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【E3 2010】これが新型Xbox360、スリムで静かに

マイクロソフトは、一段とスリムになったXbox360を「E3 2010」のマイクロソフトプレスカンファレンスで発表しました。

マイクロソフト Xbox360
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マイクロソフトは、一段とスリムになったXbox360を「E3 2010」のマイクロソフトプレスカンファレンスで発表しました。

パッケージ正面に新要素を紹介するシールが張られているように、本体は1/4ほど小さくなり、重量も軽量化され、Wi-Fiが内蔵された、という3本柱のチェンジが特徴とされています。しかし、もっと深く掘り下げて比較すると微妙ではあるが確かに相応の違いが出ました。午前の発表から数時間後、プレス向けに新型Xbox360を紹介するラウンドテーブル・セッションがありましたので、直に触れてみた「新型Xbox360」の印象をお伝えします。



ショールームへ入ると、Xbox360がテーブルに1つずつリボン付きの黒い包装された箱がありました。早速あけてみれば、中身は新型Xbox360。プレゼントみたいでちょっと嬉しく感じる演出でした。



箱の柄や記載された写真は以前と違い、箱裏にはKinectや映画配信サービスNetflixが載り、ハードコアなイメージを薄めているようでした。また、表示は全てスペイン語でも書いてあり、マーケット拡大も意識しているようです。



本体自体は重量的に大きな違いはありませんが、手に持ってみてば旧型の「プラスチック感」が無く、ツヤがでていて、格段にクオリティが高いマシンになりました。また、以前あった丸みを押さえて角のあるデザインに変更したことが特徴的です。

このようなデザイン仕様でも機能性が無いわけではありません。冷却用ファンの数は2つから1つに減らされましたが、その分拡大され、本体を横向きにした場合には上部から熱が放出されます。そして、除熱プロセスをより効果的にするため、コンソールの周りはメッシュ状の通気孔になっており、周りから吸い取った空気で冷やしつつ外へ再び出す、というプロセスで動きます。

その一方、冷却用ファンの改善で最もクオリティ高まった部分は間違いなく本体が出す音でしょう。以前から不満の種だった冷却用ファン。ゲームの音が聞こえない、という酷い例まであります。しかし、待望の新型Xbox360をプレイしてみれば耳を本体にくっ付かなければ聞こえないほどの静かさでした。同様に、気がかりになるほどの旧型ACアダプタは従来のものより50%ほど軽量化し、全くオーバーヒートをしなくなったと言われています。



ほかの注目点には次のフィーチャーがあります。



・AVコードや電源の差込が以前よりがっちりしていて、取り外しも簡単になった



・内蔵の250GB HDDは独自仕様のフォーマットになっており、将来的に発売予定となっている新型アーケード機種には別売りで購入できる。



・コントローラにはグリップが付き、真ん中の浮き出たロゴが輝く銀色に変更されている。表面的な違いのみという説明を受けました。



・ディスクトレイへの出し入れがスムーズになり、ボタンを押すに至っても機械的な音を制限しました。また、ディスクを取り出す際や電源を付けるとには反応を示す音も鳴ります。



・USBの差込口が3つに制限されていた旧型に比べ、本体後ろ合わせて5つある。また、Kinectに電力を用の差込口がある(旧型はKinect用の別途電源が必要。)

・HDDとメモリカード以外のアクセサリが全て使えます。



マイクロソフトの担当者によれば、日本から出た苦情や指摘を取り入れた要素も多いらしく、特にACアダプタの大きさや本体の起動時の音などに注意を配ったと言っていました。日本では6月24日から発売となる新型Xbox360が日本人ゲーマーからどのような反応が得られるかが見所になりそうです。
《オーラ・カイ》
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