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マイクロソフト、「Xbox360 Briefing 2007」で年末商戦の重点ゲームソフトを紹介

マイクロソフトは12日、「Xbox360 Briefing 2007」を開催し、年末商戦における重点ゲームソフトについて紹介した。

マイクロソフト Xbox360
マイクロソフト、「Xbox360 Briefing 2007」で年末商戦の重点ゲームソフトを紹介
  • マイクロソフト、「Xbox360 Briefing 2007」で年末商戦の重点ゲームソフトを紹介
  • (c)2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Developed by Bizarre Creations Limited. (c)Bizarre Creations Limited 2007. All rights reserved.
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マイクロソフトは12日、「Xbox360 Briefing 2007」を開催し、年末商戦における重点ゲームソフトについて紹介した。

まず壇上に上がったのはミストウォーカーの坂口博信氏。坂口氏は自身が製作・総指揮を務め、1ヶ月後にマスターアップが迫った最新の「ロストオデッセイ」開発版を用いて実機プレイデモを行い、ゲームの概要を紹介した。また発売日と価格についても、それぞれ12月6日、7140円(税込)と発表された。

同作はキャラクターデザインに漫画家の井上雄彦氏、シナリオ協力に直木賞作家の重松清氏、音楽に「FF」シリーズなどで有名な植松伸夫氏を起用するなど、豪華な制作陣が話題の硬派なRPG。ゲームシステムは3Dフィールド型のターンバトル形式で、戦闘時にアナログスティックを活用するなど、独自の工夫が凝らされている。

残念ながら東京ゲームショウでは映像出展のみとなるが、11月に改めて発表会を予定しており、そこでは製品版を用いて体験プレイができるとした。発表会は二部構成となっており、一部では重松氏や声優陣が出演するトークショー、二部は植松氏によるオーケストラの演奏会が行われる。

テクモの板垣伴信氏は、新作アクションゲーム「NINJA GAIDEN 2」を実機プレイデモで紹介した。本作はXbox360専用のタイトルで、これが全世界で初めての公開となる。発売日は2008年を予定している。

同作はXboxで2004年に「究極のアクションゲーム」として発売され、高い評価を得た「NINJA GAIDEN」シリーズの最新作。板垣氏は「Xbox360のロンチの時に発売した「DEAD OR ALIVE 4」が、いまだに最高の格闘ゲームであるのと同様に、アクションゲームのNo.1であることをめざして開発している、私たちの勝負の作品」であると説明。開発にかける意気込みを語った。

スクウェア・エニックスは、Xbox360専用の新作RPG「インフィニットアンディスカバリー」を、開発を担当するトライエースおよびマイクロソフトとの共同プロジェクトとして発売すると発表した。発売は未定だが、そう遠くない時期としている。また同社エグゼクティブプロデューサーの河津秋敏氏は、新作RPG「ラストレムナント」の実機映像によるトレーラーを公開した。

トライエースで「インフィニットアンディスカバリー」ディレクターを務める小川氏は、本作の概要を「ディスカバリー&インパクト(発見と衝撃)」というキーワードで紹介。その上で「シチュエーションバトル」という概念を提示した。これはゲーム全体が常にリアルタイムで進行していくことで、同じフィールドでも様々な変化や対応が必要になるというものだ。巨大なオーガが出現し、敵味方関係なくなぎ倒していったり、砲火の中をとにかく駆け抜ける、などのシチュエーションが考えられているという。

河津氏は「MSさんのカンファレンスで、こういう場所に立つことになるとは想像していなかったんですが、20年この業界にいまして、ゲーム業界が刻々と変わっていっているんだなと、今この瞬間も大きく変わりつつあるんだなと感じています」と前置きし、「ラストレムナント」の紹介を行った。本作は5月のスクウェア・エニックスパーティで発表されたもので、ゲームエンジンにアンリアルエンジン3.0を採用しており、日米同時発売が予定されている。また今回公開した映像は、ゲーム画面・イベント画面ともにムービーではなく、リアルタイムの映像であるとした。

このほか、11月1日に発売が予定されている「ACE COMBAT 6 解放への戦火」(バンダイナムコゲームス)や、「真・三國無双5」(コーエー)、「デビル メイ クライ 4」(カプコン)のトレーラーなどが公開された。

Xbox LIVE アーケードについては、新たに「Rez HD(仮)」をはじめ、「斑鳩 IKARUGA」「Every Extend Extra Extreme」「トリガーハート エグゼリカ」「EXIT」「OMEGA FIVE」の6タイトルの配信を発表した。また「Xbox Live」ユーザーは全世界で700万人を超えており、「アイドルマスター」のXbox LIVEマーケットプレースにおけるアイテムダウンロード数が、国内のみの発売であるにもかかわらず、世界第3位になっているなど、新しいビジネスモデルを開拓しているとした。

周辺機器については、新たに「Xbox 360 ワイヤレスコントローラー」のブラックバージョンを10月11日に、ブルー・ピンクバージョンを11月1日に発売する。またXbox 360 のコントローラーに装着し、Windows Live メッセンジャーによるチャットができる「Xbox 360 メッセンジャー キット」の発売も発表された。これにはヘッドセットも同梱される。発売日と価格は未定だ。

このほかPCタイトルとして、マイクロソフトが提唱する「Games for Windows」向けに「エイジ オブ エンパイアIII:アジアの覇王」「Flight Simulator X フライト シミュレータ X : 栄光の翼」「あつまれ!ピニャータ for Windows Vista」「CRYSIS」「World in Conflict」の5作が発表された。このうち「CRYSIS」は11月29日発売予定で、オープン価格となっているが、他は2007年冬あるいは未定となっている。

マイクロソフト執行役ホーム&エンターテイメント事業本部長で、Xbox360の日本市場における責任者の泉水敬氏は、この他にも「Halo 3」や、ドライブゲーム「PGR4 - プロジェクト ゴッサム レーシング 4 -」、パーティゲーム「あつまれ!ピニャータ〜レッツ☆パーティー〜」などを紹介し、年末商戦に向けてXbox360で遊べるゲームソフトが、ダウンロードコンテンツも含めると、約250タイトルに上るとアピール。発売以後3回目の年末商戦を迎えて、質・量・幅ともに非常に充実していると述べ、「真っ向勝負」を挑むと宣言した。

今回発表されたタイトルの多くは、9月20日から開催される東京ゲームショウで、プレイアブルまたは映像出展が予定されている。
《小野憲史》
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