「『ギターヒーローIII』や『コール・オブ・デューティ4』など私達は内部スタジオ、外部スタジオ開発タイトルを問わず消費者から高い支持を受けています。私達は残りの期間もリーダーシップの地位を確保し、まい進していきます。シェアだけでなく、利益成長の面でも歴史上最高の一年である事は間違いありません」とアクティビジョンのロバート・コティック会長兼CEOは述べています。
アクティビジョンは近年好調で、EAやユービーアイソフトとナンバーワンの地位を争ってきました。定番タイトルを多く抱えるEAの優勢が続きましたが、今年は遂にアクティビジョンがトップを取るかもしれません。
アクティビジョンはフランスの複合企業ビベンディグループのゲーム部門と統合し、「アクティビジョン・ブリザード」となることが発表されています。
対するEAはユービーアイソフトの株式の2割を保有する大株主で、何らかの提携策を探る可能性もあります。ただ、取得時にはユービーアイ側から反発があり、『アサシン・クリード』の大ヒットで株価も上昇しており、買収まで至るのは困難だという見方もあります。いずれにせよ、来年以降の競争はますます激しくなりそうで、その過程でユーザーにとって良いゲームが登場することを期待したいですね。
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