ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、MMORPG『Dodeca Online(ドデカオンライン)〜隠されし王者の証〜』の日本サービスを開始すると発表しました。このゲームは、海外では『d.o.Online』として2002年から開発が進められているタイトル。レベルアップの速さと対人戦が特徴で、基本無料+アイテム課金でのサービスとなります。
ガンホーはオープンβテスト(正式サービス開始前に、誰でも参加できるテストプレイ)が延期となった『ラグナロクオンライン2』、2005年の発表から約2年となる『北斗の拳ONLINE』『グランディアオンライン』など新作が波乱含みなだけに、『Dodeca Online』にはスムーズな立ち上がりを期待したいところ。対人系コンテンツは多くのプレイヤーを必要とするだけに、どのようにプレイヤーを集めるのか、その手腕が注目されます。
スクウェア・エニックスは、MMORPG『FINAL FANTASY XI』において、「スペシャルタスクチーム」の活動報告を行いました。
2006年に設立された「スペシャルタスクチーム」はRMT(リアルマネートレード。ゲーム内のアイテムやお金を、現実のお金すなわち円で買う行為)の為にゲームを行う業者をプレイヤーではなく「ハンター」と定義。継続的な調査と取り締まりにより、約87,000以上のRMT関連アカウントへ対処し1,100億以上のギルを凍結。ボスの独占においては約9割の業者を撤退させたと発表しています。
PS2とPCが混在し、各国のプレイヤーが同じサーバーに接続するという混成環境で成果を上げているというのは、今後のRMT対策にとって明るいニュースなのではないでしょうか。
同じようにゲームをプレイしているとはいえ、業者は「ハンター(狩人)」であり「プレイヤー(遊ぶ人)」とは「別の存在」であると定義したこともポイントです。一見するとハンターもプレイヤーも同じように遊んでいる人であり、アカウント数などの数字に直されてしまえば「同一の存在」だったことがプレイヤーのいらだちを募らせていた部分も大きかったのではないでしょうか。
ボスの独占に関しては約9割の業者を撤退させはしたものの、これからはもっと小さなレベルでの戦いが続くことは活動報告にも言及されている通り。しかしながら1年時間をかけた活動実績は、プレイヤーとの関係において大きな財産となるのではなりそうです。
果たして他のゲームにおいて第二第三の「スペシャルタスクチーム」が生まれるか否か、今後の動きには要注目といえるでしょう。
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