当交付し、NESTAGEを完全子会社化します。

NESTAGEは6月25日で上場廃止になる予定です。

これにより財務基盤を強化した上で、ジェイオーグループホールディングスという親会社の下、これまでよりも迅速かつ抜本的な改革を進めていくことができるとしています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【DiGRA2007】『ゼビウス』遠藤雅伸氏と『ドシン』飯田和敏氏が日本のゲーム業界について大激論

    【DiGRA2007】『ゼビウス』遠藤雅伸氏と『ドシン』飯田和敏氏が日本のゲーム業界について大激論

  2. 『逆転裁判』は如何にして産まれたのか、江城元秀氏と巧舟氏が語る――『逆転裁判』特別法廷セミナーレポート・前編

    『逆転裁判』は如何にして産まれたのか、江城元秀氏と巧舟氏が語る――『逆転裁判』特別法廷セミナーレポート・前編

  3. ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴

    ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴

  4. 時限更新型RPGの魅力をあなたに ― 『エルダーサイン』インサイド限定アイテムで序盤を完全攻略

  5. 吉本興業が手掛けるe-Sportsチームとリーグの運営とは?「吉本興業e-Sportsセミナー」レポート

  6. 海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

  7. あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

アクセスランキングをもっと見る